Norio.NAKAYAMA
熊本の名物グルメ・名産品をまとめました。この土地ならではの食べ物!と聞かれたら、どんなものを思い浮かべますか?馬刺し、辛子れんこん、いきなり団子…色々ありますね。遠方からお越しの皆さんは、初めて聞くものばかりだと思いますから、ぜひ食べていただきたいものをご紹介いたします。旅行に出掛ける前に知っておけば、きっと役に立つと思いますよ。お土産に出来るものもありますから、チェックしてみてください。これは絶対に味わいたい~というものを探してみましょう。
1.馬刺し
とても美しい桜色をしている肉の色から、「さくら刺し」という異名も持っています。新鮮な馬刺しは、赤い色というよりも、ピンクの桜色をしているように見えます。馬刺しが有名な熊本では、おいしい馬刺しが食べられるところがたくさんあります! http://kumamoto-basasi.net/cat108/post-2.html
馬の肉はクセがないため、肉が苦手な人にも食べやすい。写真を見てもわかるとおり、脂肪分が少ないのが馬刺しの特徴です。コレステロールも低いため、女性の方にもオススメです!馬肉には、脂肪分が少なく、コレステロールが低いだけでなく、そのが栄養価の高さにも注目が集まっています。牛豚鶏などの畜種に比べ、カロリーは牛肉の3分の1、高タンパクで、ミネラルとしても牛豚の3倍のカルシウム、鉄分に至っては、ホウレンソウやひじきより豊富なんだそうですよ!
2.あゆの姿寿司
http://mocotyan.seesaa.net/article/384128128.html
かなりのインパクトがあるお寿司!お祝い事などのイベントの時に食べることが多いです★川下りで有名な球磨川のあゆを使用することが多いとか。昆布を入れて炊いた酢飯に、しめた鮎を開いて乗せる……豪快です!
球磨川は、日本三大急流のひとつとしても知られており、その球磨川の清流でとれる球磨川鮎はまさしく最高級の逸品です。そのあゆをまるごと一匹使い、酢飯との絶妙なハーモニーを生み出している郷土料理ですよ!
3.ひともじのぐるぐる
http://basashi-kenzo.com/oshinagaki/index.html
ひともじとは、ワケギのこと!ワケギを茹でて、根の方から折り返し残った葉でグルグル巻きにしたものが「ひともじのぐるぐる」です★食べるときは酢味噌や辛子酢味噌をつけるのが主流♪私は辛いのが苦手なので酢味噌派ですが……辛子味噌の方が美味しいとおっしゃる方多数。一口でパクリといただくこの料理は、ザクッという歯応えの後に、独特の香り、甘味、辛味が口の中いっぱいに広がります。大人になってから好きになったという方も多く、どちらかというと、焼酎などのおつまみとして人気のある料理ですね♪
4.太刀魚料理
http://marug0t0.blog70.fc2.com/
一年中、季節を問わず水揚げあり。なので、いつでも食べられます♪塩焼きも美味しいし…… http://blog.livedoor.jp/candies78/archives/1099493.html
ムニエルもいいですね! http://blog.livedoor.jp/eijijapan/archives/3625650.html
酢の物にしたり、南蛮漬けも良いですね♪ http://p.booklog.jp/book/81207/page/2072572
もちろん、フライでも美味しくいただけます!!銀色に輝く、長く細い身が武士の太刀に似ていることと、時折立ち泳ぎすることからその名が付いたといわれている「太刀魚」。4~11月にかけては湯の児温泉で、太刀魚釣り体験もできるんですよ。子供でも簡単に釣り上げることができ、旅館で調理してもらうことも可能だそうなので、ぜひ体験してみてくださいね。
5.辛子れんこん
inazakira
病弱な肥後藩主のために考案された「辛子れんこん」。レンコンの穴に辛子味噌を詰め、衣を付けて揚げた熊本の代表的な郷土料理です。辛いのが苦手な人は、まず一口食べてみてから判断して下さい!意外と大丈夫かも……?! http://blogs.yahoo.co.jp/hachiyamakai/62481925.html
辛子れんこんサブレなるものも出てるらしいです!本物の辛子れんこんと同じく、ピリッとする辛さだとか。一度食べてみたいですね♪もともと殿様の健康食として作られたというだけあって、体に良い成分を多く含んでいるからしすが、そのまま輪切りにして食べても美味しいですが、醤油等をつけていたっだくと、尚一層美味しくなるので、ぜひお試しくださいね♪
6.熊本ラーメン
http://shuseki-trumpet.at.webry.info/201307/article_2.html
