奈良の名物料理19選。これだけは食べたい大和肉鶏や茶粥など！

奈良の名物料理といえば何を思い浮かべますか？古都として多くの方を魅了しているところで、観光地がいっぱいある県です。春日大社、興福寺、長谷寺などなど。お寺や観光地巡りも楽しいけど、歴史があるのは街並みや建造物だけではありません。食べ物も昔から伝わる伝統的なものが沢山あります。お腹が空いたらこの地でしか食べられない美味しい物をぜひ食べて下さい。 昔ながらのもの、新しく見直されているもの、すべてにおいて食文化を感じさせてくれます。

大和肉鶏を食べるなら

物集女

「物集女(もずめ)」では、専用養鶏場で育てた大和肉鶏を使用しています。しかもその日にシバいたばかりの新鮮な地鶏をいただけます。朝びき大和肉鳥の「もものタタキ」。引き締まった肉は適度な脂肪分と歯ごたえがあります。

新鮮で安全だからこそ、刺身がいい。盛り合わせは、湯引きや白子、砂肝など全部で5種類。
レバー類も新鮮で、ピカピカしていますよ。

茶粥を食べるなら

玉や

奈良名物といえば、ほうじ茶でお米を炊き上げた茶粥です。お茶のコクがほどよくまとまり、胃に優しいご飯です。

「玉や」は、當麻寺の門前にあります。築200年という古民家を利用して、おみやげとお食事、コーヒーを楽しめる場所にリノベーションしました。建物は江戸中期の旧旅籠だったそうですよ。
玉やの看板メニューは釜めしです。「松葉がにの釜めし」「大和肉鶏釜めし」「豚角煮の釜めし」の3種類の中から選びます。奈良の地鶏「大和肉鶏」を使った釜めしは、鶏のうまみがじんわり広がります。

茶房　暖暖

奈良町にある古民家風のお店が、茶房　暖暖です。温もりを感じられる古民家の中でいただく茶粥は、ゆったりとした気持ちにさせてくれる美味しい味わいだと評判です。

暑い時期になると冷たい茶粥が人気があるそうですよ♪さらさらっといただくことができるので、食欲がない時にも美味しくいただくことができます。お茶とお米の甘みを感じることができるのですが、これが、何とも癒しの味わいになっています。

柿の葉寿司を食べるなら

柿の葉ずし総本家　平宗　本店

奈良の吉野名物といえば、押し寿司を柿の葉でくるんだ柿の葉寿司です。吉野にはたくさんのお店が揃っていますが、柿の葉寿司の老舗といえば「平宗」です。

もちろんおみやげだけ購入して帰ることもできますが、せっかく来たのですから食べて帰りたいですね。

夏は定番の柿の葉寿司にくわえて、鮎づくしも食べられます。焼き鮎の皮のパリパリ感と一緒にあじわうと、柿の葉寿司の酸味がとっても優しく感じられます。

柿の葉すし本舗　たなか　本店

献上品としても利用されていた柿の葉すしが食べられるお店として知られているのが、柿の葉すし本舗　たなか　本店です。

なんと、昭和５４年(１９７９年)昭和天皇皇后両陛下が、奈良にご光来の折に中宮寺様から柿の葉すしを献上。さらに、平成６年には、皇太子殿下と雅子妃殿下が、ご成婚のご報告に橿原神宮へご参拝の際にも献上しているそう。もちろん、お味は絶品です！

飛鳥鍋を食べるなら

めんどや

飛鳥鍋は、牛乳ベースのお鍋です。飛鳥時代に唐から来た僧侶が、寒さをしのぐためにヤギの乳で鍋料理を作ったのが最初だとか。鶏がらベースに白味噌や醤油、塩を加え、牛乳を入れたスープを使います。「めんどや」は一見普通の食堂ですが、飛鳥鍋は絶品です。

