d’n’c
栃木県にある日光駅は修学旅行客が多く訪れます。徳川家康公没後400年の記念イベントで多くの歴史ファンでにぎわう東照宮のある日光の観光起点です。周辺スポットや時刻表などを合わせて、訪れる前に知りたい「日光駅」の知っておきたい基礎知識を5つまとめました。日光駅とは?
乗り入れる路線
日光駅には、JR東日本の日光線が乗り入れています。日光駅は日光線の終点駅になっています。日光駅は終点駅で乗り継ぎ駅にはなっていませんが、歩いて2分ほどのところに東部日光駅があります。東部日光線から浅草方面や伊瀬祭方面へ乗り換えられます。時刻表
日光駅は日光線の終点駅ですので、日光線のすべての列車が停車します。日光観光の起点駅になっていますが、1日に1~2本の普通列車が運行されているだけですので、アクセスは少し不便があります。日光駅で下車して日光観光する場合は、時刻表を確認して帰りの時刻を確認しておきましょう。また、200mほど離れている「東武日光駅」の時刻表を確認しておくとよいと思います。各路線の時刻表詳細
JR日光駅 http://www.jreast-timetable.jp/timetable/list1180.html
1日の駅利用者数
日光駅の一日の平均乗車客数は、過去10年間では東日本大震災の年に減少しましたが、現在は回復傾向にあります。今年は家康公没後400年の記念イベントが行われていますので、利用客が増えるでしょう。平成13年度の一日の平均乗車客数は、872人となっています。周辺観光スポット
日光東照宮日光東照宮は、徳川家康を神としてまつっている神社です。今年は家康公没後400年の年で、日光東照宮でもいろいろなイベントが目白押しです。日光観光では逃せないチャンスです。残念なことに東照宮のお勧めスポットの陽明門は「平成の大修理」で改修をおこなっています。それでも、境内には国宝8棟、重要文化財34棟を含む55棟の建造物が並んでいますので、見どころには事欠きません。また、東照宮には明智光秀の家紋である「桔梗紋」が隠されています。光秀が生きていたと噂される証拠のひとつです。探してみるのも東照宮を訪れる楽しみの一つです。華厳の滝
華厳の滝は、日本三大名瀑の一つに数えられている日光を代表する滝です。中禅寺湖の水が、高さ97メートルの岸壁を一気に落下する壮大な滝は、エレベーターで行ける観爆台から間近で見ることができます。風が吹くと滝や滝つぼから弾き飛ばされた水しぶきを浴びます。滝が落ちる爆音を間近に聞くこともできます。まさに迫力満点です。新緑や紅葉など四季折々に違った景色を堪能できますが、1月から2月にかけて滝が、凍り青い光を反射する滝は別格の宇津木視差です。また、日光には形や景色の違う48もの滝がありますので、「日光滝めぐり」をするのも良いと思います。戦場ヶ原戦場ヶ原は、奥日光に広がる日本有数の湿原です。その昔、中禅寺湖をめぐって男体山の神と赤城山の神が争った「戦場」だったという神話が残っています。神々が争った時代は大きな湖だったものが湿原化したものだそうです。おかげで、400ヘクタールの広大な湿原は見晴らしがよくて、周囲の自然探究路からは湿原全体が見渡せます。男体山を背景に、湿原の植物と野鳥を観察できる展望スポットがいくつも設置されているので、散策に疲れたら休憩をしながら歩けます。ハイキングコースは2時間ほどです。黄色いニッコウキスゲが一面に咲く7月から8月がお勧めです。
■ 基本情報
- ・名称:JR東日本 日光駅
- ・住所:栃木県日光市相生町
- ・営業時間:みどりの窓口 6:00~18:00
- ・公式サイトURL:http://www.jreast.co.jp/estation/station/info.aspx?StationCd=1180