オランダを観光するならお花畑。世界最大のチューリップ畑として有名なキューケンホフ公園は外せない！

オランダとトルコの国花（こっか）は同じチューリップ。一口にチューリップと言っても様々な種類があり、17世紀初頭にはオランダでブームになるあまり、チューリップ・バブルという空前のチューリップブームとそののちのバブル崩壊事件まで引き起こしました。

1.「キューケンホフ公園」の魅力ポイント

1.オランダの国花

前述の通り、チューリップはオランダの国花であり、オランダでとても愛されている花であり、オランダの歴史にたびたび登場します。

オランダはチューリップを初めとして、花卉（かき・観賞用になるような美しい花をつける植物の総称）の栽培がとても盛んです。オランダは世界の花市場のなんと6割強を占めています。

2.世界最大のフラワーパーク

「キューケンホフ公園」は世界最大のフラワーパークであり、数々の庭園と4つの大きなパビリオンがあり、壮観な花の展覧会が繰り広げられます。毎年違うテーマが設けられることから、公園は毎年違う顔を見せます。

1年のうち、わずか8週間しかオープンしませんが、会期中には毎年80万以上の人々が訪れます。チューリップにかけては、キューケンホフが間違いなくオランダのナンバーワン観光スポットです。

3.オープンは8週間

「キューケンホフ公園」がオープンするのは、花の盛りのわずか8週間のみです。何百種類の花が咲き誇り、訪れる人の目を飽きさせません。

そのオープンする期間は大体3月後半～5月中旬頃です。4月半ばが見どころとなっていいます。団体向けのガイドやフラワーショーなど様々なアクティビティも盛んに行われています。

4.屋内展示場パビリオン

「キューケンホフ公園」では世界でもっとも美しいチューリップを見ることができます。しかし「キューケンホフ公園」ではチューリップだけではなく、別の花も楽しむことができます。

オラニエ・ナッソー・パビリオン、ベアトリクス・パビリオン、ウィレム=アレクサンダー・パビリオンなどのそれぞれの屋内展示場では、チューリップ、バラ、スイセン、ラン、ユリ、アマリリスなど、数日から数週間ごとに、様々な花の鉢植え、アレンジメントなどの展示が行われます。

5.春の花パレード

毎年4月の第4または第5土曜日に行われる春の花パレードでは、花で飾られた20以上の山車がノールドワイクからハーレムまで一日かけてパレードします。

「キューケンホフ公園」と合わせて見ると、さらに目の保養になります。スケジュールはパレードのウェブサイト（http://bloemencorso-bollenstreek.nl/）　でご確認ください。

2.「キューケンホフ公園」

「キューケンホフ公園」は世界的に知られる花の庭園です。32ヘクタールの園内では、チューリップ、スイセン、ヒヤシンスなど700万株以上の花々咲き乱れ、その姿かたちや香りで来るものたちを楽しませます。

園内では数か所のレストランやカフェがあり、軽食を楽しめるほか、ケータリングの手配が可能です。きれいな花ばかりではなく、美味しい食事を楽しむことができます。

3.実際に訪れた方の声

4.スムーズに向かうには

繰り返し書くことになりますが、「キューケンホフ公園」のオープンはわずか8週間で、世界から客が集まってきます。「キューケンホフ公園」はデン・ハーグ、ハーレム、ライデン、デルフト、アムステルダムから30分以内の距離にありますが、開園中は交通渋滞が起こりやすくなります。

ですからザントフォールト、ノールドワイク、あるいはライデンに滞在して、自転車でキューケンホフを訪れるのが、スムーズに「キューケンホフ公園」に向かう方法となります。

5.合わせて読みたい参考ページ

• イギリスのキューガーデン
• イタリアのナポリ植物園
• アメリカ植物庭園

6.地図と基本情報

というわけで「キューケンホフ公園」の紹介でした。わずか8週間のために、これほど美しく、そして多くの花の種類を咲かせる関係者の方の熱意に驚きです。オープンの最中には世界中から人が集まるそうですが、私もぜひとも行ってみたいです。

素材提供：トリップアドバイザー