「学問」「商売繁盛」毎日でも行きたい京都「錦天満宮」

わざわざ　観光　そういう雰囲気ではなく、毎日行ってお参りしたいなぁ、そう思わせてくれるのが　ここ「錦天満宮」です。ここは　京都の人々の生活の一部！　それがすぐに伝ってきます。

錦天満宮とは？

長保5年（1003年）　「学問の神」といわれた　菅原道真　の父親・菅原是善の旧邸を　六条河原院の跡地に移築し「歓喜寺」が建てられました。
その鎮守社として　天満天神　を祀ったのが　神社の起源です。
現在の京都中央区にあり、有名な　京の台所とよばれる「錦市場」の東側にあります。

錦天満宮のご利益

「学問」「知恵」「商売繁盛」「厄除け」「災難除け」「福を招く」の　ご利益があります。
京都の中心地にあり、周囲はビルに囲まれた　小さな神社ですが、京都でも忙しい日々の合間をぬって、現地の人々がいつもお気軽にお参りできる、そして　沢山のご利益を受けられるようになっています。

見どころ・お勧め

 鳥居（鳥居の上の長い部分が建物にささっている）

錦小路通の寺町と新京極の間にあります。この鳥居は昭和10年（1935年）に建てられましたが、その後　両側にビルが建てられたことから　「鳥居の一部がビルにめり込んでいる」　という　大変興味深いものになっています。

からくりみくじ

社務所の前に「からくりみくじ」があります。人が近づくと神楽が鳴り　機械仕掛けの獅子が踊りだし　ここでお金を投入し　おみくじを選びます。すると　神楽にあわせて獅子が踊り　おみくじを手渡してくれる　という仕掛けになっていて、子どもさんをはじめ　人気のおみくじ売り場　になっています。

神牛像　「牛の像をなでる」

天神は、農作物の生育に欠かせない　天候を守る農耕神として信仰されていますが、ここ錦天満宮にも　天神が祀られており、農耕のシンボル　また　天神の使いである「牛」の像が　ここにも設置されています。 元来は　菅原道真の霊を慰めるためだったようですが、天神信仰が広まるにつれ、道真と牛との伝承が結び付けられるようになりました。 ここの牛の像は　「勤勉」「慈愛」「健康」の象徴で、「牛をなでる」ことで　ご利益を得ます。 鳥居をくぐって、すぐ右側に　この牛がいますので、是非なでてみてください。

錦の水　

京都の名水　「錦の水」　が湧き出ています。京都の地下には地下水が豊富で、街中には、いまだに井戸が多く残っています。 わざわざ　このお水を汲みにやってくる人もいます。 大変美味しい湧き水です。訪れた際には　是非「京都の名水」を飲んでみましょう。 鳥居をくぐって、すぐ左側、ちょうど牛の真向かいになる場所に井戸があります。

錦市場商店街

神社の目の前は　京の台所「錦市場」と呼ばれる商店街になっています。 現地の方たちの　毎日の食を満たす　特に食べ物メインの店が　両側にずらり。 デパートやスーパーでは見つけられないような、また歩くだけでも、大変楽しい商店街です。 錦天満宮を訪れた際には、是非　ぶらりと商店街を歩いてみるのもいいですね。 現地の美味しいものが見つかるかも！？

参加者の声