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盛岡市は、南部藩の城下町として栄え、現在も岩手県の県庁所在地として文化、政治の中心となっています。季節に応じた伝統的なお祭りも数多くあり、その中には文化財指定を受けているものもあります。
1.チャグチャグ馬コ
http://daikokudo.jugem.jp/?eid=1073
チャグチャグ馬コは、毎年6月中旬に催される初夏の行事です。馬にちなんだ端午の節句に、日々農耕で働いている愛馬を癒し、無病息災を祈り、馬の守り神である「蒼前神社」や「駒形神社」お参りするときに馬を綺麗に着飾るのが流行ったことが原型といわれています。熊よけの大鈴をつけた馬も登場し、その鈴の音から「チャグチャグ馬コ」の呼び名が始まったと言われています。現代では、滝沢市の鬼越蒼前神社から盛岡市の盛岡八幡宮までの行進を行い、途中の休憩場所では馬と触れ合ったり記念撮影をすることができます。
■ 基本情報
- ・名称:チャグチャグ馬コ
- ・開催時期:毎年6月第2土曜日
- ・場所: 滝沢市の鬼越蒼前神社から盛岡市の盛岡八幡宮まで
- ・公式サイトURL: http://www.city.morioka.iwate.jp/kankou/12831/24246/index.html
2.さんさ祭り
藩政時代から踊り継がれているさんさ踊りは、岩手の名前の由来となった三ツ石伝説に関係しています。現代のさんさ踊りは、踊り手、太鼓、笛などのパレードで構成されています。一万を超える太鼓が街に鳴り響く中進む踊りのパレードは壮観なものがあります。
http://www.tohokukanko.jp/blog/%E7%9B%9B%E5%B2%A1%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%95%E8%…
また、さんさ踊りの特徴は、パレード終了後の「輪踊り」で観衆も踊りの中に参加することができることです。踊りがわからなくてもその場で教えてもらえるので、思い切って飛び込むのが楽しむコツです。 ■ 基本情報
- ・名称: 盛岡さんさ踊り
- ・開催時期 毎年8月初頭(2014年は 8月1日(金)・2日(土)・3日(日)・4日(月))
- ・主会場:盛岡市中央通会場(県庁前~中央通二丁目)
雨天中止の場合:盛岡市民文化ホール(マリオス)
サブ会場:盛岡市民文化ホール(マリオス)、JR盛岡駅前滝の広場 - ・公式サイトURL: http://www.sansaodori.jp/
3.盛岡舟っこ流し
盛岡のお盆の最後を飾る行事が「舟っこ流し」です。祖先の精霊を送るとともに無病息災を祈り、市の中心を流れる北上川に、舟は竜の形をしているものが多いです。http://moriokafunekkonagashi.com/
お札や遺影を貼り,提灯や供物などで飾ったものを火をつけて流します。炎を上げながら舟が燃え尽きていく様子は、幽玄な雰囲気があります。灯篭流し、投げ松明などを行ったあとは花火大会で、短い夏の終わりとなります。 ■ 基本情報
- ・名称: 盛岡舟っこ流し
- ・開催時: 毎年8月中旬(2014年は、8月16日(土))
- ・会場:岩手県盛岡市仙北1丁目(明治橋上流左右両岸)
- ・公式サイトURL: http://moriokafunekkonagashi.com/
4.盛岡秋まつり・山車
http://www.moriokadashi-akikaze.com/2012jyoseigumi.htm
10基以上ある山車は、天(松・桜・藤・牡丹・竹)、人(人形)、 地(岩)、海(波・シブキ・滝)の法則に従い、歌舞伎や歴史上の名場面を飾り付けた勇壮で美しいものとなっています。八幡宮境内では、流鏑馬、稚児行列などの行事があります。■ 基本情報
- ・名称: 盛岡秋まつり
- ・開催時期:9月13日~16日
- ・開催場所:盛岡八幡宮ほか
- ・公式サイトURL:http://www.odette.or.jp/?p=829
5.裸参り
藩政時代の伝えられてきた[寒参り」で、1月15日の盛岡八幡宮の「年越し祭」に行われるものが最もよく知られています。全長2km程を団体ごとに隊列組んで行われ、1年の無病息災と厄男の厄落としをします。身を清めた若者が裸体に独特の装束を身に着け、鈴振り、提灯持ち、紙の「はさみ」を持つもの、供物をもつものなどの役割を持ち、1列に隊列を作って参拝をします。
■ 基本情報
- ・名称: 裸参り
- ・開催時期:毎年1月中旬~下旬
- ・参拝場所 盛岡八幡宮、桜山神社、教浄寺他
- ・公式サイトURL: http://www.odette.or.jp/?p=1166