「めんどや」では、具材に地もの野菜と地鳥をたっぷり使います。食べる際にはショウガ・一味唐辛子などを加え、溶き卵に浸けていただきます。

お鍋のうどんに卵がからまって、いい感じになります。鍋は準備に時間がかかりますので、予約して行かれるのをおすすめします。

大和牛を食べるなら

迎賓館

日本中どこでのブランド牛がありますが、大和牛もその名に恥じないおいしさ。700年も前から愛されている大和牛を、たっぷりいただきましょう。

「迎賓館」では、自社牧場で飼育した最高級黒毛和牛「大和牛」から厳選した極上の「処女牛」のみを使います。だから希少部位からレアものも楽しめます。

黒毛和牛を丸ごと一頭仕入れ、手間を惜しまずきちんとした仕事が施されています。セットメニューもたくさんあるので家族や大人数で行っても困りませんよ。それにしても、サシが入ったきれいなお肉ですね。

大和野菜を食べるなら

ARITIGIANO　匠

女性はおいしい野菜が大好き。大和野菜とは、奈良県の特産品としてアピールしている大和の伝統野菜とこだわり野菜のことです。大和野菜をお手軽に食べられるのが「ARTIGIANO 匠」。イトーヨーカドー奈良店の5階にありますから、行きやすいです。

人気メニューは、年間通して旬のお野菜が約20種類食べられる定番メニュー「バーニャカウダ」。

パスタにも大和葱をあしらうなど、メニューの随所に地元の大和野菜を使用しています。

農家レストラン　清澄の里　粟

大和野菜のフルコースが楽しめる山奥の美味しいお店として、女性を中心に人気があるお店が農家レストラン　清澄の里　粟です。

その日によって、出るお野菜は違いますが、1度の食事で、紫とうがらし、紫キャベツ、エアルームトマト、花オクラ、スターオブデイビット、仏掌芋、そーめんかぼちゃ、八つ頭、大和芋、オカワカメ、つる首かぼちゃ、白かぼちゃ、縞瓜、ガーキン、シャドークイーン、ミョウガ、冬瓜…などをいただくことができますよ。

10.三輪茶屋

奈良の桜井市にある三輪そうめん。1717年創業の三輪そうめん山本では世界で一番細い手延べそうめんがいただけます。細いのにコシがあるのは36時間もの工程にこだわった職人が磨き上げた匠の技ゆえ。お中元やお歳暮にも喜ばれる三輪そうめんがランチタイムに登場。

「万葉」は1200円で冷やしそうめんのほか柿の葉寿司3個（サバ2個・サケ1個）とくず餅がついています。夏は冷やしそうめんで、冬は温かいにゅうめんで。

11.彩華ラーメン本店

昭和43年創業の天理市にある老舗ラーメン店。屋台から始まったラーメン店で地元民のみならず、口コミで人気が高まり、全国的にも有名になった通称・天理ラーメン。ラーメンに白菜を載せるスタイルの発祥地と言われています。

店内は広々としていますが、強烈なニンニク臭！食欲をそそります。大量の白菜がニンニクとマッチしており、ザ・スタミナラーメンで、一度食べたらやみつきになってしまいます。

12.みやそい

桜の名所である吉野にある源泉かけ流しの洞川温泉があります。その山あいの温泉街に佇む「みやそい」では鮎定食、あまご定食、やまめ定食などいろんな川魚の定食があります。洞川のきれいな水で作った名水豆腐も。そして、珍しく山の鹿と猪があるのです。

猪のぼたん鍋と鹿のもみじ鍋は各一人前2500円。猪カツ丼、鹿カツ丼は各1000円と大変お安いです。食べたことのない人でも躊躇せず、試してみれる価格なのが嬉しいです。でも、奈良で鹿を食べるなんて・・・

13.茶寮 万年堂 本店

お雑煮といえば、各地によって特徴的ですね。奈良の雑煮はその中でもとりわけ特徴があります。それは白味噌仕立ての椀の中にあるお餅を汁から出して、別皿の甘いきな粉にまぶして食べるのです。雑煮とあべかわ餅が一体になったような不思議な料理です。

