楽しいはずだった海外旅行…異国の地で困ったあんなことやこんなことトラブルQ＆A集

初めての海外旅行で気分がウキウキ♪でも、色々と不安はつきもの…そこで、今回は海外旅行で報告されているトラブルをピックアップ！対処法や予防法についてご紹介します。

1.旅先で病気になってしまったらどうしよう？

慣れない場所で一番の不安といえば、体調の変化です。普段飲んでいる常備薬は忘れないようにすることはもちろんですが、一番のおすすめは 『海外旅行保険に加入しておく』こと。

海外旅行に出る前に加入できる保険は、海外先にある提携病院でお金を払うことなく受診できるようになっています。 海外旅行保険に加入しておくことで見知らぬ先での病気やケガでも、相談ダイヤルに電話すれば対処法を教えてもらえるだけでなく提携先の病院を教えてもらうことができます。 また、ガイド付きのツアーに参加する場合は初めにガイドさんに相談するのが良いでしょう。

2. パスポートを失くしたらどうしたらいい？

海外で多いのが、観光中の置き引きや引ったくりなどの被害です。海外での最強の身分証明書であるパスポートを紛失してしまえば旅行どころか帰国できない！！なんてことに…そんな時でも、対処法を覚えておけば大丈夫！

1. 警察へ届ける　盗難の場合は被害届・紛失の場合は紛失届を出して、届けられていないか確認しましょう。
2. 日本大使館へ行く　日本大使館でパスポートを紛失した際の事情を説明します
3. 帰国のための渡航書をもらう　日本大使館で帰国の為の出国審査に使える渡航書を発行してもらえます

もちろん、ツアーの場合はまずガイドさんに相談することも忘れずに！こんな場合もある…という心構えをして落ち着いて対処してくださいね。

3. 飛行機が飛ばない時は？

天候の状況で飛行機が飛ばず帰国できない！なんてことも…そんな時は、まず旅行会社に電話をして状況確認を行いましょう。遅延の状況によっては、帰国便を翌日に変更・宿泊するホテルの手配も一緒に行います。
その際には、航空会社で自ら手配しなければいけなくなることもあるので簡単な英会話が話せるよう事前に準備しておくのがおすすめ！ さらに、旅行会社の海外保険に加入しておけば遅延などによる食事代・宿泊費などが補償されます。

4. 道に迷ったらどうしよう！？

ショッピングを楽しんだり、食事を楽しんだりと自分たちで予め目星をつけた場所へ出かけることもあるでしょう。そんなときは、ぜひ！ノートとペンをバッグに入れていくのがおすすめ。
帰り道に迷わないよう目印を記録したり、ホテルの名前を書き込んでおけば現地の人に地図を描いてもらうこともできます。

5. 盗難に合わないために気を付けることは？

世界中の国の中でも治安の良い国・日本。『このくらいなら大丈夫』という油断が多いことから日本人は海外での盗難被害のターゲットにされやすいと云われています。 そこで、ここでは渡航先で盗難や強盗などの被害に合わないためのコツをご紹介します。

• 財布などの貴重品が入ったカバンは前掛けのものにする
• カバンは体に密着してつけるものにする
• カバンの紐は太くて丈夫なものだと安心！
• 乗り物（タクシーなど）に乗る場合は、乗る前に値段交渉をする
• 『家に遊びに来て』『友人と一緒に遊ぼう』は、基本的に用心しよう
• 夜間の外出はできるだけ控える

6.電車でのトラブルを回避するには？

これも意外と多い海外旅行のトラブルのひとつです。観光の交通手段として計画していた電車が運休だった場合は、時間を変えて別の電車に乗らなければいけません。予定がずれるだけでなく、乗り間違いの元にもなりますので事前にトラブルを回避できるよう準備しておくのがポイントです。

• 計画時から乗りたい電車は、日時指定で運行されているかをHPなどでチェック
• 天候などにより運休になっていないか、切符を買うときに窓口で聞く
• 『土日運休』の注釈が入っていないかをよく確かめる
• 天候やトラブルで電車に乗れない場合の別プランを計画しておく
• 乗り間違いを防ぐために、計画時から列車番号もメモしておく
• 降り間違いを防ぐために、乗車した駅からどの位の時間でつくのか・何駅目かをメモしておく

7.トイレを利用するときに気を付けることは？

海外で戸惑ったという話を良く聞くのもトイレ。公衆トイレの場合、入り口にスタッフがいて有料の場合もあります。さらに、無料の場合でもティッシュが置いてなかったりする所も多いのでポケットティッシュは常時持ち歩くようにするのがお勧めです。

8.ぼったくり被害に合わないために気を付けることは？

5つめの盗難でもご紹介しましたが、タクシーや露店など観光客を相手にした商売の場合ぼったくりが頻発している場所もあります。ガイドブックにも記載されていることがあるので、事前にチェックしていくのはもちろんですが、ぼったくり被害に合わないためのコツをいくつかご紹介します。

• 乗り物に乗る際は、乗る前に値段交渉をする
• お金は一枚ずつ数えながら手渡しする

また、お金だけでなくお土産用として購入した商品を 『店の奥でラッピングする』ことで『違う商品と入れ替え・空箱に変える』という手口でぼったくられる被害もあります。そのようなことがないよう、ラッピングや包装は目の前で行ってもらうように心がけましょう。

9.ナンパされたらどう対応すればいい？

女性だけでの旅行の場合に気を付けておきたいのが、この旅先でのナンパです。
日本人はお金持ちというイメージが根強く残っている国もあるので、ナンパを通して金銭的被害を受けるトラブルも報告されています。

• 日本人特有の『愛想笑い』は必要なし！NOとハッキリ伝えよう
  
• 男性に囲まれるような状況はできるだけ作らない

もちろんステキな出会いとなって幸せになるカップルも多くいるのも事実！すべてが怪しい…というのは間違っていると思いますが『旅先だからこそ用心深く』『簡単に付いていかない』を心掛けてくださいね。

10.トラブルに巻き込まれない為の服装のポイントは？

服装は人の第一印象を決める大切な要素の一つ。『日本人はお金持ち』というイメージでぼったくり被害にあったり強盗・窃盗に合う人も少なくありません。最後はトラブルに巻き込まれないための服装についてご紹介します。
 

• 豪華なアクセサリーや貴金属、ブランド品は出来るだけ身に着けない
• 宗教トラブルに巻き込まれないよう、旅行先の宗教を事前にチェックして肌の露出などに気配りする

イスラム教などが普及している国を旅する場合は、女性の露出に敏感な国もあります。旅先の地元の人への配慮も旅人のエチケットのひとつ。事前に、宗教状況などお国柄をしっかりチェックしておくのがおすすめです。『目立ち過ぎないこと』を前提に洋服を選ぶようにすると安心です。さらに、カバンの選び方は先に『盗難にあわないために～…』でご紹介したポイントを参考に選んでみてくださいね。