星空観賞しませんか？　極上の観測スポット４選

Kentaro Ohno

私を含め現在20代の方はこの「天体観測」という言葉を聞くと、なんだか青春を思い出してどこか懐かしい気分になります（恐らくあのバンドの方々の影響でしょう）。しかしながら、実際にこの「天体観測」を“歌う”のではなく“観測した”ことがある人はどのくらいいるでしょうか？

http://jp.bloguru.com/hotline/151299/2012-08-05

筆者も旅先でたまたま見上げた夜空が星いっぱいできれいだった・・・という思い出は何回かありますが、望遠鏡を使って遠くにある星をキャッチするといった本格的な「天体観測」はしたことがありません。

今回は私を含めそんな方々に、暗闇の大空に宇宙の神秘を感じることができる星空観賞スポットを４つ紹介していきます。家族や友人、恋人と一緒にロマンチックな夜を過ごしてみては？

1.　谷川岳天神平「星の鑑賞会」

https://triipgo.com/wp-content/uploads/14/2017/03/29/7w1OiA

谷川岳をはじめとする高い山々に囲まれた天神平周辺は、市街地の光が遮られ、天体観測に最適な環境。「星の鑑賞会」開催日にはロープウェイが夜間も特別営業され、標高１３００mのゲレンデで鑑賞会が行われる。参加料はロープウェイ料金に含まれ、定員は各日４００名（要予約）。ガイドによる星座案内もある。

まっぷる　夏遊び首都圏版

http://www.enjoy-minakami.jp/area/hosino.html

参加予約は各開催日の１０日前から順次開始。ロープェイで観測地点まで行けるので、登山に慣れてない方でも大丈夫です。夏とはいえ夜中の標高２０００mはかなり冷え込みます（一般的に標高が１０００m上がるにつれて６〜１０度気温が下がる）ので防寒対策はしっかりとしてくださいね。

■ 基本情報

・名称：谷川岳天神平「星の鑑賞会」
・住所：群馬県みなかみ町谷川岳天神平
・アクセス：関越自動車道水上ICから１４km
・営業時間：星の鑑賞会２０時〜２１時
・電話番号：０２７８−６２−０４５１
・参加費：大人２０６０円、小人１０３０円
・所要時間：１時間
・２０１４年の開催日：８月２２日〜１０月５日の金、土、日曜と
　　　　　　　　　　　８月２５日、９月１５日、１０月８日
・駐車場１６００台（有料）
・公式サイトURL：http://www.enjoy-minakami.jp/area/hosino.html

2.　サマーホリデーin原村星まつり

https://triipgo.com/wp-content/uploads/14/2017/03/29/Z0leUW

八ヶ岳自然文化園にて毎年８月上旬に開催される、参加無料の観測イベント。八ヶ岳山麓の爽やかな高原の空気のなか、星空の素晴らしさを体感できる。天体に関するブース、星の神秘に迫る講義、コンサートと盛りだくさんの内容。天体観測をしながら、家族連れやグループで昼夜にわたり楽しめる。

まっぷる　夏遊び首都圏版

http://blogs.yahoo.co.jp/nonta1965/34014972.html

様々な望遠鏡を用いて天体観測できるのがこのイベントの大きな魅力です。初心者でも十分に楽しむことができます。毎年、開催期間はごく短いので来場の際はご注意ください。

基本情報

・名称：サマーホリデーin原村星まつり
・住所：長野県原村１７２１７ー１６１３　八ヶ岳自然文化園
・アクセス：JR中央本線茅野駅からタクシーで２５分
・２０１４年の営業時間：８月８日１７時〜８月１０日９時
・電話番号：０２６６−７４−２６８１（八ヶ岳自然文化園）
・料金：入園料無料
・所要時間：１〜２時間
・オススメの時期：夏
・公式サイトURL:http://www.lcv.ne.jp/~kasugahi/ebennto.htm

3.　ぐんま天文台夏休み特別イベント

http://blogs.yahoo.co.jp/tsurucale/56564247.html

続いて紹介するのは、群馬県にあるこちらの天文台で夏期限定で開催される天体観測イベントです。
２０１４年は８月１０〜１６日の間開催され、昼は太陽の観察などのほか「金星観察会」「夏の星空案内」などのイベントに参加することができ、夜に望遠鏡での観察会が開かれます。

http://www7a.biglobe.ne.jp/~astro-opt/dome1.html

■ 基本情報

・名称：ぐんま天文台
・住所：群馬県高山村中山６８６０−８６
・アクセス：JR上越新幹線上毛高原駅からタクシーで２５分
　　　　　　ぐんま天文台駐車場から徒歩１５分
・営業時間：施設見学１０〜１７時、夜間天体観望１９〜２２時
　　　　　（曜日により異なる、要問い合わせ）
・電話番号：０２７９−７０−５３００
・入館料：３００円
・所要時間：１時間程度
・オススメの時期：夏
・公式サイトURL：http://www.astron.pref.gunma.jp/

4.　ふれあいの丘天文館

https://triipgo.com/wp-content/uploads/14/2017/03/29/hYkcwk

最後に紹介するのはこちらの施設。こちらは小さなお子さんや車いすに乗った方でも楽な姿勢で観望できるユニバーサルデザインを採用しています。

このように恵まれた自然環境のもと守られてきた「ふれあいの丘」の星空は、環境省が行う「星空継続観察」において、過去に4回「日本一」に輝いてきました。このことが契機となり、子供から大人まで身近に星空を観察することを目的に、平成20年4月「ふれあいの丘天文館」がオープンしました。「天文館」のドーム内には2人で同時観測ができる大型望遠鏡が設置されています。高さから角度まで個別に調節することができるので、子どもから大人まで、また、車いすに座った方でも、無理なく楽な姿勢で天体観察ができます。大自然に育まれた美しい星空と美味しい特産物にもてなされた芭蕉もついついのんびり腰を下ろしたくなる・・・そんな気分だったのではないでしょうか。過去の偉人たちが見た同じ星空を望遠鏡から覗いて、歴史と宇宙を感じてはいかがでしょうか？

http://www.mitsubishi-motors.com/jp/events/star/spot/201307.html