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JR中央線 立川から先にある青梅駅。ここから東京の秘境といわれる奥多摩までの路線とつながっています。青梅駅について周辺の観光スポットなどさまざまな情報をお伝えしたいと思います。青梅駅とは?
今は青梅には映画館はないのですが、昔、青梅駅にあった映画館を懐かしんで当時看板をかいていた方が今も昔の映画の看板を描き展示しています。この看板にちなんで青梅駅周辺では昭和時代の生活雑貨を集めた博物館や昭和の面影を残したお店などレトロな世界が広がっています。
東京にあって、東京の都心とは全く別な風景を見せてくれる青梅市にある駅なんですよ。この味のある昭和の駅舎と共に、ホームにある右から左流れに書かれた『青梅想ひ出そば』とういう看板の木造風の素敵な立ち食い蕎麦屋がありますね。それもそのはず青梅市が総力を挙げて昭和の町を残そうと、駅のレトロ化をしているんです。地下通路にはレトロな昭和風ポスターや看板もあってちょっとしたタイムスリップした感じになります。懐かしい!って思う方も多いはずですよ。
乗り入れる路線
JR中央線 JR青梅線日本が頑張った時代の昭和を再現してるなんて粋な青梅駅ですよね♪そんな青梅駅に乗り入れている線はJR東日本の青梅線です。あとは立川から中央線の快特が、青梅駅を停車し各停車両として奥多摩まで運行しています。都心からここ青梅駅までわずか1時間程と言う気軽に訪れることが出来る「レトロステーション」の駅舎は、大正13年に造られ3階建ての鉄筋造りで当時としてはとてもモダンな造りの駅だったのではないでしょうか。
時刻表
JR青梅線、青梅駅の時刻表です時刻表
ホームと駅舎は、地下道で結ばれているてエレベーターも設置されています。1番線は上りの拝島・立川・新宿・東京方面行きで中央線も乗り入れます。2番線は下りの御嶽・奥多摩方面行きとなっていますが、ホーム新設工事が2014年に決定され、今より1面多くなる2面3線路になる予定なんです。当初の完成は2017年だったのですが2階建グリーン車を連結させ運行させる案が発表され2つの工事を行うために2019年の完成予定になったそうです。ホームが増えることに寄って、乗り換えが便利になるのはうれしいですね。
周辺の観光スポット
青梅鉄道公園1962年に鉄道開業90周年記念事業として旧日本国有鉄道が青梅駅北東の永山公園の一角に開設した公園です。E102号などのSLや新幹線0系車両など実物の鉄道車両を中心に保存展示公開しています。新幹線0系は運転席にも入れます。また子ども向けの小さいSL列車に乗れたり、館内には鉄道ジオラマがあり、いくつもの列車が走っています。子どもに人気の公園です。料金がリーズナブルなので、子連れの家族もたくさん利用しています。
■ 基本情報
- ・名称: 青梅鉄道公園
- ・住所: 東京都青梅市勝沼2丁目155番地
- ・アクセス: JR青梅線青梅駅より徒歩15分
- ・営業時間: 09:15〜17:00(入園は16:30)
- ・定休日: 月曜日(国民の祝日・振替休日の場合は開園し、火曜日休園)
- 年末年始(12/29〜1/2)
- ・電話番号: 0428-22-4678
- ・料金: 小学生以上 100円
- ・公式サイトURL:http://www.ejrcf.or.jp/ome/
昭和幻燈館と赤塚富士夫館
青梅の駅をでると昔懐かしい昭和の街並みが広がっています。映画看板や昭和の街並みで町おこしをしている青梅市、その中にあって昭和幻燈間は昭和レトロ博物館の別館で昔の泥絵の具を使って描かれた映画の看板や昭和の街並みを再現したジオラマを展示しています。電気キネマ館、見世物小屋などとても細かいところまで造りこんであるジオラマを見ていると昭和時代に戻ったような気分になります。また赤塚富士夫館は映画好きの赤塚不二夫が「元気な昭和」をテーマにして出来た赤塚富士夫のテーマ館です。
■ 基本情報
- ・名称: 昭和幻燈館
- ・住所: 東京都青梅市住江町9番地
- ・アクセス: JR青梅線青梅駅より徒歩5分
- ・営業時間: 10:00〜17:00
- ・定休日: 月曜、年末年始
- ・電話番号: 0428-20-0355
- ・料金: 大人200円、小・中学生100円
- 昭和レトロ商品博物館、赤塚不二夫会館3館共通券700円
- ・公式サイトURL:http://ome-nekomachi.com/
■ 基本情報
- ・名称: 青梅赤塚不二夫会館
- ・住所: 東京都青梅市住江町66番地
- ・アクセス:JR青梅線 青梅駅下車 徒歩5分
- ・営業時間: 10:00〜17:00
- ・定休日: 月曜日(月曜祝日の場合は火曜日)、年末年始
- ・電話番号: 0428-20-0355
- ・料金: 大人450円 子供250円
- ・公式サイトURL:http://ome-akatsukafujio-museum.com/
青梅市にある歴史的建造物で国指定重要文化財になっています。もとは北小曾木村(現在の青梅市成木)にあった建物を昭和52年持ち主のかたから青梅市に寄贈され、現在の地郷土資料館のある釜の淵公園内に移築復元されました。旧宮崎家住宅は江戸時代の一般的な農民の家で、広間型と呼ばれる様式に特徴があり、屋根は山村特有のトラ葺で、杉皮と茅を混ぜて葺いてあり、内部には昔の生活用具が置かれています。
■ 基本情報
- ・名称: 旧宮崎家住宅
- ・住所: 東京都青梅市駒木町(釜の淵公園内)
- ・アクセス: 青梅駅から徒歩
- ・営業時間: 日火水木金土 9:00~16:30
- ・定休日: 月曜日 年末年始
- ・電話番号: 0428-23-6859(教育部文化課 郷土博物館管理係)
- ・料金: 無料
- ・公式サイトURL:http://www.ome-tky.ed.jp/kyodo/miyazakike.html
駅の周辺には青梅赤塚不二夫会館あり2005年からは、発車メロディに赤塚不二夫の作品でおなじみの「ひみつのアッコちゃん」のテーマソングが使用されるようになりましたね。またこの他にも『金剛寺』と言うお寺が青梅駅から徒歩で約10分程の場所にあるのですが、青梅市の市名の由来にもなったと云われる「将門誓いの梅」と言う梅の木が境内にあります。これには伝説があって、馬のムチにしていた梅の枝を「わが願いがかなわないならば枯れよ」と言われ地面に刺したのが根付いたと云われています。摩訶不思議な伝説ですね。
青梅駅の基本情報
■ 基本情報
- ・名称:青梅駅
- ・住所:東京都青梅市本町
- ・営業時間:7:00~20:00(みどりのの窓口)