東京というと先端をいく街というイメージが強いですよね。でも忘れてはいけないのが、ざっくり400年前には江戸時代の頃も世界で有数の大都市だったという事。もっと古くは古墳時代に武蔵国からの歴史があるんです!
また、日本の首都でもある東京は、海外の人からは、映画「ブレードランナー」の近未来的なものを感じてワクワクする高層ビル群が魅力的と言われる街です。
東京は今も昔も様々なものが流行り生まれていく場所だったのでしょう。浮世絵などに描かれた江戸時代から続く梅の名所や、今も地名や駅名として残っている場所に、私たちのしらない東京の歴史が残っています。江戸から現代まで続く史跡や名所をみながら東京の歴史を感じてみませんか?
※ 東京観光スポットを全体的に紹介している記事は、こちらをご覧下さい。
1.大きな鳥居に圧倒される!「靖国神社」
明治以降の戦争で戦死した軍人たちが祀られています。 ニュースなどでよく目にするので様々なイメージを持たれる場所ではありますが、散策するにはもってこいの歴史観光スポットなんですよ!
靖国神社だけでは物足りなければ川沿いを歩いたり、 東京駅方面に歩いて、千鳥ヶ淵から皇居の周りを散策しても。 靖国神社は桜の名所としても知られています。 桜のシーズンは激混みなので、覚悟が必要です。
■ 基本情報
- ・名称: 靖国神社
- ・住所:東京都千代田区九段北3–1–1
- ・アクセス:JR「飯田橋駅(西口)」、「市ヶ谷駅」より徒歩10分
東西線/半蔵門線/都営新宿線「九段下駅(出口1)」より徒歩5分 - ・営業時間:◆3月~10月)8時15分~17時 ※最終受付 16時40分
◆11月~2月)8時15分~16時 ※最終受付 15時40分 - ※春秋の例大祭、みたままつりの期間中は時間が異なります。
- ・公式サイトURL: http://www.yasukuni.or.jp/index.html
2.初詣の参拝者数日本一!「明治神宮」
明治神宮も日本でよく知られている神社の一つです。 明治天皇と昭憲皇太后を御祭神とする神宮で大正9年に建てられました。 最近ではパワースポットとしても人気なんですよ!
同じ敷地内にある代々木公園を散歩するのもオススメ♪ また明治神宮の敷地を出るとすぐ近くに原宿があります。 10分も歩けば渋谷や表参道、代々木があるので 近くで遊ぶのにも事欠かないスポットです。
■ 基本情報
- ・名称: 明治神宮
- ・住所:東京都渋谷区代々木神園町1–1
- ・アクセス: JR「原宿駅」のすぐ裏。徒歩5分、千代田線・ 副都心線「明治神宮前駅」から徒歩8分
- ・営業時間:9時~16時
- ・公式サイトURL:http://meijijingu.or.jp/
3.偉人達が眠る「青山霊園」
http://blog.goo.ne.jp/zipangu_travel/e/037fa508a8409aca552632909a503ad1
「えっ、お墓??」と言われちゃいそうですが 意外にもおすすめなんです! 最近では本も出版されたり、墓マイラーといった言葉もできたりして ちょっとしたブームにも!中でも青山霊園は広くて緑が多くリフレッシュできます。]
ココには、大久保利通や志賀直哉など多くの著名な過去の人物が眠っています。 敷地が広いので、事前に調べてから行く事をオススメします。 霊園を巡って、歴史上の人物に静かに想いを馳せてみませんか?
■ 基本情報
- ・名称: 青山霊園
- ・住所:東京都港区南青山2–32–2
- ・アクセス: 銀座線「外苑前駅」から徒歩7分、千代田線「乃木坂駅」から徒歩10分、
半蔵門線・都営地下鉄大江戸線「青山一丁目駅」から徒歩9分 - ・公式サイトURL: http://www.tokyo-park.or.jp/reien/park/index072.html
4.東京に古墳!?「野毛大塚古墳」
青山霊園からお墓繋がりですが、一気に古墳時代まで さかのぼっちゃいます! 東京には目立ちませんが古墳がいくつか残っています。 世田谷区野毛にある野毛大塚古墳は、こじんまりとした規模ですが日本有数の前方後円墳なんです!
