福島県の温泉地まとめ。疲れを癒したい人におすすめ！

福島の温泉地ランキングをご紹介します。毎日、満員電車に揺られ取れない疲れがたまっている、とにかく休日はゆっくりしたい・癒されたい。と思っていませんか？そんな方は要チェックですよ！効能豊かな水質だけでなく、2013年放映の大河ドラマ「八重の桜」の舞台にもなった会津若松など、緑ゆたかで雄大なロケーションを誇っており、日々の喧騒からあなたを解き放つこと間違いなし！そこで今回は、数ある中から、これぞおすすめというものをピックアップします。

1.東山温泉

福島県でも有数の有名温泉地の一つ、東山温泉。 前述した「八重の桜」や白虎隊の舞台としても知られる会津若松から近いこともあり、毎年多くの観光客がこの土地を訪れます。

そんな東山温泉の中でも、特におすすめの日帰り温泉を2ヵ所ご紹介します。

ちなみに東山温泉温泉郷は竹久夢二や与謝野晶子などの文人墨客を始め、あの土方歳三も訪れた事があるという湯の街なんですよ。開湯はなんと８世紀後半。１３００年余りの歴史を誇る、奥羽三楽郷の一つとしても有名な温泉郷です。

１）会津東山温泉　庄助の宿　瀧の湯

会津若松の民謡「会津磐梯山」に登場する小原庄助から名前を取った、高級感ただよう温泉宿です。 宿の脇を流れる川の向こう岸には能舞台が設置されており、奥ゆかしい雰囲気を演出しています。
こちらには大浴場以外に露天風呂、そして貸切風呂があり、いずれも落ち着いた雰囲気でゆったりと湯に浸かることができます。

貸切風呂も6ヶ所用意されています。美しい竹林を堪能出来る「十六夜の湯」「庄助の湯」「幻の湯」に、屋上で星を眺めながら入浴できる「星空の湯」「月美の湯」、そして大浴場「天寧温泉」まで貸切で利用が可能なんですよ。

２）御宿東鳳（おんやとうほう）　棚雲の湯・宙の湯

御宿東鳳は、会津若松の景色を楽しみながらゆったりと湯に浸かることができる日帰り温泉。
2種類の展望露天大浴場があり、どちらも会津若松の素晴らしい景色を堪能することができます。

「棚雲の湯」は水深の違うお風呂を棚田状に設置。最上段には地平線が眺められる全身浴、2段目は半身浴、最下段は寝湯と、それぞれ違う視点で景色を楽しめますね。「宙の湯」は竹林に囲まれた円形の湯船が、宙に浮いているような気分を味わわせてくれますよ。

2.飯坂温泉

飯坂温泉は、かつて鳴子温泉や秋保温泉とともに、奥州三名湯と讃えられたこともある名湯の一つ。 
かの日本武尊がこの地で傷を癒やしたといわれる程、歴史の古い温泉です。

さかのぼればなんと縄文時代から続くという由緒ある温泉は、かの有名な松尾芭蕉の「奥の細道」にも記されています。奇跡の人「ヘレン・ケラー」も2度ほど、この飯坂温泉を訪れ宿泊しているんですよ。

１）鯖湖湯

9つある飯坂温泉の中で最も歴史のある共同浴場です。 あの松尾芭蕉もこのお湯で体を癒やしたとか。
地元の人も多く利用しており、その人柄の良さにほっこりとした気分になれる温泉です。

お湯が熱いことでも知られているの鯖湖湯。先に入浴している人がいるからといって、温度を確かめずに入浴すると熱くて飛び上がるかもしれません。ちゃんと手で湯温を確かめてから入浴するようにしましょうね。

２）波来湯（はこゆ）

約1,200もの歴史を持つ共同浴場。
老朽化により取り壊されていましたが、2011年にリニューアルオープンを果たしました。
飯坂温泉駅にほど近いことから、多くの観光客が訪れる共同浴場です。

こちらは先の鯖湖湯と違い、2つある浴槽のうち1つをぬるめに設定してくれている共同浴場。と言っても熱めのお湯が好きな方からする「ぬるめ」なので、やっぱり温度の確認は必要かもしれませんね。お隣には足湯が整備されているので、そちらでも気軽に温泉を楽しめますよ。

