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トロッコ列車で季節の風を感じながら開放的な旅を楽しみませんか。鉄道会社の季節の臨時便として、廃線を再利用した観光資源として観光客の好奇心をくすぐります。景色との一体感が魅力のエコな列車。いつもの車両と比べると、ぐっと線路や景色を近くに感じられるオープンな車両で鉄道をもっと楽しみましょう。普通の電車から眺める景色も良いけど、自然の風に吹かれながら見ることができるトロッコ列車は格別!旅先で乗ったトロッコ列車から見る臨場感あふれる風景は、きっといつまでも心に残りますよ♪今回はトロッコ列車に乗れるおすすめの観光スポットをご紹介します!
1.くしろ湿原ノロッコ号
http://blogs.yahoo.co.jp/star25shighwayn/9183819.html
G.Wと夏期に、JR釧路駅からJR塘路(とうろ)駅間「くしろ湿原ノロッコ号」。途中釧路川や岩保木水門、釧路湿原をを眺めることができます。途中、野生動物に遭遇するとチャンスも期待できるのが魅力的!そんな時や、絶景スポットを通る際には名前の由来のとおり減速をしてくれるから、しっかり目に焼き付けることができますよ♪終着駅までの約50分。存分に北海道の大自然を満喫しましょう!秋には「くしろ湿原紅葉ノロッコ号」としてJR釧路駅から川湯温泉駅間を運行するので、乗り比べてみるのも面白いかもしれませんね!
このトロッコ列車は5両編成となっており、1両目は普通列車、2両目から5両目がノロッコオリジナルの展望車となっています。もちろんオススメは展望車です。温もりを感じられる木製のボックス席・ベンチ席となっており、景色を堪能するにはバツグンです。
2両目から5両目は、なんと景色を眺めるための車両になっているなんて珍しいですよね!ボックス席もあるということなので、家族で、夫婦水入らずで旅をしたいという人には最適です。また写真で見てわかる通り、見た目もレトロチックで懐かしいですよね!
■ 基本情報
- ・名称: くしろ湿原ノロッコ号
- ・場所: 北海道釧網本線釧路駅 – 塘路駅・川湯温泉駅間
- ・運行期間(2015):8月9月は毎日二往復運転 ※10月以降も運行予定
- 詳しくは公式サイトの運転日カレンダーを確認してください
- ・電話番号: 0154-24-3176
- ・料金: JR釧路駅からJR塘路駅間 おとな540円 ※指定席料金別途310円 こども半額
- ・備考:指定席は1ヶ月前から発売
- ・公式サイトURL: http://www.jrkushiro.jp/shitsugennoro/
2.流氷ノロッコ号
http://community.travel.yahoo.co.jp/mymemo/kirin/blog/135031.html
流氷ノロッコ号は釧網本線網走駅と知床斜里駅間を走るトロッコ列車です。所要時間は約1時間。流氷に覆われたオホーツク海を一望することができます。絶景ポイントでは、乗客がゆっくりとその美しい景色を眺められるように、もちろんノロノロ運転♪運が良ければ、間近で接岸した流氷を目にすることができます。車内販売でお弁当や、記念品を買ったり、ダルマストーブで暖を取ったりするのも、このトロッコ電車ならではの魅力です。
雪を見ることはあっても、流氷はそんじょそこらでお目にかかれる景色ではありませんよ。シベリアから日本に流れ着いてくる流氷は、1月下旬頃から姿を表します。運が良ければオオハクチョウを見ることもできます。
電車と聞くと雪や氷、中には大雨が降ると止まってしまうなんて印象の電車を思い浮かべますよね。しかしこの流氷ノロッコ号は名前の通り、流氷の中をまるでかき分けていくかのように進んでいくのです。電車の中からの景色は新鮮ですよ!