近辺には23区内唯一の渓谷で「等々力渓谷」もあります。 玉川野毛町公園内にあるので、親子で遊ぶついでに 社会の歴史自由研究っていうのもいいですね♪
■ 基本情報
- ・名称: 野毛大塚古墳
- ・住所: 東京都世田谷区野毛1丁目25番 玉川野毛町公園内
- ・営業時間: 東急大井町線「等々力駅」徒歩10分
- ・公式サイトURL: http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/106/152/d00128557.html
ここから先は御茶ノ水界隈の歴史スポットを まとめて6つご紹介します!
御茶ノ水~湯島近辺は文京の地というだけあって 東京の中でも歴史スポットの宝庫!
筆者も大好きな場所なので、頻繁に足を運んでいます。
5.日本最初の学問の地「湯島聖堂」
元禄3年(1690)に徳川綱吉が建てた後に 幕府直轄の学校「昌平坂学問所」となった場所です。湯島天神と間違う人も多いですが、御茶ノ水駅に近い方が湯島聖堂です。 現在の建物は関東大震災で焼失した後に再建されたものです。 厳かなたたずまいですが気軽に入れますよ♪
漢文などの珍しい文化講座も行っているので 気になった方は是非行ってみて!
■ 基本情報
- ・名称: 湯川聖堂
- ・住所: 東京都文京区湯島1–4–25
- ・アクセス: JR「御茶ノ水駅」より徒歩2分
- ・営業時間: 9時半~17時まで(冬季は16時)
土日祝日には大成殿公開 (午前10時~閉門時間まで) - ・定休日: 夏季休業 8月13~17日の5日間
年末休業 12月29~31日の3日間 - ・公式サイトURL: http://www.seido.or.jp/index.html
6.受験生の聖地!「湯島天満宮」
学問の神様として名高い、湯島天神こと正式名「湯島天満宮」。 受験シーズンになると受験生や親御さんでにぎわっています。 創建は古く、雄略天皇2年(458)と伝えられています。
授与品の中でも名前入りのお札は特におすすめ。 ハッとさせられる言葉が書いてあります。
他にも沢山の絵馬が結び付けられていて どこかで頑張っている人の応援をしたくなります。
■ 基本情報
- ・名称: 湯島天満宮
- ・住所: 東京都文京区湯島3–30–1
- ・アクセス: 千代田線「湯島駅」徒歩2分、銀座線「上野広小路駅」徒歩5分
JR「御徒町駅」徒歩8分、JR・丸ノ内線「御茶ノ水駅」徒歩14分 - ・営業時間: (開門)6時~20時、(祈祷)9時15分~16時30分、(授与品)8時30分~19時30分
- ・公式サイトURL: http://www.yushimatenjin.or.jp/pc/index.htm
7.ロマンチックで威風堂々「ニコライ堂」
御茶ノ水から歩いていくと日大病院、駿台などの 大きな建物にも負けず立派な聖堂が現れます。 ニコライ堂とは、この堂を建てたニコライ大主教の名前をとった呼称で 正式名称は「日本ハリストス正教会教団東京復活大聖堂」。 日本ハリストス正教会の総本山です。
中央にドームを持つビザンチン様式の中にも 小さい窓などに、ロマネスク風やルネッサンス式を感じる造りになっています。 また実際に礼拝も行っているので、興味のある人は是非行ってみては♪
■ 基本情報
- ・名称: ニコライ堂
- ・住所: 東京都千代田区神田駿河台4–1–3
- ・アクセス: JR・丸ノ内線「御茶ノ水」徒歩4分
- ・拝観時間: 午後1時~3時半(10月~3月)
午後1時~4時 (4月~9月) - ※荒天や冠婚葬祭による聖堂拝観中止が有ります
- ・献金の目安: 300円(中学生は100円、小学生以下は無料)
8.江戸を守る要の神社「神田明神」
http://komekami.sakura.ne.jp/wp-content/uploads/p4026131.jpg
ここ神田明神は約1300年近くの歴史をもち 江戸総鎮守として江戸の人々を守ってきた由緒ある神社です。 御祭神は、商売繁昌の神様のえびす様と、縁結びの神様のだいこく様、 除災厄除の神様のまさかど様です。
