小布施とは?
http://blog.goo.ne.jp/spt54xe9/e/176738aef583a23b1a6cb48c836a72cd
小布施は、長野県の北部、千曲川の東岸の町で、現在は 「栗と北斎と花のまち」として親しまれています。江戸時代は千曲川の舟運が発達し、交通と経済の要衝でした。その事から人やものの会う場所「逢う瀬」が小布施の由来とも言われています。小布施は「花のまち」としても知られています。住人が丹精を込めて作り上げた自分の家を一般に公開している「オープンガーデン」があるからです。現在、130軒もの家がオープンガーデンに参加していて、庭を見ながら街を散策できるようになっています。ガーデンマップも作られています。
小布施の歴史
http://iris-life.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/e-510-25ba.html
幕末に豪商高井鴻山が、葛飾北斎や佐久間象山、小林一茶といった文化人を招いたことで、小布施は当時の一流文人たちの交流の地になりました。1889年に施行された町村制によって周辺野村と合併し、小布施村となりました。その後、1954年2月に小布施町となり、同じとしの11月に近隣野村と合併して現在の小布施町になりました。 千曲川の舟運が発達した江戸時代には、定期的に六斎市が立ち、北信濃の経済・文化の中心地として栄えました。この市の伝統は、毎年1月に催される「安市」に引き継がれています。明治時代には養蚕業が盛んになり、現在では果樹栽培が盛んな農村として、また観光地としても知られるようになりました。
小布施の魅力
http://hida.cocolog-tnc.com/fuji/2007/06/post_1120.html
小布施の魅力は、肩肘張らない情緒。実は、小布施の街は観光のためにわざわざ作られたものではありません。街並みも、名産品も、風土と人々の営みから生まれました。だからこそ、小布施の街は肩肘張らず、のんびりとその情緒を味わうことができます。 小布施には、多くの見どころがあります。小布施にゆかりのある芸術家たちの作品を展示する美術館、心安らぐ古寺、花を巡る散策コースなど、のんびりと観光をお楽しみ下さい。四季それぞれの美しさがあり、花の季節も楽しいですが、凛とした静けさの中に佇む冬景色の中の街も魅力的です。
小布施に行ったらできること
http://www.obusekanko.jp/enjoys/buy/obuse47.php
町にはいくつもの果樹園があり、育てた果物を販売している他、果物狩りもできます。もも、りんご、ぶどう、プルーンなど、季節や果樹園によってことなりますが、自分でとったとれたての果物美味しさを味わえます。また、ガラスギャラリーGLASS STUDIO Liccoでは、サンドグラスの製作体験ができます。小布施を訪れた記念に、ひとつ作ってみてはいかがでしょうか。 小布施にはいくつか散策コースが用意されています。レンタサイクルで美術館や寺院、記念館を回るコースはいかがでしょうか? また、土日・祝日、観光シーズンにはシャトルバスが運行され、町内の観光スポットを効率よく回ることができます。名物、栗菓子のお土産もお忘れなく!
小布施のおすすめ観光スポット
北斎館
http://agenda2008.seesaa.net/article/172838032.html
北斎のまち、小布施ですから、ここは絶対はずせません。北斎の木版画の他、掛け軸や屏風、肉筆画など、重版されないものがたくさん展示されています。マルチスライドで北斎の予備知識を学べる他、北斎の描いた天井絵で飾られた2基の祭り屋台も展示されています。この祭り屋台は、長野の県宝に指定されています。 北斎が小布施を初めて訪れたのは、80歳を超えてからだったそうです。その後、多くの作品がこの小布施で描かれました。北斎は浮世絵師として知られていますが、版画以外にも多くの作品を残しています。「龍と鳳凰」「怒涛」の2枚の天井絵は必見です。
小布施民族資料館
かつて小学校として使われていた建物を再生させた資料館は、どこか懐かしい空気が漂っています。旧石器時代から近代までの資料が揃っていて、小布施の長い歴史を一度に見ることができます。特に、江戸から明治、大正にかけての展示は見ごたえたっぷりです。今に残る街並みとリンクする部分もあるので、散策してきた道を思い浮かべながら展示を見ると、よりいっそう展示を楽しめます。江戸から大正にかけての生活用具や養蚕、菜種などに関する道具や機械類など750点が展示されています。昔の遊び、粉ひき、糸紡ぎなどの体験もできます。毎週土曜日には館長が草笛を教えてくれますよ。いろいろな種類の草笛をお楽しみ下さい!
