Dick Thomas Johnson
日テレ大時計とは?
決まった時間になると大仕掛のからくりが動き出し、音楽を奏でます。
時計の中に住人が居て、それぞれの行動をしているという、宮﨑駿監督のコンセプトによる演出が素晴らしいです。
日テレ大時計の魅力
驚く程大きなからくり時計で、幅18m、高さ12mもあります。デザインがいかにも宮崎監督らしい不思議でアンティークな世界観に満ちていて、外観だけでも十分鑑賞の価値があります。
時間が来て演奏される音楽もさる事ながら、中で動き始めるからくりの住人達、光と、時計の長針短針、全てが渾然一体となったその動きには、まるで宮崎アニメの世界に入り込んだような錯覚すら起こしてしまいます。
宮﨑駿監督の図解を先に読んでおくと設定が分かってより楽しめるでしょう。
見どころ・おすすめポイント・周辺のおすすめスポット
大時計の住人達
向かって右側は鍛冶屋一族がいて、動く力を司っています。向かって左側には鐘一族がいて、音を司っています。
この両方の力が中央の時計部分に流れ込み、時を告げるのです。
鍛冶屋一族には未熟な弟子、その弟子を気にする親方、そしてすっかり親方に忘れられた兄弟子という愉快な住人がいます。
音一族は両親と兄弟です。
兄は絶対音感(振音器)を持っていて、次男の中に詰まった音を調律します。
この次男を時計へと送り込む音箱を動かしているのが父と母で、最初は二人の息が合わずになかなか上手く上がりません。
大時計のひみつ
長針と短針は左右からの音と動く力が揃った時に踊り出します。
向かって左の中程の扉の奥にはドラがありますが、元々は様々な楽器があった楽器庫でした。
その為ドラを鳴らさない時もつい扉をパタパタさせてしまうのだそうです。
向かって右端には大時砲という大砲があります。
警備を担当しているのですが、時々つい無邪気に上げ下げしてしまうのだとか。
ゼロスタ
日テレのPON!を放送しているスタジオでガラス張りになっています。まるで空中に浮いているようなスタジオです。
ガラス張りなので外から丸見えで、外からの見学自由となっています。
見学エリアがあり、予約なども必要ありません。
中で働いているスタッフや出演者の人達に挨拶をしたり、手を振ったりするのも自由です。
入り待ちなら10時10分頃、出待ちなら11時25分頃が狙い目との事。
日テレタワー内「日テレ屋」
日テレタワーのB1階、B2階にある日テレのオリジナルグッズショップです。笑点の雷おこしやイッテQの話題のふなっしーとお祭り男のコラボグッズ、そらジローのぬいぐるみなどが売れ筋商品との事です。
「日テレ大時計」についての詳細
■ 基本情報
- ・名称: 日テレ大時計
- ・住所: 〒105-7444 東京都港区東新橋1丁目6−1
- ・アクセス: ゆりかもめの新橋駅から徒歩1分/都営大江戸線の汐留駅から徒歩1分/都営浅草線の新橋駅から徒歩2分/JR新橋駅から徒歩3分/東京メトロの新橋駅から徒歩3分
- ・営業時間: からくり稼働時間:月曜から金曜12時、15時、18時、20時、土日10時有り(定時の2分45秒前から動きます)
- ・定休日: 2015年4月25日、26日の10時から18時に点検(現時点予定)
- ・電話番号: 03-6215-4444
- ・料金: 無料
- ・所要時間: からくりは2分45秒
- ・オススメの時期: 通年
- ・公式サイトURL: http://www.ntv.co.jp/tokei/