日本橋・大手町・丸の内・築地魚市場など108か町会の総氏神なので 会社で商売繁盛を願って訪れた人も、多いのではないでしょうか? AKB48もここで成人式を行っていますね♪ また江戸三大祭、日本三大祭りの一つで 徳川家ゆかりの祭である神田祭が盛大に行われる場所です。
■ 基本情報
- ・名称: 神田明神
- ・住所: 東京都千代田区外神田2–16–2
- ・アクセス: JR・丸ノ内線「御茶ノ水駅(聖橋口)」徒歩5分
- JR「秋葉原駅(電気街口)」徒歩7分、銀座線「末広町駅」徒歩5分
- ・開門時間: 24時間。夜もお参りできます。※23時消灯
- ・公式サイトURL: http://www.kandamyoujin.or.jp/
9.三菱創設者の家!「旧岩崎邸庭園」
湯島天神から上野方面に10分程歩くと旧岩崎邸庭園があります。 庭園内には明治29年に建てられた3つの建物があります。 なかでも外国人・賓客を招いてのパーティーで、 ゲストハウスとして使用された洋館が有名です。
洋館の手前には広い芝庭があり、大名庭園の名残を感じることができます。
■ 基本情報
- ・名称: 旧岩崎邸庭園
- ・住所: 東京都台東区池之端1–3–45
- ・アクセス: 千代田線「湯島」徒歩3分、銀座線「上野広小路」徒歩10分
大江戸線「上野御徒町」徒歩10分、JR「御徒町」下車 徒歩15分 - ・営業時間: 9時~17時(入園は午後16時30分まで)
- ・定休日: 12月29日~翌年1月1日
- ・入園料: 一般400円、65歳以上200円(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)
- ・公式サイトURL: http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index035.html
10.夏目漱石ら文豪ゆかりの地「根津神社」
Norio.NAKAYAMA
さらに、もし二駅位余裕で歩ける位の健脚の持ち主なら 湯島天神から東京大学を挟んだ先の根津神社があります。 ここは日本武尊が1900年近く前に創祀したと伝える古社で東京十社の一社に数えられています。現在の社殿は宝永3年(1706年)に建てられました。
森鴎外や夏目漱石といった、日本を代表する文豪が近辺に住んでいた事もあり これらの文豪にちなんだ旧跡も残されているんです。 また絶大な人気を誇るのが有名なつつじまつり。 祭りの間は境内にあるつつじ苑の3000株のつつじが 咲き揃います!
■ 基本情報
- ・名称: 根津神社
- ・住所: 東京都文京区根津1丁目28–9
- ・アクセス: 千代田線「根津駅」「千駄木駅」、南北線「東大前駅」徒歩5分
- 三田線「白山駅」徒歩10分
- ・営業時間: 9時~16時30分
- ・公式サイトURL: http://www.nedujinja.or.jp/index.html
11. 曹源寺(かっぱ寺) 台東区
伝説の人物 雨合羽太郎
現在は営団銀座線の稲荷町として駅名になっている稲荷町は、江戸時代には下谷稲荷と呼ばれていました。田畑が多い地域だったらしく、閑散期には副業で和紙をつくっていたことから、「紙漉町」などの異名があったそうです。
そんな街にあるこちらのお寺は、かっぱ寺として地元の人にはしられています。そういえば近くに合羽橋道具街もありますね。実は、このお寺がかっぱ寺として呼ばれるようになった由来のもう一つに、合羽屋喜八という人物が関与しています。
- 「かっぱ河太郎の碑」江戸時代、この界隈は隅田川や海に近く低湿地だったので、排水のために「新堀川」という人工の川が掘られていました。それでも大雨が降ると川はすぐに水であふれてしまい、疫病が流行ることもしばしばでした。そうした状況を見かねた『合羽屋喜八(かっぱやきはち)』という男が私財を投げ打って、治水のために掘割り工事を始めました。