高井鴻山記念館
http://kuriharano.exblog.jp/11917620/
小布施に文化人たちを招いた豪商、高井鴻山に関する資料の展示が行われています。高井鴻山自身、豪商であると同時に優れた文化人でもありました。当時の面影を残す書斎や庵など、時代の空気を今に伝える資料館です。書斎兼サロンであった「翛然楼(ゆうぜんろう)」や、北斎のために鴻山が新築したと伝わるアトリエ「碧漪軒(へきいけん)」などが修復されています。鳩山の愛用の品も展示されていて、当時の暮らしぶりを垣間見ることができます。手入れの行き届いた庭も必見。
小布施のおすすめ名産グルメ
栗
栗のまち、小布施ですから、もちろん名産グルメといえばこれです。栗かのこ、栗落雁、栗ようかん はもちろん、栗どら焼きあんみつなどの甘味はどれも絶品です。 また、栗ご飯をはじめとした、栗を使った和食も味わえます。使われている栗は、もちろん小布施の栗です。洋菓子店も次々とオープンしています。「栗の木テラス」のモンブラン、パティスリーロントの「ロント」は並んでも買いたい逸品♪ 和菓子は岩崎の季節限定「おくりさん」。栗の茶巾絞りとして有名な伝統和菓子です。マロナップルのマロンプリン、街角で売られている栗アイスもお勧めです。
天然氷のかき氷
季節限定で味わえる、天然氷のかき氷は、小布施堂でいただけます。 一椀分ずつ丁寧に削られた、白くふわふわの氷に、自家製ソースのかき氷。一番おすすめの味は、お店自慢の栗あんをかけた、栗あん抹茶ミルク。 ここにもやっぱり栗が登場します。ほろ苦い抹茶に栗とミルクの甘さが絶妙な一品です。小布施堂ではこのほか、「栗鹿の子」や「栗最中」が知られています。また、栗アイスクリームも美味しいですよ♪ 栗あんと地場の濃厚牛乳をミックスし、栗の粒が散りばめられています。菓子類は宅配もしてもらえます。
オブセ牛乳
ちょっと意外な小布施の味。町内で売られているソフトクリームやジェラートに使われているだけでなく、町内の小学校に通う子供たちは、みんなこの牛乳を飲んでいるとか。昔懐かしい瓶のパッケージにレトロなイラスト、昭和25年から売られている、隠れた郷土の味です。美味しさの秘訣は殺菌温度にあるそうですよ。最近は紙パックのものが出回っているそうですが、瓶のほうが匂いが移らず、美味しいのだそう。町で見かけたら是非、瓶の牛乳を飲んでみて下さいね! 北斎館前の栗どっこ市でも販売されていますよ。
小布施のおすすめの宿
ゲストハウス小布施
小布施の中心地に古くから残る土蔵を改装した、客室数4部屋のプチホテル。土蔵の外観を生かしながら、内装は過ごしやすい洋風にリフォームされています。「コミュニケーションツール」をコンセプトに作られたゲストハウスは、訪れた人がゆっくりくつろげる場所、また小布施の人との交流の場所として、人と人との出会いを提供する宿です。ヴァンヴェール
フランスの田舎のオーベルジュ風の宿。町並みに溶け込む外観と広くとられたオープンデッキが目を引きます。お食事は、フランスで修業したシェフのお料理。ランチはそば粉のクレープ・ガレットやキッシュ、夜は本格的なコースのお料理を味わうことができます。食事の付かない素泊まりなどにも対応してくれます。イベント
オープンガーデン
http://www.obusekanko.jp/news/2013/06/post-95.php
オープンガーデンは、実際に町に暮らす住民の皆さんが、自分のお家の庭を公開するという、街ぐるみの取り組みです。1927年ごろにイギリスではじまり、小布施では1980年から始まりました。住民の方々が丹精込めて育てたお花で彩られたお庭を堪能させてもらえます。あくまでも個人宅なので、ルールは守って楽しんでくださいね。アクセス
東京から
東京駅から北陸新幹線で長野駅下車、長野電鉄で小布施駅下車大阪から
新大阪駅から東海道新幹線で名古屋駅下車、特急しなので長野駅へ、長野電鉄で小布施駅下車岩松院
http://yujin-koyama.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-8429.html
歴史的な人物にゆかりがあるスポットで、八方睨み鳳凰があることでも知られています。葛飾北斎や小林一茶といった人々にかかわりがあるため、歴史散策では絶対に訪れておきたいスポットです。裏庭で毎年のように見られるアズマヒキガエルの合戦と呼ばれる風物詩も要チェックです。神聖な雰囲気が漂うスポットで、日本の戦国時代に活躍した一人、福島正則公の霊廟も存在しています。訪れた際にはぜひ拝観していってみてください。
■ 基本情報
- ・名称:岩松院
- ・住所:長野県上高井郡小布施町雁田615
- ・アクセス:小布施駅から徒歩30分
- ・営業時間:4月~10月 午前9時より午後5時まで 11月 午前9時より午後4時半まで 12月~3月 午前9時半より午後4時まで