■ 基本情報
- ・名称: 流氷ノロッコ号
- ・住所: 北海道網走市新町2丁目 網走駅~知床斜里駅
- ・運行期間(2015):1月31日~2月28日(3月以降も運行予定)
- ・電話番号: 0152-45-2411(網走駅)
- ・料金: 片道840円(知床斜里~網走間・自由席 乗車の場合)
- ※指定席は別途指定席券310円が必要です
- ・参考サイト:http://www.mapfan.com/spotdetail.cgi?SPOTCODE=S14KIDU0
3.富良野・美瑛ノロッコ号
http://blog.livedoor.jp/gotokentarou/archives/67906189.html
6月から10月中旬まで運行する富良野・美瑛ノロッコ号。途中ラベンダー畑駅を通るとあって、見頃となる7月~8月は特に大人気です。嬉しいことに、車窓からもラベンダー畑は見ることが可能。それだけではなく、車内に飾られてあるラベンダーのオブジェも要チェックです。途中の名所や見どころはもちろん、お決まりのノロノロ運転となるので見逃すことはありません。観光案内をしてもらえるのは、とっても助かりますね♪
旭川駅からスタートし、美瑛駅など5ヶ所の駅を通って富良野駅まで向います。ラベンダー観光に最適な「ラベンダー畑駅」にも停車するので、「富良野に訪れたらラベンダーを堪能したい!」という方にはぜひおすすめですよ。
見た目もレトロで可愛らしいので、女性にもオススメな電車がこちらです。電車が素晴らしいだけでなく、美しいラベンダー畑をメインに車窓からしっかりと眺めることもできますので、ゆったりとした旅を好む方にオススメですよ!
■ 基本情報
- ・名称: 富良野・美瑛ノロッコ号
- ・住所: 北海道富良野市日の出町
- ・運行期間(2015): 8月22日(土)~10月12日(月・祝)の土・日・祝
- ・電話番号: 011-222-7111
- ・料金: 【富良野~ラベンダー畑】230円 【富良野~美瑛】640円 【富良野~旭川】1,070円 ※指定席は別途310円。こども半額
- ・公式サイトURL: http://www.jrhokkaido.co.jp/travel/furano_sum2015/train.html#link_free
4.増毛ノロッコ号
http://mo-download.com/picture-download-hokkaido.html
毎年、5月の中旬の2日間だけ旭川-留萌-増毛間を期間限定運行する増毛ノロッコ号。窓からは春が来たばかりの北海道の山並みや田園風景、日本海を時速30キロのスピードで目にすることができます。また、増毛ノロッコ号が他のノロッコ号と違うのは、オリジナル弁当や食事が付いた日帰りツアーがあるということ。日にちが限られていますが、車内からの風景だけではなく、増毛の町をゆっくり散策したい方にはおすすめです。
大人気のトロッコ列車列車でしたが、2016年度は廃止となりました。雪・土砂による列車の脱線事故、2014年度の乗車数が昭和62年度に対して12分の1にまで落ち込んだのが原因なのだそう。悲しいですがいつか復活してくれることを願います。
元々5月中旬の2日間だけということで、珍しい電車だったのですが、なんと2016年は廃止ということで、次回はいつ乗ることができるかわからない状況になってしまいました。鉄道ファンにとっても、興味があった方にとっても悲しいですよね。
■ 基本情報
- ・名称: 増毛ノロッコ号
- ・運行期間: 毎年5月中旬の2日間
- ・電話番号: 0164-42-0749
- ・参考サイト:http://www.rumoiclub.net/shun/201505/20140509.html
5.美深のトロッコ
http://fwga5977.cocolog-nifty.com/donburi/2009/08/post-ddf4.html
廃線になった道北の旧美幸線の線路を利用して運行している美深のトロッコ。特筆すべきなのは、運転免許を持っている人は自分で運転ができることです!しかも往復で10キロというなが~い距離。森の中をガタゴトと揺れるトロッコ列車は、迫力満点!自分が気に入ったビュースポットは、ゆっくりアクセルを踏んだりして調整ができるという点もあまり他では体験できないですよね。子供はもちろん、大人でも楽しめること間違いなしのトロッコです。
この辺りは豪雪地帯なので冬季は休業されます。ゴールデンウィークなどの大型連休やや夏休みシーズンなどは連日多くの人びとで賑わいます。大人も童心にかえってリフレッシュ出来ること間違い無し。緑の中を颯爽と駆け抜けるのは気持ちがいいですよ。
普段の電車を思い浮かべていた人にとっては、「え、これが電車なの⁉」と思わずびっくりせずにはいられないトロッコです。しかし晴れた日には自然の空気を満喫することもできますし、何しろ新鮮ですので家族で行くと盛り上がりそうですね!