ところが、この工事が難儀でなかなか進みません。それを見かねて、このあたりに住む河童たちが夜な夜な手助けをして、ようやく工事が完了しました。 - http://sugoroku.tokyo/?p=3045
この喜八さんは、常々いじめられていたかっぱの子供をたすけてくれていたらしくそのお礼に河童は工事を手伝ったそうです。その合羽屋喜八さんのお墓があるとされています。
■ 基本情報
- ・名称: 曹源寺
- ・住所: 東京都台東区松が谷3–7–2
- ・アクセス: JR上野駅徒歩20分 地下鉄銀座線 稲荷町駅 徒歩12分/つくばエクスプレス浅草駅A2出口 徒歩10分ー徒歩で一番近い駅です
- ・電話番号: 03–3841–2035
- ・公式サイトURL: http://www.sogenji.jp/
12.大都映画巣鴨撮影所跡 豊島区
天然色活動写真の撮影所
とげぬき地蔵やご年配たちが多く集まることで有名な巣鴨。その町の西側には知られてない面白い史跡が結構のこっています。大正8年に当時としてはめずらしいカラーの映画撮影所ができました。大都映画は昭和17年ごろまで存続し、戦前の映画界では最多数の制作数を誇っていた撮影所だったようです。
ほんとだ、存続校舎の場所と間違えてた。QT: @sugazaburo: @den6 大都映画巣鴨撮影所のレリーフがあります。現在「にしすがも創造舎」のある旧朝日中学校跡(西巣鴨4丁目)です。
— 石原雅彦 (@den6) 2010, 4月 15
- 1942年(昭和17年)1月、戦時統合によって新興キネマおよび日活の製作部門と合併して「大日本映画製作株式会社(大映)」(現在の角川映画)となる。
- https://ja.wikipedia.org/wiki/大都映画
基本情報
- ・名称:大都映画巣鴨撮影所跡
- ・住所:東京都豊島区西巣鴨4–9–1
- ・アクセス:都電新庚申塚電停→徒歩5分
13.聖跡蒲田梅屋敷公園 大田区
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96%E8%B7%A1%E8%92%B2%E7%94%B0%E6%A2%85%E5%B…
和風庭園
江戸時代からある和風の庭園で梅の名所としてしられています。この日本庭園のあった場所は元々薬屋だった山本久三郎が茶屋を開いた場所だったそうです。屋敷という名前があるのでなにか建物がたっているかと誤解する人がいるようですが、日本庭園が保存されているだけの状態です。
広重が描いた浮世絵に名所江戸百景の中に、蒲田の梅園として選出されています。浮世から見る江戸時代からのこる名所をめぐるのもいい旅ですね。
江戸時代より梅の名所として知られる。東海道中の話人に梅屋敷…→【聖蹟蒲田梅屋敷公園】 #東京都 #公園・庭園 https://t.co/YYxwumCbsv
— 大田区の観光スポット (@gtabi_oota) 2016, 2月 4
基本情報
- ・名称:聖蹟蒲田梅屋敷公園
- ・住所:蒲田三丁目25番6号
- ・アクセス:京浜急行線 梅屋敷駅下車徒歩5分
- ・公式サイトURL:http://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/park/umeyashiki.html
14.旧前田候爵邸洋館 目黒区
旧加賀藩主で前田家第16代当主の家
昭和4年に洋館、そして翌年に和館がたてられたこちらの屋敷は、世が世ならという殿さまだった旧加賀藩の16代目が建てた屋敷です。建物を建築されたのは、高島屋東京店などを手掛けたとされる高橋貞太郎と、佐々木岩次郎だそうです。
みどころは、イギリス風のとんがり屋根、ベランダに、ライオン像、大食堂のマントルピースなどだそうです。最近ではアニメ「うみねこのなく頃に」のモデルともなっていたそうです。
基本情報
- ・名称:旧前田候爵邸洋館
- ・住所:東京都目黒区駒場4–3–55
- ・アクセス:駒場東大前から徒歩で
- ・営業時間:月火 9:00~16:00 祝日開館