3.高湯温泉

入れば入るほど湯治になると言われる高湯温泉。その源泉の数は10箇所にも及び、さまざまな温泉を楽しむことができます。高湯温泉には9軒の宿と1軒の共同浴場（2014年現在）があり、どれも来客を暖かく迎えてくれます。

源泉には「滝の湯」や「仙気の湯」など名前がつけられている場所もあり、それぞれ「湯の花が多い」「砂を吐く」などといった特徴も兼ね備えているんですよ。源泉の周りは温泉成分が固まってできた析出物がたっぷりと付着していて、効能の高さが窺えます。

１）共同浴場あったか湯

土湯温泉の共同浴場の一つとして、地元の方にも親しまれている温泉場。
白濁の硫黄泉で、浴場が全て露天風呂という特徴を持った共同浴場です。

源泉までの距離が60ｍとかなり近く、地下から湧き出した温泉をほぼダイレクトに堪能出来る温泉でもあります。休憩室も完備されていて観光案内所も兼ねているので、まずはここに立ち寄って情報収集をするのもいいかもしれませんね。

２）高湯温泉のんびり館

3つの浴場を利用できる高湯温泉のんびり館。 事前に予約しておけば、別料金で貸切風呂も利用できます。
乳白色の温泉にゆっくり浸かり、日頃の疲れを癒やしませんか？
要予約ですがランチ付きの日帰りプランも用意されていますよ。10～15時までの間で最大5時間滞在可能な個室と、入浴、食事がセットになったプランです。食事なしで個室だけ利用できるプランもあります。

4.幕川温泉

福島県にはたくさんの温泉が点在していますが、秘境の湯を味わいたいなら「幕川温泉」へ行ってみてください。「幕川温泉」は、福島駅から車で60分から70分ほどの距離にあり、細い林道を通ってようやくたどり着く山奥にある秘湯です。

美しい乳白色のお湯を称えた、大自然の中の露天風呂は必ず入って欲しい温泉です。「幕川温泉」には、水戸屋旅館と吉倉屋の2軒があり、どちらもおすすめの宿です。

水戸屋旅館には丸太をくり抜いた露天風呂がありますよ。直径2m50cmはあろうかという巨大な檜を輪切りにし、中をくりぬいて2つ繋げたお風呂なんです。混浴ですが、午後4時～20時までは女性専用になるので安心してくださいね。

5.湯ノ花温泉

南会津にある「湯ノ花温泉」の歴史は、鎌倉時代までさかのぼると言われています。泉質は、含土類石膏弱食塩泉、単純泉、弱食塩泉で、婦人病やリウマチ、神経痛、筋肉痛などの効能があります。

「湯ノ花温泉」には、共同浴場が4個所あり、そのうちの2個所は混浴なので、カップルや家族で揃って入浴できるのはいいですね。おすすめ温泉宿は、自家源泉のある「本家亀屋」です。

古民家を利用した民宿で、囲炉裏を囲んで食べる食事はまた趣があっていい雰囲気です。湯、宿、食、人ともにおすすめのお宿です。

6.甲子温泉

「甲子温泉」は、福島県西郷村の日光国立公園にあり、歴史のある温泉地です。「甲子温泉」には、旅館や民宿などがいくつかあるので、ゆっくり温泉を楽しみたい人におすすめです。

その中でも「甲子温泉 旅館大黒屋」は、阿武隈川渓流沿いにたつ自然豊かな秘湯の宿。江戸時代の白河藩主、松平定信公の別邸だった「勝花亭」を別館として使っています。お風呂は源泉掛け流しで、大岩風呂（混浴）や、大自然の中の露天風呂など泉質のいい天然温泉を楽しめます。

7.土湯温泉

「土湯温泉」は、福島駅西口からタクシーで25分という便利な場所にある温泉。土湯温泉の歴史は聖徳太子の時代とも、神代にもさかのぼるとも言われています。

吾妻山と安達太良山の山間の荒川の渓谷にある温泉地で、泉質は、無色透明の単純温泉を始め、単純硫黄泉、重曹泉などがあります。「ホテル山水荘」は眺めのいい露天風呂や大浴場の他、5か所の貸切風呂があり、館内で湯めぐりができるのが楽しい。

「土湯温泉」には、様々なホテル、旅館、民宿があり、どの宿もお湯自慢です。お気に入りの宿を見つけて楽しめます。

■「山水荘」宿泊プラン一覧
http://www.489pro.com/asp/489/menu.asp?id=07100730&ty=ser&list=YES&liop=1

