伊勢神宮内宮(皇大神宮)
伊勢神宮は、日本の最高神である天照大神をお祀りした、いわば最強のパワースポットです!今回は基本となる参拝方法やマナー、そして、外せない見どころを5ヶ所厳選してご紹介します。さらに意外と知られていない「観光案内人」の方々についてご説明したいと思います。伊勢商工会議所が主催する検定の合格者ですので、素晴らしさを存分に伝えて下さるはずです!よりディープに旅を満喫出来そうですね。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?
伊勢神宮にお祀りされている神様
伊勢神宮内宮(皇大神宮)
伊勢神宮を訪れる前に、絶対にしっておきたいのが、どんな神様がお祀りされているのか?ということですよね。下記にご紹介させていただきます。天照坐皇大御神(内宮)
天照大神(あまてらすおおみかみ)は、日本神話に登場している神様です。この神様は、皇室の祖神で、日本国民にとって、一番偉い神様です。延喜式では自然神として神社などに祀られた場合の「天照」は「あまてる」と呼ばれています。この神様は天岩戸の神隠れとして知られていて、太陽の神であり、皇室の祖神(皇祖神)の一柱とされています。鎮座している場所としては伊勢神宮が特に有名[2
豊受大御神(外宮)
豊受大御神は、穀物の神様である稚産霊の娘である豊受大神です。食べ物の神様のいため伊勢神宮の御饌の神様として伊勢神宮外宮に祀られています。豊受大御神は、雄略天皇の夢枕に天照大御神が現れて、「自分一人では寂しく、食事が安らかにできないので、丹波国の比沼真奈井にいる御饌の神、等由気大神をそばに呼んできてほしい」と言い、丹波国から伊勢国の度会に遷宮させたと言われています。
参拝方法について
服装
まず、伊勢神宮に参拝するときは、服装に気を付けましょう。フォーマルである必要はありませんが、露出の多いもの、あまり派手なものは失礼に当たります。境内には玉砂利が敷かれているので、歩きにくい靴も避けたほうがいいでしょう。手水のやり方
やり方は以下の通り。- 左手を清める
- 右手を清める
- 左手に水をとり、口を清める(すすぐ)
- 左手をもう一度清める
- 柄杓の柄を清める
拝礼の仕方
他の神社と同様に二礼・二拍手・一礼を。参道の通行ルール
伊勢神宮では、内宮は右側通行、外宮は左側通行というしきたりがあります。境内に「ここは右側通行」などの看板がありますので、少し気をつけてくださいね。正しい参拝順序ご説明
http://xn--u9j360k7sq6of.com/isejingu-pawoer-spot-941
伊勢神宮の参拝の順序は、外宮から内宮へ回るのが、昔からの正しい順序だと言われています。もちろん、参拝の際だけでなく、伊勢神宮で行われるさまざまな行事に関しても、「外宮先祭」と言われていて、外宮→内宮の順序で行われているんですよ。外宮か内宮、片方だけをお詣りするのは、「片まいり」と呼ばれ、これはやってはいけないことと言われています。
伊勢神宮の見どころ5選
宇治橋
伊勢神宮を囲むように流れ、神聖な境内と俗世を分かつ結界の役割をするのが五十鈴川です。宇治橋は、その五十鈴川にかかり聖と俗をつないでいます。シルエットの美しさが映えます。 http://73157618.at.webry.info/201001/article_27.html
五十鈴川御手洗場
亀石
外宮にある、横から見ると亀に似た形の石。パワースポットの一つと言われており、踏むとしたからパワーがいただけるのだとか!
http://www.kirari1000.com/www.kirari1000.com.kbs.index.phpQpage=5.html
内宮正殿
伊勢神宮の中でも最も神聖な場所です。天照大神が祀られています。正殿は唯一神明造という古式建築法をとっています。5重の囲いに囲われているため、外からは見ることができません。それほど神聖な場所なのです。 http://minkara.carview.co.jp/userid/491585/spot/416412/
四至神(みやのめぐりのかみ)
九条殿の南に少し小高くなったご神木があります。これは四至神(みやのめぐりのかみ)をお祀りしているのです。四至神は神域を守る神様で、社殿を持たない盤座祭祀の形態を今に伝えています。 http://oise.co.jp/blog/?p=359
伊勢神宮の主な祭典
http://blog.livedoor.jp/shirayamahime/archives/2011-02.html
ここでは伊勢神宮で行われている、祭典をご紹介させていただきます。祭典のタイミングに足を運ぶのもおすすめです。祈年祭
祈年祭は春にお紺割れているお祭です。これは、五穀豊穣を祈るもので「としごいのまつり」とも呼ばれています。この「とし」とは稲のことを意味していて、「こい」は祈りや願いを意味しているそうです。お米などの五穀の豊かな稔りを祈るお祭りとして、大切なものとなっています。
神嘗祭
神嘗祭は、年間1500回に及ぶ神宮の恒例のお祭りの中でも、最も重要なものです。その年に収穫された新穀を天照大御神にささげ、恵みに感謝する意味あいがあるお祭りです。由貴大御饌と奉幣を中心として、興玉神祭、御卜、御神楽みかぐらなどの諸祭が行われます。穀物を捧げる様子は、厳かな雰囲気で、一度は見ておきたい神秘性がありますよ。
新嘗祭
新嘗祭は神様に収穫の感謝とその恵みを自らも食して感謝するというお祭りです。このお祭りは、飛鳥時代に皇極天皇がはじめられた祭事と言われています。「新」は新穀、「嘗」はご馳走という意味となっています。現在でも宮中の神嘉殿では天皇陛下が新穀を神々へ感謝をこめてお奉りになり、ご自分でもお召し上がりになられます。
観光案内人とは
http://mie.visit-town.com/tour/post-156-2
個人だけでじっくり見学するには、あまりに広く見どころの多い伊勢神宮。そんな伊勢神宮を隅々まで知り尽くしているのが「観光案内人」の方々です。伊勢商工会議所が主催する検定「お伊勢さん」上級合格者の方々が、お伊勢さんの知識だけでなく、伊勢の良さ・素晴らしさを紹介してくれます。 ガイドの予約方法
観光案内人の方にガイドをしてもらうには、3日前までに予約が必要です。観光案内人の方一人当たりにつき3100円~の案内料が必要ですが、伊勢をよりディープに満喫するにはぜひ案内をお願いしたいですね。伊勢神宮の基本情報&地図
■ 基本情報
- ・名称: 伊勢神宮
- ・住所: 三重県伊勢市宇治館町1
- ・アクセス: 伊勢市駅からバスで15分
- ・営業時間: 1月~4月 5:00~18:00、5月~8月 5:00~19:00、9月 5:00~18:00、10月~12月 5:00~17:00
- ・定休日:
- ・電話番号: 0596-24-1111
- ・公式サイトURL: http://www.isejingu.or.jp/
伊勢神宮の知らないと困る参拝方法やマナー、見どころに絞ってご紹介させて頂きましたが、いかがだったでしょうか?式年遷宮を経て、また新たな時代を刻み始め、今後もパワースポットとして注目され続けて行くと思いますが、せっかく行くのであればきちんと下調べして、厳かな気持ちでお参りしてください。より詳しく知りたい方は観光案内人の方にガイドをお願いするのが、おすすめですが、3日前までに予約が必要で、案内料が必要となりますので注意して下さいね。少しでも興味を持ったのであれば、行く価値はありますよ。きっと身も心もリフレッシュ出来て、気持ちも新たに歩んでいけるはずです。
提供:トリップアドバイザー