「八重の桜」でおなじみ「山本八重」の歴史をたどる旅

『ハンサムウーマン』として一世を風靡した新島八重さん。彼女の生まれ育った福島県会津若松市から、そのパワーの秘密を探ることができます。

１．鶴ヶ城

鶴ヶ城は、戊辰戦争の時に新島八重さんが最後まで銃を手に奮戦した舞台です。当時は、5,000人以上の人が籠城していたと言われています。現在では、会津若松市のシンボルとしてそびえ立ちます。 2014年3月15日～23日にはプロジェクションマッピングを開催して、新しい姿の鶴ヶ城として注目されました。

２．新島八重生誕地碑

1845年に会津藩砲術師範・山本権八とさくの三女として、新島八重が生誕した場所になります。新島八重さんのお墓は、京都市東部の同志社墓地に建立されています。 この碑は、1989年5月30日に同志社が建てたものになります。

３．会津新選組記念館

会津新選組記念館は、会津藩や新選組の資料をはじめ、当時の政府軍などの貴重な資料が納められています。当時の新島八重さんの周辺を取り巻く環境を理解する上では、外せないスポットになります。

４．飯盛山（いいもりやま）

飯盛山は、白虎士中2番隊20人が自決した地になります。現在でも亡くなった19士のお墓があり、春と秋には慰霊祭が行われています。 山の上から見る鶴ヶ城と会津若松市内は、見逃すことのできない景観となっています。

５．白虎隊記念館

白虎隊記念館は、飯盛山の中腹にあります。幕末当時の会津に関する資料をはじめ、白虎隊について展示されている資料館になります。 飯盛山を訪問した際には、合わせて立ち寄りたい場所になります。

６．会津藩校日新館

会津藩校日新館は、会津の中心部から少し離れたところ。新島八重さんが生まれ育った会津地方の教育的基盤となった場所になります。 1803年に5年の歳月を費やして完成した「日新館」は完成しています。 新島八重さんの名言「ならぬことはならぬものです」をより深く学ぶことができます。

７．大河ドラマ館

平成25年1月からオープンした『八重の桜　大河ドラマ館』は、平成26年1月に閉館しました。1年間の来場者数は、61万1558人と大盛況を納めました。