1945年8月6日。良く晴れた夏の日に、一つの爆弾が日本に落ちました。それが、原子爆弾。恐ろしい破壊力を持ったこの爆弾は、一発で広島の街をぼろぼろにしました。その威力を雄弁に語っているのが、原爆ドームです。
原爆ドームは「負の遺産」ではありますが、同時に広島の人達にとっては、欠かすことのできない心のよりどころでもあります。復興していく広島をずっと見守ってくれていた原爆ドームを、広島の人は大切にしてきました。
映像や本でみる広島の原爆を、実際に目で見てその実態を感じられる数少ない貴重な建物だと思います。
その破壊力は想像を絶するのだと体感できます。
確かに、実際に目で見るのと写真や本で見るのとは違いがあると思います。自分たちの目で見て、訪れて欲しい場所ですよね。
仕事で広島に来たので、仕事を終えた最終日に行って来ました。
朝、原爆が落とされた時間に近い時間に行きました。 写真やテレビの画面を通して知っているつもりでしたが、実際にみて、胸が張り裂けそうでした。色々湧き上がる気持ちを上手く表現できません。
戦争について、原爆について、子どもにも伝えていかなければならないと強く感じました。
私たちが受け取ったバトンを、次の子供たちに、次の世代に渡していく意味を考える機会にもなりますよね。様々な感情を私たちに与えてくれます。
連休前つつじが咲き誇る中、訪れました。
映像では何度も観た景色ではありましたが、実物を目にするとこみ上げてくる想いが出てきます。
こんな時代だからこそ、平和について考える良い機会となりました。
多くの外国人観光客も訪れており、嬉しく思いました。
海外の方に来てもらえるのは、確かに嬉しいですよね。何か感じるものを持って、帰国したらその感想をぜひ広げて欲しいと思います。
毎年沢山の人が訪れる原爆ドーム。まだ行ったことが無い人は、是非一度訪れてみて欲しいと思います。平和の意味や戦争について考える、よい機会を与えてくれます。
地図
http://blog.goo.ne.jp/kimmy_v-kobe/e/e5d5241e618e5baa9ba53ba332373850
1.原爆ドームとは
http://toyama-hok.com/hankakuishi
広島県産業奨励館
原爆ドームは、またの名を広島平和記念碑と言います。原爆が落ちる前は、「広島県産業奨励館」という名前で親しまれていました。美術展やお菓子の品評会なども行われ、広島の芸術や産業の発展に尽くしていたそうです。当時、最先端の建物
チェコ人の建築家ヤン・レッツェルという人が設計をし、当時としては最先端のモダンな建物でした。戦争が激化した1945年頃は、行政機関・統制組合の事務所として使用されていたそうです。1945年8月6日午前8時15分
そして、1945年8月6日午前8時15分。忘れられない、あの原子爆弾が広島に投下されました。当初の目標は相生橋でしたが、爆弾は少し逸れて原爆ドームの真上で爆発したそうです。
http://www.gekiyaku.com/archives/8862673.html
ドームは全壊しなかった
一発で町をこんなにも破壊した原子爆弾。ドームが全壊しなかった理由は色々ありますが、窓が多く爆風が外に逃れやすい状況であった事が挙げられます。爆弾の威力ももちろんですが、それでも残ったドームに何か意味がある様に思えてきますよね。
http://blog.goo.ne.jp/orimasa2001/e/5a6db8fa77335c8b2c33fbd72981b95a
「負の世界遺産」
戦後このドームを残すか、撤去するかで何度も意見が交わされました。ですが、世界の人々に原子爆弾の恐ろしさを伝える意味も込めて永久保存が決定。その後、1996年メキシコにて世界遺産に「負の世界遺産」として登録されました。
http://tabilabo.net/world-heritage_145
世界各国から見学に訪れる
現在も、世界各国から多くの人がこの原爆ドームに訪れます。訪れた人がどのような思いを抱くのかは人それぞれですが、こうやって戦争や平和について思いを馳せる機会を、今も原爆ドームは私達に与えてくれています。
http://68971846.at.webry.info/200907/article_3.html
2.夜の原爆ドーム
http://blog.goo.ne.jp/room210tant/e/08801d944616d1000405f57446fec12a
原爆ドームは、夜になるとライトアップされ、また一風違った顔を私たちに見せてくれます。そんな姿を少し見てみましょう。原爆ドームは「負の遺産」ではありますが、同時に広島の人達にとっては、欠かすことのできない心のよりどころでもあります。復興していく広島をずっと見守ってくれていた原爆ドームを、広島の人は大切にしてきました。
http://www.panoramio.com/photo/13697811
夜の闇の中でも、その存在を際立たせているのは、平和への祈りも籠っているのかもしれません。そして、二度と過ちを繰り返さないという強い思いを持っているのでしょう。広島平和記念日
毎年8月6日は、平和へのメッセージを書いた灯篭が川をゆっくりと流れていきます。川面を進む灯篭と、それを見守る原爆ドーム。原子爆弾を落とされた国として、私たちも一度は訪れるべき場所だと思いませんか。http://tsuiteru-happy-life.seesaa.net/article/125102644.html
訪れた人の声
原爆ドームに訪れた人は、どのような感想を持っているのでしょうか。 http://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g298561-d320236-r212734638-Atomic_Bomb…
朝、原爆が落とされた時間に近い時間に行きました。 写真やテレビの画面を通して知っているつもりでしたが、実際にみて、胸が張り裂けそうでした。色々湧き上がる気持ちを上手く表現できません。
http://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g298561-d320236-r210087422-Atomic_Bomb…
http://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g298561-d320236-r210355034-Atomic_Bomb…
毎年沢山の人が訪れる原爆ドーム。まだ行ったことが無い人は、是非一度訪れてみて欲しいと思います。平和の意味や戦争について考える、よい機会を与えてくれます。
地図
■ 基本情報
- ・名称:原爆ドーム
- ・住所: 〒730-0051 広島県広島市中区大手町1−10
- ・アクセス:【路面電車】2番宮島口行き・2番西広島駅行き・6番江波行き「原爆ドーム前」下車(所要時間約20分)
- 【バス】「紙屋町」下車 西へ徒歩約5~10分(所要時間約15~20分)
- 【バス】「市民球場前」下車 (所要時間約15分)
- ・電話番号: 082-242-7831
- ・料金: 無料
- ・公式サイトURL: http://www.city.hiroshima.lg.jp/toshiseibi/dome/index.html