九州はとんこつ!というイメージどおり、熊本のラーメンはとんこつが主流です♪提供しているお店によって、スープの中に入れるものや具材、麺の太さ・麺の形状は違ってきます。 http://blog.livedoor.jp/kenbohmk3/archives/cat_50038455.html
色んなお店で食べ比べてみてもいいかも!?どろどろしているスープのお店、さらりとしているスープのお店……。自分の好みに合わせてお店を選んでみましょう♪人気のお店をいくつかご紹介します。まずは、熊本駅の近くにある「黒亭」。熊本ラーメンの王道で、地元の人にも人気のお店です。元祖熊本ラーメンの「桂花ラーメン」と「こむらさき」。両店ともに、熊本ラーメンの代表格であり不動の人気を誇ります♪他にも、おいしいお店があるので、ぜひ自分好みを見つけてくださいね♪
7.太平燕
http://blogs.yahoo.co.jp/kajibooh1027/24439259.html
太平燕と書いてタイピーエンと読みます。熊本にある中華料理店には必ずメニューに入ってる太平燕……。スープは見てのとおりちゃんぽん風♪野菜がたくさん入っていて、ダイエット中の女性にも人気です。ちなみに、麺は春雨。要は、春雨スープです!! http://chouri.koen.ac.jp/blog/instructor/2013/02/post-250.html
熊本の学校給食には太平燕が出たりします。県外から引っ越して来た子供はびっくり!『タイピーエンだよ!』と言われても、ピンと来ないですもんね。お店で食べるなら、熊本の中心にあるアーケード街「下通り」沿いにある紅蘭亭がおすすめですよ!野菜たっぷりの具で、茹で卵や豚肉なども乗っています。しっかりとした味のスープに春雨の麺なので、お腹に大満足でありながら、ヘルシーな料理です♪
8.いきなり団子
http://lepatch.seesaa.net/category/19522617-1.html
素朴な味です。作り方も簡単。あんとサツマイモを団子で包んで蒸しただけ!あんの甘さとさつまいものホクホク感、塩気の効いたもちもち生地が口の中で合わさって、うまい具合に混ざり合います★ http://blogs.yahoo.co.jp/ikura2710/26899210.html
熊本弁で「いきなり」というのは「すぐに」ということ。「いきなり団子は、予想外の来客があった時でもすぐにお菓子として出せることから、この名称になった」という一説もあります★他にも、言われとして、「ざっとしている」ことを意味する「いきなり」いうことで、ざっと作れる菓子との説や、地元の古い方言で「簡単」という意味があることから、「簡単に作れる団子」の意ともされています。
9.朝鮮飴
http://sibainumikan.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/index.html
水飴と白砂糖を練って作るもち飴です。甘すぎず、いくつでも食べられそう。写真から伝わってくると思いますが……飴とは言えない風貌をしております。餅です、と言われたら納得できそう……。 http://t-mame.blogspot.jp/2013/09/blog-post_18.html
400年もの間、作り続けられてきた朝鮮飴……。昔々、熊本の藩主だった加藤清正は戦の際にこの朝鮮飴を持っていったと言われています。水飴と白砂糖でできているから、保存も効きますもんね!「朝鮮飴」という名前は、熊本藩主加藤清正公が朝鮮の役の際に持参し気候風土に変味せず、保存性がよかったことを賞賛し、名付けたと言われています。今では、モチモチ感と素朴な甘味で、お子様のおやつや、お茶うけとして楽しまれていますよ♪
10.だご汁
http://tobepositive.seesaa.net/article/411178608.html
熊本の郷土料理。“だご”とは熊本弁で“団子”のことを言います。小麦粉を練り、ちぎった平べったい団子を入れた汁のこと。本来は農作業に忙しい農家の人々が素早く食べられるように作られたもので、腹持ちもよいという利点も。同じ熊本県内でも、阿蘇地方では、豚肉、根菜、しいたけなど山で採れる具が豊富に入った味噌仕立て、有明地方では貝類や鶏肉が入ったすまし汁風に仕立てられています。
どちらも共通するのは、根菜などの具材がたっぷり入っていて、それらの具材から溶け出たうまみを“だご”がしっかり吸い込んで、美味しくなっているということですね。体の芯から温めてくれて、心までほっこりできる王道の郷土料理です。
ここで食べられます!