- ・料金:無料
- ・公式サイトURL:http://www.syougai.metro.tokyo.jp/sesaku/maedatei.html
15.栄閑院猿寺 港区
干支が猿のときは訪れたい
猿寺としてもいわれる、栄閑院猿寺は、港区にあります。本堂の前には、狛犬ならぬ猿がお出迎えしてくれます。学校の歴史の時間にならった杉田玄白のお墓があることでも知られています。
- 東京都心では珍しいこんもりした丘の愛宕山。その西側すそ野に解体新書で有名な杉田玄白の墓がある栄閑院があります。東京の港区とはいえ、この辺りは寺が多い場所で、隣接して別のお寺がありました。本堂横にある杉田玄白の墓。大きくはないけど、よく手入れがされています。と、本堂に戻ってみると、本堂前のいわゆる「あうん」が狛犬ではなくサルなのです。後で分かったことだけど、この寺は「猿寺」という呼び名があり、その昔、猿回しの泥棒が逃げ込んできて、住職がそれを説得。泥棒は改心し、寺で預かった猿が芸を見せるようになったというエピソードからついた名前だといいます。目立たない小さな寺だけど、面白いエピソードがあるものです。寛永時代の建立ですが、すぐに近くにある天徳寺の塔頭として創建されたそうです。
- トリップアドバイザー
基本情報
- ・名称:栄閑院猿寺
- ・住所:東京都港区虎ノ門3–10–10
- ・アクセス:神谷町駅3出口から徒歩約4分
- ・電話番号:03–3431–7815
16.民家園(次大夫堀公園民家園) 世田谷区
http://www.city.setagaya.lg.jp/shisetsu/1213/1265/d00122210.html
古民家でいろいろと体験ができる
入園料は無料で、農村風景と昔の生活などを学ぶことができる古民家があります。また、ワークショップなどもおこなわれていますのでファミリーで訪ねると楽しい体験ができるかと思います。
ワークショップのほうは、
- 「藍染めの会」
- 「綿の会」
- 「鍛治の会」
- 「そばの会」
- 「木挽きの会」
- 「岡本紙漉きの会」
等があり色々と学ぶことができます。イベントカレンダーやこちらの施設に関しては、基本情報のところに掲載したサイトを参考にしてください。
基本情報
- ・名称:
- ・住所:東京都世田谷区喜多見5–27–14次大夫堀公園民家園内
- ・アクセス:小田急線「成城学園前駅」より小田急バス・東急バス「二子玉川駅」行き「次大夫堀公園前」下車 徒歩2分
- ・営業時間:9:30~16:30
- ・定休日:月 祝日にあたる時はその翌日)、年末年始(但し元日は開園
- ・電話番号:03–3417–8492
- ・料金:無料
- ・公式サイトURL:http://www.city.setagaya.lg.jp/shisetsu/1213/1265/d00122208.html
17.利田神社 品川区
クジラ碑もしくは鯨塚
広重の名所江戸百景にも描かれているこちらの利田神社は、もともと洲崎弁天といわれていました。その子が広重の絵には描かれています。旧東海道品川宿ぞいなので、周辺にはほかにも見どころがたくさんあり、歴史の勉強になります。
この神社の横に鯨塚とよばれている碑があるのですが、東京に現存する唯一の鯨塚とのこと。ここにどうして碑ができたかというと、品川沖に迷い込んだ鯨を漁師が撮られて供養したからとのことです。
基本情報
- ・名称:利田神社
- ・住所:東京都品川区東品川1丁目7
18.小石川後楽園 文京区
江戸時代の大名屋敷跡
江戸時代にあった大名の屋敷跡が現在の東京にはそのまま残っていたり一部公園になっていたりするものがあります。その中ひとつ、水戸藩上屋敷跡が、現・小石川後楽園です。
屋敷の庭は、回遊式泉水庭園になっていて、中国をモチーフにした庭園になっています。現在国の文化財保護法により、特別名勝となっています。
春は桜、秋には紅葉を楽しむことができます。こちらからパンフレットをみることができます。みどりの日(5月4日)、都民の日(10月1日)は無料で公開されています。入園料は一般300円、65歳以上150円です。