- ・電話番号:026-247-5504
- ・料金:小学生:100円 その他:300円
- ・公式サイトURL:http://www.gansho-in.or.jp/
浄光寺
http://yamaboushi.biz/facilities8.html
薬師堂は重要文化財にも指定されており、厄除け祈願で訪れる方も多いようです。大自然の中にあり、訪れるだけでも厄がそぎ落とされるような気分になれるでしょう。お守り文字という個性的な書がみられるので、書道を志している方は勉強の一つとしてチェックしてみてください。火を焚いて行われる護摩札は8000円ほどで受けられ、厄除けを強く願う方には特におすすめです。修行を積んだ僧によるものなので是非厄を落としてもらってください。
■ 基本情報
- ・名称:浄光寺
- ・住所:長野県上高井郡小布施町雁田676
- ・アクセス:長野電鉄小布施駅から徒歩30分
- ・電話番号:026-247-3924
- ・公式サイトURL:http://www.jyokoji.jp/
栗の小径
http://72469241.at.webry.info/201308/article_1.html
街並みを美しくするために作られた小道で、日本の一昔前の時代の雰囲気も感じられる通りとなっています。歩いていくだけでも魅力的ですが、写真撮影にも最適な場所で、風情を楽しみたい方にはぴったりです。栗の木の間伐材が使われているため、誰でも歩きやすく、ぬくもりを感じられるスポットです。自然散策の時には是非歩いてみて欲しい場所です。
■ 基本情報
- ・名称:栗の小径
- ・住所:長野県上高井郡小布施町小布施470
陣屋小路
http://blog.livedoor.jp/stopdaka2005/archives/52091168.html
江戸時代の代官所が置かれていたスポットで、今でもその名残を見ることができます。日本らしい雰囲気がそのまま残されており、映画やドラマで見るような景色をそのまま体験できます。長野の観光スポットの一つとしても知名度が高いので要チェックです。明るい時間帯に訪れるのも良いですが、夕刻に訪れるとちょうど良い灯りとともに散策が楽しめます。古き良き街並みを感じたい方は午後の5時以降くらいがちょうど良いでしょう。
■ 基本情報
- ・名称:陣屋小路
- ・住所:長野県上高井郡小布施町小布施975-1
- ・電話番号:026-214-6300
- ・参考サイトURL:http://www.nagano-tabi.net/modules/enjoy/enjoy_105025003.html
おぶせミュージアム・中島千波館
http://yamaboushi.biz/facilities8.html
中島千波の絵を展示しているミュージアムで、小布施のお祭り屋台も合わせて展示されています。この地域独特の屋台は見もので、夏ごろのお祭りの時期に合わせて訪れてみても良いかもしれません。日本らしい雰囲気があふれたスポットなので、心癒されるでしょう。ミュージアムにあるカフェでは、モンブランがおすすめです。栗が丸ごと入っており、長野の自然の恵みを堪能することもできます。ぜひ気軽に味わってみてください。
■ 基本情報
- ・名称:おぶせミュージアム・中島千波館
- ・住所:長野県上高井郡小布施町小布施595
- ・アクセス:長野電鉄小布施駅から徒歩で12分
- ・営業時間:午前9時~午後6時(4月~9月) 午前9時~午後5時(10月~3月)
- ・電話番号:026-247-6111
- ・料金:一般 500円 高校生 250円 小中学生 無料
- ・公式サイトURL:http://www.town.obuse.nagano.jp/site/obusemuseum/
小さな栗の木美術館
http://t-mame.blogspot.jp/2013/06/blog-post_25.html
泉石亭の敷地内にある緑あふれるスポットで、冒険心がくすぐられるような場所でもあります。迷ってしまうことはないですが、散策しているだけでも楽しめるので是非お食事も合わせて訪れてみてください。家族で楽しむのが最適で、食事も美術品も見て心をいやすことができます。小布施らしいスポットでもあり、自分のペースで癒しの時間を堪能することができます。
■ 基本情報
- ・名称:小さな栗の木美術館
- ・住所:長野県上高井郡小布施町779 桜井甘精堂本店・泉石泉隣
- ・アクセス:長野電鉄「小布施」駅より徒歩5分
- ・営業時間:10:30~17:00
- ・電話番号:026-247-5166
- ・料金:無料
- ・参考サイトURL:http://www.obusekanko.jp/enjoys/museum/obuse144.php
フローラルガーデンおぶせ
http://www.shinetsu-furusato.jp/?p=1617