8.大塩裏磐梯温泉

その名の通り、塩辛い味がする「大塩裏磐梯温泉」は、山間の静かな温泉地で、江戸時代には、この温泉から塩を作っていました。現在でも、この温泉水を煮詰めて、会津の山塩として販売しています。海から作った塩とは、成分の割合が異なるため風味が違うのだそう。

「ホテル観山」は、大塩裏磐梯温泉の露天風呂がおすすめの温泉宿です。塩川の渓流沿いの露天風呂は、川のせせらぎを聞きながら、ゆっくりと掛け流しの温泉につかれます。

9.新野地温泉

新野地温泉は磐梯朝日国立公園内の鬼面山の中腹にある温泉地。標高1,200ｍの位置にあり、野趣あふれる野天風呂を満喫したい人におすすめ温泉です。

「相模屋旅館」は、新野地温泉に一つだけ温泉宿で、豊かな自然と最高の温泉が味わえる宿として人気があります。地面から噴き出る白い蒸気を眺めながらの野天風呂は最高です。

ワイルドな温泉を味わいたいなら迷わず「相模屋」へどうぞ。室内の温泉も、木造建築の古い家屋が温泉情緒を高めてくれます。日帰り入浴も可能なので、近くに行った際は絶対立ち寄りたい温泉です。

10.木賊（とくさ）温泉

「木賊（とくさ）温泉」は、南会津町にあります。かつて「木賊（とくさ）」の群生地であったことから「木賊（とくさ）温泉」と名づけられたといいます。

その「木賊（とくさ）温泉」にある「旅館湯の上」は、曲家を改築した温泉宿で、南会津町独特の風情のある旅館です。

7部屋のみのこじんまりしたアットホームな雰囲気の宿で、あたたかいおもてなしがうれしいお宿です。地元の素材を使った料理は、焼き魚や山菜がお腹いっぱい食べられます。

11.赤湯温泉

「赤湯温泉」は、鉄分を含んだお湯が赤い錆のように見えることから名付けられた名前です。近くには新野地温泉や鷲倉温泉があります。

「赤湯好山荘」は、ブナや白樺の原生林に囲まれた大自然の中の温泉宿で、大浴場のような広さはありませんが、泉質が良く、外の原生林を眺めながらゆっくり入りたい温泉です。

「赤湯好山荘」には、赤湯と白湯があり、赤湯は鉄分を含んだお湯、白湯は硫黄泉なので、2種類の全く違う温泉を楽しめます。

12.横向温泉

猪苗代町にある「横向温泉」は、その昔、八幡太郎義家が白蛇が岩から湧き出る湯で傷を癒しているのを見て発見したといういわれを持っています。横向温泉には上の湯、中の湯、下の湯があり、宿によって引いている湯が異なっています。

「森の旅亭マウント磐梯」は上の湯と中の湯を使っており、露天風呂、貸切風呂とも天然の温泉で、8ヶ所それぞれのお風呂の効能が違うのだとか。ホテル内で湯めぐりができるのがうれしい。渓流沿いの景観を生かしたお風呂からの眺めに、心身ともにいやされます。

13.湯野上温泉

「湯野上温泉」の歴史は奈良時代にまでさかのぼると言われ、大変古い歴史がある温泉です。「湯野上温泉」にはホテル、旅館、民宿が数多くあり、どこに泊まっても湯野上温泉のいいお湯が楽しめます。湯野上温泉の泉質は、弱アルカリ単純泉。

透明な綺麗なお湯で肌の感触はさらっとしています。筋肉痛、関節痛、神経痛、そして美肌にも効果があるとされています。湯野上温泉郷は、渓谷やつり橋、河原もあり、途中に足湯ができる場所もあるのでお散歩も楽しい。



福島の温泉地ランキングいかがでしたでしょうか？有名なところから、知られざる秘湯まで様々な場所があります。画像を見るだけでも情緒あふれる雰囲気が伝わってきませんでしたか？ぜひ、休日を使って訪れてみて下さい。

１箇所だけでなく幾つかまとめて巡ってみるのもオススメですよ。各所をまわる旅行は必ずやあなたを日々の喧騒から忘れさせ、癒しの時間を与えるでしょう！雄大な景色を伴ったロケーションでリラックスすれば身も心もリフレッシュすること間違いなしです！