五月には田植え、九月には稲刈り、梅まつりが二月に行われます。都内にはほかにもまだ他の大名屋敷跡があります。自分の出身県の大名がどこに屋敷をもっていたのか調べてみるのも面白いかも。
木瓜が咲いていてきれい。立春過ぎに見る花は心が本当に浮き立つ。小石川後楽園の梅にじゃぶじゃぶ洗われたい。偕楽園より弘道館の小さな梅園が私は好きだけど、水戸行くかなあ。
— やうと静電気 (@ohayoh) 2016, 2月 10
基本情報
- ・名称:小石川後楽園
- ・住所:文京区後楽一丁目
- ・アクセス:都営地下鉄大江戸線 「飯田橋」(E06)下車(C3) 徒歩3分 JR総武線・東京メトロ東西線・有楽町線・南北線 「飯田橋」
- ・営業時間:午前9時~午後4時30分(閉園午後5時)
- ・定休日:12月29日~1月1日
- ・電話番号:03–3811–3015 小石川後楽園管理所(サービスセンター)
- ・料金:一般300円、65歳以上150円 ※小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料
- ・公式サイトURL:http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/kouen/kouenannai/park/koishikawa_ko.html
19.鰻「やっこ」
@bacayoungが投稿した写真 — 2013 7月 20 7:50午後 PDT
勝海舟や万次郎がおとずれたみせ
お店の中は大正ロマンの香りが漂う内容にと変貌していますが、店の創業は江戸時代1789年もしくは、1800年で、現在と同じ場所で開業。江戸時代の今でいうグルメ雑誌にあたる『江戸前大蒲焼番付』紹介されるほどの老舗うなぎ店です。
お店は、夏目漱石や、岡本綺堂が小説などに登場させています。また、勝海舟がジョン万次郎をつれて訪れた店でもあるそうです。もしかしたらあの坂本龍馬も?かもしれませんんね。
- ・名称:鰻やっこ
- ・住所:東京都台東区浅草1–10–2
- ・アクセス:東京メトロ銀座線「田原町駅」より徒歩3分
- ・営業時間:11:30~20:45
- ・定休日:水曜
- ・電話番号:03–3841–9886
- ・公式サイトURL:http://asakusa-unagi.com/index.html
20.富岡八幡宮 江東区
測量家・伊能忠敬翁の銅像
50歳をすぎて日本地図をつくった人として有名なあの伊能忠敬の銅像がこちらの神社にあります。なぜこちらの神社に彼の銅像が造られたかというと、地図作りの測量の旅に出る前に、伊能忠敬はいつもこの神社によって参拝をしていたといわれているからです。
富岡八幡宮は、江戸最大の八幡様として地元から愛されている神社です。神社の例祭は、8月15日で深川八幡まつりと言われているもので、江戸の三大祭りの一つです。その他、毎月1日・15日・28にちに9時より月次祭というものがおこなわれていて、どなたでも参列可能。参列希望者は、8:55までに本殿へ。
月次祭の時には、縁日もあり約200軒!の露店がならぶそうです。その他、毎月第一・第二日曜日には、骨董市や、他の日には、フリーマーケットなども開催されています。
基本情報
- ・名称:富岡八幡宮
- ・住所:東京都江東区富岡 1–20–3
- ・アクセス:東京メトロ東西線「門前仲町駅」より徒歩5分
- ・電話番号:03–3642–1315
- ・公式サイトURL:http://www.tomiokahachimangu.or.jp/
ニコライ堂から旧岩崎邸庭園までほぼ直線ルートにあるので 短時間でいくつものスポットに行けてオトク!!! しかも各スポットから駅が近いので、行き帰りも楽チン♪
いかがでしたでしょうか。このほかにも都内には史跡がたくさん残こっていて、昔を偲ぶことができます。はきなれた靴をはいて歴史を垣間見る散策にでかけてみませんか?