【タイといったら麺料理】初めてのタイ旅行でも困らない麺料理の注文の仕方まとめ

タイに行ったら、やはり屋台での食事は外せない楽しみです。いろいろな料理があり、それだけでもタイの食文化の豊かさをダイレクトに知ることができます。そして、特に注目は麺料理。麺の種類やトッピングなど、様々な食べ方を楽しむための基礎知識を学びましょう。

1. タイの麺料理の基本：麺の種類

クイティアオの麺

クイティアオは、いわゆるビーフン、米が原料の麺です。タイでは最も一般的な麺で、どのお店でもだいたいおいています。でも、『クイティアオ』という言葉は使うことがないので、種類の名称だけ覚えれば大丈夫です。
センレック：一番メジャーなビーフンです。細めの平麺ですね。

センミー：細いビーフン。日本ではよく見かけるタイプですね。

センヤイ：きしめんのような幅の広いビーフンです。

センクアイチャッブ：四角いビーフンの麺ですが、茹でると丸まってマカロニみたいになります。

バミー

日本でいうところの中華麺のように黄色い麺です。小麦が原料で、卵麺です。
バミー：ごく普通のバミーです。

バミーグローブ：バミーを揚げたもの。日本でいえば堅焼きそばです。あんかけなどで食べます。

バミー・ヨーク：タイの翡翠麺です。主に、タイスキなどの鍋料理に使います。

ウンセン

ウンセンは、春雨です。緑豆でできています。タイでもヘルシーな食材として愛されています。

2. 汁ありと汁なし、そして、スープの種類

タイの麺料理は、汁があるものとないものもあります。タイでの呼び方は、汁ありが『ナーム』、汁なしが『ヘーン』となります。汁アリは、汁を何種類から選べる屋台が多いので、ここが重要です。でも、基本的に指でさせば、わかってくれます。

スープの種類

ナムサイ：一番基本となるスープで、普通はこれになってしまいます。比較的澄んでいるスープです。醤油か塩味ですね。

ナムトック：湯通した血と様々な部位の内臓を使ッた、赤黒いスープ。ベトナムのフォーも牛などの血を使いますが、それと同じでコクが出るので人気のスープです。

トムヤム：いわゆる、トムヤムクンは、クンがエビという意味なのでエビのトムヤムです。これはそのスープを使った麺ですね。

イェンタフォー：日本でいえば、豆腐ようのような紅麹を使った豆腐の発酵食品のスープです。

トゥン：五香粉、八角、シナモンなどのスパイスを使って肉と一緒に煮込んだスープです。お店によってはもつ煮込みの汁のような感じになっています。

3. トッピング

トッピングは、屋台やお店のガラスケースに入っていて指をさせばそれを入れてくれます。物によりますが、5から10バーツほどプラスされていきます。『ピセー』といえば、全てのトッピングを入れてくれます。
ルークチン・プラー：魚のつみれ

ルークチン・ヌア:牛肉の肉だんご

ムーデーン:焼き豚です。

ガイ：鶏肉です。見ただけでわかると思います。

ムー：豚肉です。

ギィアオ：ワンタンです。

ルアッ・ムー：豚の血を固めて作ったものです。台湾などでも見かける食材です。レバーのような味といわれています。

注文が終わったら、テーブルまで行って、そこに置かれている調味料を適当に好みに合わせて入れるだけ。屋台やフードコートの麺料理は、これだけ知っていればOKです。