阿蘇名物”元祖たかなめし”のあそ路。郷土料理が楽しめるお店です。たかなめしもだご汁も味わえる”たかなめし定食”が人気です。■ 基本情報
- ・名称: あそ路 (あそじ)
・住所: 熊本県阿蘇市阿蘇町的石1476-1 - ・アクセス: 国道57号線を車 JR市ノ川駅を目印
- ・営業時間: [平日]11:00~17:00(L.O.16:00)
- [土・日・祝]11:00~18:00(L.O.17:00)
- ・定休日: 月曜日(月により変更あり)
- ・電話番号: 0967-35-0924
- ・公式サイトURL: http://www.asoji.com/
11.御飯の友
http://vivit.blog.jp/tag/%E5%BE%A1%E9%A3%AF%E3%81%AE%E5%8F%8B
熊本にある会社、株式会社フタバが製造販売するふりかけ。実はこの”御飯の友”、ふりかけの元祖なんですよ。大正時代の初期、日本人にカルシウムが足りないといわれているなか、熊本の薬剤師・吉丸末吉が、カルシウムを補うため、小魚を乾燥させ粉末にしたものをつくり、御飯にかけて食べるという発想から生まれました。青のりやごまなども加えておいしく食べられるよう工夫して”御飯の友”が誕生。全国ふりかけ協会もふりかけのルーツとして公認している、正真正銘の”元祖”です。
12.玉名ラーメン
http://ramen.livedoor.biz/archives/51041258.html
熊本ラーメンのルーツと言われるのが”玉名ラーメン”。昭和27年、小さな中華そば屋が作った豚骨ラーメンが始まり。豚骨を炊き上げたコクと旨みが溶け込む白濁としたスープは、当時珍しく、評判になりました。その味にほれ込んだ人々が次々にお店を開き、玉名だけでなく、熊本市内にも広まり、熊本ラーメンのルーツにもなりました。濃厚豚骨スープ、パンチを効かせる焦がしニンニク、中細ストレート麺が特徴です。
ここで食べられます!
天琴は昭和32創業の老舗。こってりとしてコクのある濃厚な味わいの豚骨スープとニンニクの風味が絶妙です。■ 基本情報
- ・名称: 天琴
・住所: 玉名市高瀬408 - ・アクセス: 【電車】玉名駅から徒歩約17分
- 【車】菊水ICより県道16号・6号経由で約15分
- ・営業時間: 11:00~24:00
- ・定休日: 水曜日
- ・電話番号: 0968-72-2392
- ・参考サイトURL:http://www.kininaru-k.jp/2012/eat/120906.html
13.馬肉ソーセージ
http://ishop.ti-da.net/e4516224.html
熊本名物・馬肉料理といえば馬刺しがポピュラーですが、馬肉ソーセージもあります。なかなか珍しいですよね。香ばしく焼いて、ケチャップやマスタードを付けていただくと美味しそう。馬肉料理専門店に足を運べば、メニューで見かけることができそうです。14.南関あげ巻寿司
http://blogs.yahoo.co.jp/tngdiary/31777375.html
南関あげ巻寿司とは、海苔の代わりに甘辛く煮付けた揚げで巻いた巻寿司のこと。南関の特産品でもある”南関あげ”を使って巻いています。南関あげは、一般的なしっとりとした感じではなく、水分がほとんど含まれておらず、パリパリと乾燥していて、3ケ月ほど長期保存できるのが特徴。調理して柔らかくなった生地には、よく味が染み込みます。
ここで食べられます!
いきいき村は、南関(なんかん)の特産品が揃った特産品センター。こちらの施設にある”バイキングレストランいきいき”で手軽にいただくことができます。また、お土産コーナーには、塩山食品の南関あげも販売しています。■ 基本情報
- ・名称: 特産品センターいきいき村
・住所: 熊本県玉名郡南関町大字関町419-1 - ・アクセス: 南関I.Cより所要時間3分
- ・営業時間: 9:00~19:00
- ・定休日: 1/1~1/4
- ・電話番号: 0968-53-0388
- ・公式サイトURL: http://www.ikiikimura.net/
15.晩白柚(ばんぺいゆ)
http://blog.goo.ne.jp/toshi-s-ret/e/adb9ad1a5baceca13d9b5420de2add91
温暖な気候の恵みで、柑橘類の宝庫でもある熊本県。そんな八代地方の特産品”晩白柚”は、ミカン科のザボンの一品種で、世界一大きな果樹としてギネスにも認定された果物です。名前の”ばんぺいゆ”は晩(晩生)・白(果肉が白っぽい)・柚(中国語で丸い柑橘という意味)に由来。ちなみにギネスに認証されたものはバスケットボールほどの大きさだそうですよ。香りがよいのでしばらく飾って香りを楽しむのも◎。12月頃から収穫が始まり、旬は1,2月です。
熊本の名物グルメはいかがでしたか?14個もご紹介しましたので、きっと食べてみたいものが見つかったのではないでしょうか。名産品が多い地域ですから、旅行の際には馬刺しはもちろんのこと、旬の地魚、郷土料理、フルーツまで味わい尽くして帰ってくださいね。お土産も忘れずに購入しましょう!いきなり団子や辛子れんこんは、最近デパートの物産展でも見かけますが、やっぱり本場で食べたほうが倍美味しいです♪自分好みの食べ物を探してみてくださいね★