愛媛を旅行する前に知っておきたい！愛媛４地域のみどころとは？

愛媛県には、一括りにしてしまうには勿体ないほど数多くの観光スポットが点在しています。そこで、今回は愛媛県を４つのエリアに区分して、それぞれの地域の魅力にフォーカスを当ててご紹介したいと思います。

愛媛県の４つの地域

愛媛県は、大きく分けると今治・しまなみ街道、西条・新居浜、松山・道後温泉、八幡浜・宇和島の4つの地域に区分されています。それぞれの地域の魅力を「グルメ」「観光スポット」などを踏まえ、ご紹介します。

1．今治・しまなみ街道

愛媛県の左上に位置するのが、今治・しまなみ街道地域。自然に囲まれた美しいエリアとして多くの観光客が訪れる場所でもあります。瀬戸内海に浮かぶ島々をつなぐ「しまなみ街道」からは美しい景色が望めることでも知られています。

①デコ弁にも使える？！パステルカラーの「削りかまぼこ」

削りかまぼことは、この地方で食べられている弾力のあるかまぼこを削り節のように削ったもののこと。カラフルな色をしていますが、実はおつまみにもフリカケにも使える優れものです。



デコ弁のアクセントにもピッタリ！女の子のお弁当に入れたら喜んでくれるかも！？

②世界でも珍しい「タオル美術館ＩＣＨＩＨＩＲＯ」

今治というとタオルの名産地でもあります。そんな今治タオルについて学び、体験することができる博物館が、世界でも珍しい「タオル美術館ＩＣＨＩＨＩＲＯ」です。



タオルを使って作られた「アイスクリーム」や「ポップコーン」などのオブジェが見られるのもタオル美術館ＩＣＨＩＨＩＲＯ館の面白いところです。

2．西条・新居浜

愛媛県では、松山市街地に続き大規模な繁華街が立ち並ぶことで知られているのが「西条・新居浜」地域になります。工業などが発達していることから、四国地方を代表する産業都市でもあります。

①ソウルフード「どて焼き」

新居浜地方のソウルフードとして親しまれているのが、堤亭さんの「どて焼き」です。昭和から続く由緒あるお店で、秘伝のミソダレが美味しさの秘密なのだとか！

②別子銅山記念館

別子銅山記念館は、栃木県の足尾銅山、茨城県の日立銅山と並び日本三大銅山の一つに数えられる別子銅山の歴史に触れることができる博物館です。

自然との調和をテーマとして作られたこちらの記念館は、建物そのものが緑の山に隠れるような造りになっています。周りに植えられているのはツツジで、初夏には色鮮やかに一面を彩ります。

3．松山・道後温泉

兵庫県の有馬温泉、和歌山県の白浜温泉と並び、日本三古湯と呼ばれるのが、こちらの道後温泉。この「道後温泉」を中心に賑わうのが、松山・道後温泉エリアです。

①柚の餡が香り爽やかな「タルト」

松山地方では、「タルト」というと、タルト生地のお菓子ではなく、写真のようなロールケーキの和菓子を指します。メーカーにより味は異なりますが、中の餡は柚味になっており、非常に上品な甘さを楽しめるスイーツです。

②道後温泉本館

大ヒットを記録したジブリの「千と千尋の神隠し」の舞台である湯屋のモデルとなったのが、この道後温泉本館です。

内部ではレトロで風情ある公共温泉を楽しむことができます。様々な温泉があるだけでなく、道後温泉の歴史に触れることができる資料室などもあります。

４．八幡浜・宇和島

愛媛県の最南端に位置するのが、八幡浜・宇和島になります。自然が豊かな地域であり、みかん畑なども数多く見られます。

①色鮮やかな郷土料理「ふくめん」 

千切りにしたこんにゃくの上に色鮮やかなトッピングをする宇和島地方の郷土料理を「ふくめん」といいます。「ふくめん」という名称は、そぼろで覆っている…つまり「覆面している」ということから名付けられたという説や、方言で千切りのことを「ふくめ」といったことから名付けられたともいわれています。

②宇和米博物館

宇和米博物館は、昭和３年に建造された小学校を移築した博物館になります。館内では米の種類や歴史について触れることができます。ところで、こちらの建物の最大の特徴は長い長い廊下。109mにも及ぶといわれる長い木造廊下ですは、なんだかノスタルジックな雰囲気ですね。