■ 基本情報
- ・名称:トロッコ王国美深
- ・住所: 北海道中川郡美深町仁宇布
- ・アクセス:美深駅下車、バスで30分
- ・受付時間: 8:30~16:00(7月11日~8月23日までは17:00まで)
- ・運行期間(2015):4月25日~10月25日
- ・電話番号: 01656-2-1065
- ・料金: 大人一人分1500円(二名以上)※一名の場合は1800円
- 中高生1200円 小学生700円 幼児無料
- ・公式サイトURL: http://ameblo.jp/torokko-oukoku-bifuka/
6.びゅうコースター風っこ
http://blog.livedoor.jp/ttz_shirasawa/archives/4676815.html
びゅうコースター風っこは、ローカル線で使用されていたディーゼル列車をトロッコ列車風に改造して作られました。車内には木製のベンチ、窓がとっても大きくて通常のトロッコ列車の雰囲気と共に、びゅうコースター風っこでしか味わえない雰囲気が魅力です。また風っこは2015年の夏、決まった区間ではなく、色んなエリアを走りますよ!区間や日にちは限定なので、この機会にぜひ乗られてみてはいかがでしょうか?
大きな窓は防寒対策が必要な冬季のみ、温かい季節には車体の側面を大きく開口されており、外気はもちろん自然の雄大な景色をより間近に感じることができます。ちなみに冬季はダルマストーブで焼かれたお餅が振る舞われるのだそう。
車内に設置されている座席が木製というところがレトロ感満載で、思わず笑みがこぼれてしまいそうです。春や夏には窓が大きく開かれるということもあり、自然の中での開放感を電車の中にいながら感じることができてしまいます。
■ 基本情報
- ・名称: びゅうコースター風っこ
- ・お問い合わせ先:050-2016-1600(JR東日本)
- ※詳細はJR東日本「夏の増発列車のお知らせ」でご確認くださいPDF:http://www.jreast.co.jp/press/2015/20150516.pdf
- ・料金:乗車券の他に指定席券510円が必要です(全席指定席)
- ※予約はえきねっと(https://www.eki-net.com/pc/personal/yoyaku/wb/Common/ReserveTop/ReserveTop.aspx)から可能です。
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7.お座トロ展望列車
http://minkara.carview.co.jp/smart/userid/131463/car/28127/1488910/photo.aspx
お座トロ展望列車は、その名の通り「お座敷車両」「トロッコ車両」「展望車両」の3つの車両が連結したとってもユニークな列車!会津若松駅から会津田島駅間を約1時間半、絶景を眺めながら電車の旅を楽しむことができます。特に初夏の新緑や、秋の紅葉は格別。いくつかある絶景スポットでは、撮影のために一時停車してくれるので、心行くまで絶景を堪能しちゃいましょう。夏と冬には「ビール列車」や「ほろ酔い列車」のイベント列車としても運行。その時期を狙って旅行の予定を組むのもおすすめです♪
お座敷車両は夏はお座敷、冬はこたつになるんですよ。定期運行日や列車などの点検日以外であれば、貸切列車にして宴会を開くことも出来るそうです。大型連休・長期休暇などは混み合いますので、整理券はお早めに。
なんと3つの種類の異なる車両が連結してできた電車ということで、鉄道ファンだけでなく一般の私たちでさえも興味をそそられます。また夏と冬のイベント列車で行われるイベントは、お酒好きにはたまらないオシャレな催し物ですよね!
