ume-y
「鎌倉の大仏」といえば小学生でも知っている、関東地方随一の有名な大仏様。「長谷の大仏」ともいわれるこちらの大仏様、実は、高徳院というお寺にいらっしゃる大仏様なのです。今回は、この高徳院の大仏様について詳しくご紹介致します!
鎌倉大仏とは?
鎌倉大仏のお姿はこちら。台座を含めると、総高13.35mというスケールは正に「圧巻」の一言です。
http://musasiwalk.seesaa.net/article/108932205.html
大仏様は、おそらく鎌倉期に慶派と言われる、運慶の作風を引き継ぐ一派によって作成されたものではないか、と推測されています。鎌倉大仏は阿弥陀如来様です。阿弥陀仏の印相は9種類ありますが、その中でも一番格式の高い手の形をしているそうですよ!ちょっと失礼して…大仏様の中に潜入!
鎌倉大仏では、 大仏様の内部に入ってその構造を目の当たりにすることができます。仏様の中に入って、また外に出てくるのは「胎内巡り」といって、生まれ変わりに相当すると考えられてきました。大仏様の中に入れていただいて、心を清めましょう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%BE%B3%E9%99%A2
高徳院の見どころ
高徳院の四季はすばらしく、いつお伺いしても大仏様は崇高なお姿を見せてくださいますが、とりわけ春の桜と大仏様は思わず手を合わせたくなるほど神々しくあらせられます。
http://edelweiss8.exblog.jp/20361877/
ほかにも、高徳院・鎌倉の大仏様は、「露座の大仏様」として有名です。これだけの規模の大仏様で、露座…すなわち建物の中に入っていない大仏様は、鎌倉の大仏様だけです。実は鎌倉の大仏様にも…
実は他の大仏様と同じように、鎌倉の大仏様にも、最初はちゃんとした大仏殿がありました。鎌倉の大仏殿が倒壊したという記録は何度か残っており、台風によるもの、地震津波によるもの、と原因も複数記録されているので、何度か倒壊し、立て直されたことは間違いないようです。しかし、また別の記録によれば室町時代には既に、露座であったとあります。長いときを風雨に晒され、世の中を見つめ続けてきた大仏様。見上げながら歴史の長さを感じてみるのもよいでしょう。
■ 基本情報
- ・名称:高徳院
- ・住所:神奈川県鎌倉市長谷4-2-28
- ・営業時間:4~9月 8:00~17:30
- 10~3月 8:00~17:00
- ・電話番号:0467-22-0703
- ・料金:中学生以上 200円 小学生 150円
- ※胎内拝観は別料金 一人20円
- ・所要時間:30分
- ・オススメの時期:桜の季節
- ・公式サイトURL:http://www.kotoku-in.jp/index.html