加西市には歴史的な景観を始めとして、古墳や戦争遺跡が残るなど色んな意味でも興味深い土地。国宝の一乗寺や文化財もあちこちにたくさん残されています。歴史巡りや自然と一体になったりと色んな楽しみ方で加西観光を楽しんでください。
昭和18年太平洋戦争が激しくなり、パイロットを養成の為に旧日本海軍の飛行場が建設されました。同時に姫路海軍航空隊が開設され、ここには多くの兵隊が在中したそうです。医療施設などもあった事から、かなり大規模であったことも伺えます。
防空壕もそのまま残されており、戦争の爪痕を直に見て感じる事ができる貴重なスポットです。
赤穂藩の重臣、奥野将監は「松の廊下」事件から、大石内蔵助と共に浅野家再興の為に尽力を尽くしましたが、叶うことがないと知った時には討ち入り隊から脱退し磯崎神社の社務所脇の山林に隠匿していたそうです。神社の馬場崎に屋敷の跡が残されているので、こちらもみて回ってください。
奉納相撲が行われた土俵がこちらには残されていて、当時はここで相撲が行われていたことが分ります。非常に広く大きな神社で、この周辺の農民が氏子となっていたようですね。征露・日露戦役記念の額のここには残されており、静かに手を合せたくなるそんな雰囲気が残っています。
西国三十三か所第二十六番札所の天台宗の寺院で春、秋は紅葉の名所としても有名です。常行堂から登ると国宝である三重塔がそびえ立ち、美しい紅葉と三重塔を見に多くの観光客がやってきます。「聖徳太子及び天台高僧画像」も国宝として有名ですので是非!!
忠臣蔵で有名な浅野家の菩提寺になり、赤穂藩が旧加西郡大和村に灌漑用のダム建設着手した時には、城代家老である大石内蔵助が久学寺に宿泊し、当時の住職と囲碁を楽しんでいたとも伝わっています。
江戸城での刃傷事件「松の廊下」が起きたときも大石内蔵助はここで囲碁を打っていたそうで、火急に知らせが入り赤穂に戻ったとか。
浅野内匠頭長矩公及び赤穂浪士46名の戒名は久学寺住職が贈ったそうですが、実は過去帳が現在保存され記録にも残っているそうです。菩提寺であることも関係しているのでしょうが、碁まで楽しむほどの関係であった大石内蔵助の戒名を自分が贈るとは思っても見なかったでしょう。
非常にちいさなお寺ですが、こちらには羅漢像と500体の石仏があることでも有名です。「加西市北条の五百羅漢」とも呼ばれていますが、表情もマチマチで作者も不明だそうです。以外に小さいものが多いような感じですがその数にはたはり圧倒されてしまいます。
入口にも羅漢風な仁王像が2体あり、本尊は薬師如来で優しい顔が印象的です。庚申堂には西村公朝作の「ふれあい観音」が!!拝観にくる人はこの観音様目当てな人が多いそうです。自分の悪な所に触れると治してくださるそうですから、心の痛みだけでなく体も治してくれるんだそうですよ。
播磨国として文化も色濃く残っているので、歴史好きには興味深い場所でもあります。播磨風土記にある伝説の土地など、まだまだ知らない素敵なスポットが残されているのもミステリアス。
1.姫路海軍航空隊鶉野飛行場
昭和18年太平洋戦争が激しくなり、パイロットを養成の為に旧日本海軍の飛行場が建設されました。同時に姫路海軍航空隊が開設され、ここには多くの兵隊が在中したそうです。医療施設などもあった事から、かなり大規模であったことも伺えます。
特攻隊も生まれた飛行場
全国から招集された若者はわずか30時間の訓練を受けて各地に配属され空に散ることとなります。神風特攻隊「白鷺隊」は、この姫路海軍航空隊鶉野飛行場にやってきた練習生で結成され、多くの命が失われた事は何時までも忘却してはいけないのではないでしょうか。防空壕もそのまま残されており、戦争の爪痕を直に見て感じる事ができる貴重なスポットです。
■ 基本情報
- ・名称:姫路海軍航空隊鶉野飛行場
- ・住所:加西市鶉野町
- ・アクセス:中国自動車道加西ICから車で20分
- ・電話番号:0790-42-8823(加西市観光案内所)
- ・公式サイトURL:http://www.city.kasai.hyogo.jp/02kank/18uzur/index.htm
2.礒崎神社
赤穂藩の重臣、奥野将監は「松の廊下」事件から、大石内蔵助と共に浅野家再興の為に尽力を尽くしましたが、叶うことがないと知った時には討ち入り隊から脱退し磯崎神社の社務所脇の山林に隠匿していたそうです。神社の馬場崎に屋敷の跡が残されているので、こちらもみて回ってください。
ひっそりした神社には歴史がある
奉納相撲が行われた土俵がこちらには残されていて、当時はここで相撲が行われていたことが分ります。非常に広く大きな神社で、この周辺の農民が氏子となっていたようですね。征露・日露戦役記念の額のここには残されており、静かに手を合せたくなるそんな雰囲気が残っています。
■ 基本情報
- ・名称:礒崎神社
- ・住所:兵庫県加西市若井町1476
- ・アクセス:中国自動車道加西ICから車で20分
3.法華山一乗寺
西国三十三か所第二十六番札所の天台宗の寺院で春、秋は紅葉の名所としても有名です。常行堂から登ると国宝である三重塔がそびえ立ち、美しい紅葉と三重塔を見に多くの観光客がやってきます。「聖徳太子及び天台高僧画像」も国宝として有名ですので是非!!
