大震災から立ち直る宮城の地酒は絶品ぞろい！宮城土産の旨い地酒で舌鼓♪

宮城県の旨い地酒を醸していたお蔵も、東日本大震災では地震の揺れや津波で、大きな被害を被ってしましました。東日本大震災から立ち直りつつ、旨い地酒を醸されているお蔵さんの中から、呑み鐵が選んだ五蔵をご紹介いたします。

Ⅰ．浦霞｜佐浦酒造店 【塩竃市】

陸奥国一宮 鹽竈神社のお膝元、近年では寿司の町として知られる、塩竃市にある銘酒 浦霞を醸されている佐浦酒造店さんでは、熟した果実様香ハナヤカなタイプと爽やかな果実様香ほのかなタイプの香りの強さや、呑口は豊潤なタイプから軽快なものまで呑む人の好みに応じた銘酒のラインアップが揃っています。

佐浦酒造店

Ⅱ．伯楽星｜新澤醸造店 【大崎市】

大崎市三本木にお蔵があった銘酒 伯楽星の新澤醸造店さんは、東日本大震災のためにお蔵を移転せざるを得なくなったものの、新しいお蔵で目指すところの「究極の食中酒」を醸されており、純米大吟醸酒は香り控え目でさわやかなキレの良い銘酒となっています。

新澤醸造店

Ⅲ．乾坤一｜大沼酒造店 【村田町】

蔵の町 村田にある大沼酒造店さんは300年もの歴史あるお蔵さんで、銘酒 乾坤一を醸されており、東日本大震災では全壊と認定されましたが、元のお蔵で酒造りが出来るように努力され、宮城県産の飯米ササニシキを使った乾坤一の定番酒といわれる特別純米酒は、お米の旨みをしっかりと生かしながら穏やかな香りの銘酒となっています。

大沼酒造店

Ⅳ．墨廼江｜墨廼江酒造 【石巻市】

石巻の海岸から２ｋｍも内陸にある墨廼江酒造さんも津波で80cmの高さまで泥水がお蔵全体を埋めるという被害を受けましたが、停電にも負けずにお酒は醸されて復興につながり、宮城酵母と五百万石、蔵の華、吟の精などの酒米を用いて、宮城酵母とそれぞれの酒米とのマリアージュによってそれぞれ個性的な銘酒が醸されています。

墨廼江酒造

Ⅴ．勝山｜仙台伊澤家 勝山酒造 【仙台市】

仙台伊達家御用達であった酒蔵の中で現存する唯一のお蔵が仙台伊澤家 勝山酒造さんで、伊達家400年の伝統と文化を引き継ぎ、酒造りへの７つのこだわりを持ち最高品質の真の食中酒を醸すことを求めており、高級ワインと競い合える程の贅沢に作り込まれた銘酒となっています。

勝山酒造

素材提供：トリップアドバイザー