夏ごろにはお花が咲き誇る美しいガーデンです。アジサイやアナベル、洋ランが堪能できるスポットで、写真撮影や自然散策でも楽しめる場所です。イベントとして「洋ランフェア」が開催されるので、夏の終わりの9月頃には是非訪れてみてください。秋の果物や長野の果物を堪能できるイベントもあり、小布施の自然と長野の特産を満喫できます。1日中のんびりしていても飽きない場所なので、デートにもおすすめです。
■ 基本情報
- ・名称:フローラルガーデンおぶせ
- ・住所:長野県上高井郡小布施町大字中松506-1
- ・アクセス:長野電鉄小布施駅から徒歩25分
- ・営業時間:09:00~17:00(入園受付は16:30まで)
- ・電話番号:026-247-5487
- ・料金:大人 200円 高校生 100円 小中校生 無料(保護者同伴に限る)
- ・公式サイトURL:http://www.floral.obuse.or.jp/
ミクニヤ
http://blog.livedoor.jp/apple5555/archives/51670070.html
エビチリオムライスやあんかけチャーハンなどが定番の人気メニューです。定食メニューもあるので、お食事をしたい方は是非訪れてみてください。ボリューム満点で、カフェ感覚で気軽に満腹になれるのも魅力の一つです。和風から洋風まで様々なメニューがあるので、宴会で利用するのも良いでしょう。雰囲気も良くいつ訪れても心癒されるスポットです。
■ 基本情報
- ・名称:ミクニヤ
- ・住所:長野県上高井郡小布施町小布施上原859-3
- ・アクセス:長野電鉄長野線 / 小布施駅 徒歩20分
- ・営業時間:[水~日]11:30~15:00、18:00~23:00 [火]18:00~23:00 月曜定休
- ・電話番号:026-247-2439
- ・料金:1000~2000円
- ・参考サイトURL:https://retty.me/area/PRE20/ARE82/SUB55702/100000889774/
小布施堂本店
http://s.webry.info/sp/iroirodaisuki.at.webry.info/201111/article_2.html
栗菓子で有名な小布施堂本店にはレストランも併設されています。季節の料理としてしょうがご飯やアスパラそうめんなど他では味わえない個性的でおいしいメニューがあふれているので、ぜひ足を運んでみてください。おしゃれな空間なので記念日に訪れても楽しめるでしょう。上品な時間を過ごすのに適しており、落ち着いて過ごせる家族での旅行やカップルでのデートにもおすすめです。日常の忙しさから解放されるような場所なので、予約をしてから訪れるとよいでしょう。
■ 基本情報
- ・名称:小布施堂本店
- ・住所:長野県上高井郡小布施町808
- ・アクセス:長野電鉄小布施駅から徒歩10分
- ・営業時間:食事 11:00~15:00 喫茶 10:00~16:00 栗菓子の販売 9:00~19:00
- ・電話番号:026-247-2027
- ・料金:1000円~2000円
- ・公式サイトURL:http://www.obusedo.com/store/detail/honten-restaurant.html
栗の木テラス 小布施店
http://cozyrosy.exblog.jp/i7/2/
メルヘンチックな雰囲気があるのも魅力の一つで、おいしいモンブランとコーヒーを一緒に味わえます。コーヒーカップや器の類も非常にかわいらしく上品でここで過ごす時間はまるで時間が止まったかのような感覚でのんびりと過ごせます。相当な有名店なので、混雑しすぎていて落ち着けないこともありますが、少しピークの時間をずらすとのんびり過ごせます。ちょうど開いている時間帯を電話などで訪ねてから訪れても良いかもしれません。
■ 基本情報
- ・名称:栗の木テラス 小布施店
- ・住所:長野県上高井郡小布施町小布施784
- ・アクセス:長野電鉄 小布施駅より徒歩6分
- ・営業時間:10:00~ラストオーダー18:00
- ・電話番号:026-247-5848
- ・料金:1000円~2000円
- ・公式サイトURL:http://www.kanseido.co.jp/shop/obuse/
いかがでしたか?小布施には一日では廻りきれないほどたくさんの見どころがあったでしょう!町中、町ぐるみで作り上げてきたとても美しい町並みと自然、その中に和と洋をうまく取り混ぜたモダンな建物がそこかしこに点在しているんですよ。この地方の歴史を知り、美術館やギャラリーを巡りお食事処で舌鼓、素敵な旅になります。どこをどう廻ればいいか悩んだ時には、町歩きガイドや散策コースなどもあるようですので問い合わせてみるのもいいかと思います。自分自身で計画してみるのもきっと楽しいと思いますよ。さぁ、準備を始めて、いざ出発!