三重塔
平安末期に建立された日本を代表する古塔で、非常に優美な姿は日本的な美しさがあります。紅葉も素晴らしいのですが春は桜も非常に見ごたえがありますから、春と秋は是非ここに足を運んでください!!夕刻に夕日に照らされた姿はまた美しいものですよ。■ 基本情報
- ・名称:法華山一乗寺
- ・住所:兵庫県加西市坂本町821-17
- ・アクセス:JR宝殿駅からタクシーで15分/加古川駅からタクシーで25分
- ・営業時間:8:00~17:00
- ・定休日:無休
- ・電話番号:0790-48-4000(金堂・納経
- ・料金:500円
- ・所要時間:30分
- ・オススメの時期:春・秋
4.河上山久学寺
忠臣蔵で有名な浅野家の菩提寺になり、赤穂藩が旧加西郡大和村に灌漑用のダム建設着手した時には、城代家老である大石内蔵助が久学寺に宿泊し、当時の住職と囲碁を楽しんでいたとも伝わっています。
江戸城での刃傷事件「松の廊下」が起きたときも大石内蔵助はここで囲碁を打っていたそうで、火急に知らせが入り赤穂に戻ったとか。
悲しき宿命と赤穂浪士
浅野内匠頭長矩公及び赤穂浪士46名の戒名は久学寺住職が贈ったそうですが、実は過去帳が現在保存され記録にも残っているそうです。菩提寺であることも関係しているのでしょうが、碁まで楽しむほどの関係であった大石内蔵助の戒名を自分が贈るとは思っても見なかったでしょう。
■ 基本情報
- ・名称:河上山久学寺
- ・住所:加西市上芥田町982
- ・アクセス:中国自動車道加西ICから車で20分
- ・営業時間:9:00~17:00
- ・定休日:無休
- ・電話番号:0790-44-1405
5.北栄山羅漢寺
非常にちいさなお寺ですが、こちらには羅漢像と500体の石仏があることでも有名です。「加西市北条の五百羅漢」とも呼ばれていますが、表情もマチマチで作者も不明だそうです。以外に小さいものが多いような感じですがその数にはたはり圧倒されてしまいます。
なぜかほんわかするお寺
入口にも羅漢風な仁王像が2体あり、本尊は薬師如来で優しい顔が印象的です。庚申堂には西村公朝作の「ふれあい観音」が!!拝観にくる人はこの観音様目当てな人が多いそうです。自分の悪な所に触れると治してくださるそうですから、心の痛みだけでなく体も治してくれるんだそうですよ。
■ 基本情報
- ・名称:北栄山羅漢寺
- ・住所:加西市北条町北条1293
- ・アクセス:JR加古川駅より加古川線「粟生駅」下車 北条鉄道乗り換え「北条町駅」終点下車 徒歩約15分
- ・営業時間:9:00~17:00
- ・定休日:無し
- ・電話番号:0790-43-0580
- ・料金:200円
播磨国として文化も色濃く残っているので、歴史好きには興味深い場所でもあります。播磨風土記にある伝説の土地など、まだまだ知らない素敵なスポットが残されているのもミステリアス。