運動しながら動物が見られる！シニア層にオススメな多摩動物公園

東京都日野市にある多摩動物公園は、都心からアクセスしやすい動物園にもかかわらず、60ヘクタールにも及ぶ広大な敷地やサファリさながらのライオンバスが運行するなど、見応え十分の動物園として知られています。今回は、多摩動物公園についてご紹介しながら、シニア層におすすめの秘密をこっそりお教えします。

多摩動物公園とは？

多摩動物公園は1958年に開演した、歴史ある動物園の一つ。ライオンやオランウータンなどの野生動物はもちろん、敷地内には昆虫館もあり、さまざまな生物を鑑賞することができます。 多摩動物公園はオランウータンがいるアジア園やサファリのようなアフリカ園、コアラのいるオーストラリア園と昆虫園の4エリアから成っています。

シニア層におすすめなところは？

多摩動物公園の概要が把握できたところで、次はシニア層におすすめな理由を2つご紹介します。

広い敷地内はいい散歩コースに

とにかく広いことで知られる多摩動物公園。すべてを歩いてみようと思うと、30分以上はかかります。ただ歩くだけではなく、動物を横目に見ながらゆったりと歩くことができるので、楽しみながら日々の運動不足を解消することができます。

無料のシャトルバスでゆったり回ることも

「歩いて見るなんてとても無理」という方には、無料のシャトルバスがおすすめ。自然にやさしい圧縮天然ガスを使ったバスで、高齢者や妊婦の方、子供連れの方などが優先して乗車できます。園内のポイントを循環運転しているので、歩き疲れた場合に利用することもできます。

多摩動物公園の見どころ

多摩動物公園は広大な土地を生かしたさまざまな見どころが存在します。
今回はそのなかからおすすめの見どころを5ヶ所ご紹介します。

1.オランウータンのスカイウォーク

今ではブームとなった動物たちの行動展示ですが、多摩動物公園のオランウータンのスカイウォークはひと味違います。なんとその長さは世界最大級の全長150mにも及びます。
2005年には市民ZOOネットワークが実施する『エンリッチメント大賞 飼育施設部門大賞』を受賞するなど、大きな話題を呼んでいる行動展示です。
多摩動物公園に来たからには、ぜひ見ておきたいポイントです！

2.マレーバクの泳ぐ姿が観察できる

多摩動物公園ではマレーバクの泳ぐ姿がガラス越しに観察できるようになっています。マレーバクを見るのが初めての方は、きっとその姿に驚くのでは？

3.モグラの家

地中にトンネルを作って暮らすモグラたち。地上に住む私たちは、普段その姿を目にすることはほとんどありません。
そんなモグラたちが地中でどんな行動を取っているのかが分かる行動展示です。なかなか見ることのできない、モグラの活発な姿を目にすることができます。

4.ライオンバス

その名の通り、バスに乗ってライオンの普段の生活を垣間見ることができる、サファリ形式の展示です。

バスの窓枠に取りつけられた馬肉を食べる姿が、バスのガラス越しから確認できるという迫力ある展示を楽しむことができます。 

5.チンパンジーの森

知能が高いことで知られるチンパンジー。チンパンジーの森ではそんな彼らの知能の高さがうかがい知ることができる、たくさんの工夫がなされています。

道具を使って蟻塚からアリを取ったり、自動販売機を利用したりする姿を見ると、人間に近い存在であることを改めて実感するのではないでしょうか。

訪問者の声

見応えたっぷりの多摩動物公園ですが、実際に訪れた方たちはどんな感想を持っているのでしょうか。

４.基本情報

今回ご紹介できなかった部分でも、多摩動物公園の魅力はたくさんあります。運動がてらに行くも良し、ゆったりと回るも良し、自然と動物たちに癒やされながら、園内を楽しんでみませんか？