■ 基本情報
- ・名称:お座トロ展望列車
- ・住所:福島県会津若松市材
- ・運転日(2015~2016):4月以外の土曜日曜(詳しくは運行日を確認してください)
- ・お問い合わせ:0242-28-5886
- ・料金: トロッコ整理券大人310円・小児150円、他に乗車区間運賃
- ・公式サイトURL: http://www.aizutetsudo.jp/info/?p=106
8.シェルパくん
http://8969.at.webry.info/201305/article_9.html
トロッコ列車シェルパくんは、「碓氷峠鉄道文化むら」と「峠の湯」の間の約2.6kmを結んでいます。このシェルパくん、位置づけは「園内遊具」なので、小さな子供が乗って喜ぶような正直迫力にはイマイチ欠ける列車を想像してしまうかもしれませんが、車体は全長11mもある立派なボギー式ディーゼル機関車なんです!おまけにシェルパくんが通るのは、使われなくなった碓氷峠の本線。坂を上ったり下りたりと、臨場感たっぷり♡距離は短いものの、満足できること間違いなしの時間を過ごせるはずです!
2005年から運行開始したトロッコ列車で、2011年には修理不可な故障が発生したため一部区間はしばらく運休となっていましたが、2013年に新シェルパくんが登場しました。車体のイラストやカラーリンがとても可愛らしい列車です。
女性ならば思わず写真に収めたくなってしまうようなキュートな外見も魅力的なこちらの電車は、普通の電車ではなく園内遊具としての運行なのですね!たしかに園内遊具と言われれば納得のフォルムです!しかし見た目は可愛くもかっこいいデザインなので、大人でも楽しめます。
■ 基本情報
- ・名称: シェルパくん
- ・住所: 群馬県安中市松井田町横川407-16
- ・アクセス: JR信越本線横川駅隣接
- ・運行期間: 3月~11月の土日祝日 (8月は毎日運行)
- ・休園日:火曜日(8月を除く)・12/29~1/4
- ・電話番号: 027-380-4163
- ・料金: 碓氷峠鉄道文化むら入園+トロッコ列車乗車券
- 【往復】中学生以上1300円 小学生700円
- 【片道】中学生以上900円 小学生500円
- ※小学生未満大人1名につき1名まで無料
- ・公式サイトURL: http://www.usuitouge.com/bunkamura/installation/installation9.html
9.トロッコわたらせ渓谷号
http://tomodachiya0221.at.webry.info/201206/article_7.html
トロッコわたらせ渓谷号は、群馬県桐生市の「桐生駅」と栃木県日光市「間藤駅」の約44.1kmを結ぶトロッコ列車です。車両は窓付きの車両が2両と、窓のないトロッコ車両が2両の計4両、先頭にはそれらを引っ張るディーゼル機関車が1両の計5両編成で、観光客に大人気の車両となっています。この路線の車窓から見える四季折々の風景は素晴らしく、テレビなどで目にしたことがあるという人もきっと少なくはないはず。窓から入ってくる風を浴びながら、目に飛び込んでくる絶景をぜひ堪能しましょう。
「わ鐵」「わてつ」「わた渓」などの愛称で観光客はもちろん地元住民たちにも愛されているトロッコ列車です。全17駅のうち12駅は無人となっており、公募で募ったボランティアのふるさと駅長さんがいらっしゃいます。
やはり長い距離を運航しているということで、その途中途中で素敵な景色を望むことができるようですね。春には温かな自然の風が舞い込む窓のついている車窓に乗り、景色だけでなく自然の雄大さも感じたいものです。
■ 基本情報
- ・名称: トロッコわたらせ渓谷号
- ・運行区間:大間々駅~足尾駅
- ・お問い合わせ: 0277-73-2110
- ・料金: おとな(中学生以上)510円 こども(小学生) 260円 ※別途運行区間乗車券
- ・運転期間:4月~11月 ※運転日についてを確認してください
- ・公式サイトURL: http://www.watetsu.com/torokko.html