その料理がなんと甘味のお店「万年堂」で食べられます。季節限定（10月～3月）で 670円。ぜひ、お試しを。他に大和茶や大和ほうじ茶とセットのデザートもたくさんあります。

14.森 奈良漬店

1300年以上前には存在していた奈良漬けは白瓜、胡瓜、西瓜等を酒粕に漬け、１~2年ほど何度も漬け直され発酵させたものです。まさに伝統的な名物料理です。見た目は茶色できれいとは言い難く、臭いも独特ですが、はまる人にははまる美味しさです。

「森奈良漬店」では他店のものに比べ、塩分控えめでアルコール分が少々高い奈良漬けが販売されています。瓜1本（1080円）や袋きざみ奈良漬150g（380円）などがあります。

15.寛永堂 奈良店

ドラえもんの大好きなどら焼きは奈良で三笠焼とも呼ばれています。奈良には人の顔以上の大きさの三笠焼きが名物です！寛永堂の三笠焼きは奈良の象徴でもある鹿が焼き印になっているので、お土産にも喜ばれます。

三笠焼きの表面はしっとりしていてフワフワ。甘さ控えめの餡なので、大きくてもペロッといっちゃいます。ドラえもんも泣いて喜ぶことでしょう。

16.吉野本葛天極堂奈良本店

吉野本葛は世界で最も質の高い料理用でんぷんとして称されています。そんな吉野本葛を扱うこのお店は明治3年創業、奈良県御所市旧葛村にある井上天極堂の直営店です。落ち着いた雰囲気の中で吉野葛を使った料理や甘味を味わうことができます。

注文を受けてから作る葛きりは歯ごたえを楽しめます。また、本葛が練りこまれたうどんや和三盆糖の蜜がかかった葛プリンもおススメです。

17.松月堂

明治時代から続く和菓子屋さん。城下町の中に位置する雰囲気のいいきれいなお店は支店を持たないため、わざわざ大宇陀まで足を運びにやってくるファンも多いです。その人気商品は「きみごろも（108円）」。ハイカラなお菓子として親しまれてきました。

黄色く、四角いきみごろもはまるで厚揚げみたい。でも、お菓子なので甘いです。甘味が強いですが、メレンゲ菓子でフワフワした食感。食べたことのない不思議な和菓子です。

18.菓匠 千壽庵吉宗 奈良総本店

千寿庵吉宗さんといえば、わらび餅。店内に入ると、お茶とわらび餅を無料で提供してくれる嬉しいサービスが！甘藷でんぷんと本わらび粉で作る本物のわらび餅はプルンプルンで口の中に入れるとトロントロン♪一気に虜になってしまいます。

1000円以下で買えるのでお土産にも気軽に購入できます。プレーンのわらび餅のほか、季節限定で桜わらび餅もあります。

19.柿の専門 奈良吉野 いしい

奈良の名産品の一つに「柿」があることは御存知でしょうか。あまり知られていないようなので、柿をもっと売り出そう！と、柿の専門店ができました！！吉野の柿を年中味わえるということでメディアにも取り上げられています。

柿最中、柿の葉茶、柿ようかんなどがある中で柿ケーキ（1080円）は特に、贈答品としても喜ばれています。柿の形のケーキの中には干し柿がたっぷり入って、中央には柿ようかんが。贅沢なスイーツです。

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奈良の名物料理はいかがでしたか？すでに御存知のものもありましたか？おいしいものがいっぱいありますね。店内でしか食べられない料理から手軽に購入して自宅で食べられるものまで幅広く紹介させてもらいました。ランチに、ディナーに、お土産に、と使い分けてくださいね。観光だけでなく、食事も楽しめる場所なので、この機会にグルメ目的に足を運んでみるのもいいのではないでしょうか？中にはきっと、今まで食べてことがないようなものに出会えることもあると思います♪