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楽しい海外旅行。浮かれるのも当然ですが、のんきに歩いていると犯罪にあうこともあります。海外旅行で被害にあうなんて、もう旅行が台無しですよね。ここでは、窃盗・スリ被害の多い国をピックアップしました。窃盗に対抗するには自衛が一番。ちょっとした防止策もご紹介します。 海外トラブル、一番多いのが実はスリ被害
外務省調べによると、海外旅行のトラブルで一番多いのは窃盗被害。日本人は現金を持ち歩いているのを知られていて、海外のスリ集団にとってはとてもおいしい存在なのです。現金だけでなく、携帯電話やタブレットをひったくられる事件も珍しくありません。やはり日本とは違う、ということを覚えておきましょう。
海外旅行保険なら、スリ被害も補償対象
盗まれた! そんなときも海外旅行保険に入っていれば、現金以外のものは補償されます。例えば携行品損害担保特約に加入していれば、スーツケースごと盗まれても、スーツケース本体に加え、中に入っていたもの(おみやげ品やカメラ、衣類など)の分も支払われます。とはいえ、被害にあわないのが一番です。
海外でスリに合わないためには
貴重品をおしりのポケットに入れるのは言語道断。持って行ってと言わんばかりの行為です。観光スポットや駅、移動中にはカバンは必ず体の前に。カバンの口に手を置くのも効果的です。また、閉鎖的な空間や通路のそばはひったくりに要注意。できるだけ現金は持ち歩かず、子供や女性にも警戒することが大事です。
ここがキケン!スリの多い観光スポットTOP5
1位 スペイン/バルセロナ「ランブラス通り」
Jordi Payà Canals
カタルーニャ広場からバルセロナ港へ続く賑やかなランブラス通り。ポプラ並木が素敵な約2キロの散策路で、途中にガウディ建築のグエル邸“カサ・ミラ”などがあり、いつも大勢の人で賑わっています。ここではスリにあうことを前提に大金は持ち歩かず、パスポートもコピーを持参することをおすすめします。 MARIA ROSA FERRE
2位 イタリア/ローマ「コロッセオ付近」
garyullah
イタリアのスリはプロ集団です。どんなに用心しても用心しすぎということはありません。財布は必ずカバンの内ポケットに入れ、さらにカバンの内側の金具につなげておくと安全です。バッグのジッパーもあけられないように固定し、体の前面にバッグを持ちます。後ろから近づいてくる人にはとくに注意しましょう。 House of Hall
3位 チェコ/プラハ「カレル橋」
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ブルタヴァ川にかかる「カレル橋」には30体の聖人像があり、なかでも聖ヤン・ネポムツキー像は台座にさわると幸運が来るということで、観光客が必ず行くポイント。つまり、スリ多発地帯です。この台座にさわるときこそ要注意。カバンは上着の下に付け、片手はいつも添えておきましょうね。 TheTimeTraveler!
4位 スペイン/マドリッド「プラド美術館」
trioptikmal
海外では、まさかここで!? という場所でもスリにあいます。プラド美術館は年間250万人が訪れる人気美術館。平均30分はかかる入場チケット購入の待ち時間や、館内でも作品に気を取られているとやられますよ~。チケットはネットでも買えるので事前購入もおすすめ。バッグは常に体の前に持ちましょう。 davidgordillo
5位 フランス/パリ「シャンゼリゼ大通り」
Marie Thérèse Hébert & Jean Robert Thibault
花のパリは、スリのパリ。とくに「シャンゼリゼ大通り」と「地下鉄」は気を抜かないでください。あやしい人が近づいてきたら、カバンをあからさまに押さえるのも効果的です。バイクによるひったくりでカバンごと盗られて怪我をした人も。パスポートなどの貴重品は、ホテルに預けておくのが安心です。 iriskh
保険に入っておけば、とりあえず安心
いろいろと注意点をお伝えしてきましたが、旅行が楽しめなければ元も子もありません。海外旅行保険に入っておけば、あらゆるトラブルに備えられるのでひとまず安心です。スリや盗難以外に病気や事故はもちろん、飛行機が遅れた場合の宿泊費や、デジカメを壊してしまった場合など、補償範囲はさまざま。クレジットカードの保険は補償の足りない場合もあるので、内容を確認して不足分のみ追加するアレンジがおすすめ。もしものときのために必ず保険の緊急連絡先は控えておきましょうね。ちなみにスリを威嚇できる一番効果的な日本語は「何すんねん!」だとか(笑)。ではでは、気をつけて行ってらっしゃ~い!
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