猿がゆったり温泉でくつろぐ！？北海道函館市にある「函館市熱帯植物園」の魅力

北海道といってまっさきに思いつくのは北の国の大自然ですが、あえて熱帯植物に触れてみるというのはどうでしょうか。函館市にある函館市熱帯植物園は華やかな熱帯植物だけでなく、ニホンザルやインコといった動物もいます。その函館市熱帯植物園の見どころをご紹介していきたいと思います。

函館市熱帯植物園とは?

函館市熱帯植物園は北海道函館市にある、熱帯植物を中心に鑑賞できる植物園です。自然に触れ合えるイベントや企画も活発で、特に子供さんに人気があります。地元の学生が参加するクリスマスコンサートが開催されるなど、地域に根付き、市民に愛される植物園です。

北海道と言えば雪や氷の美しい土地というイメージですが、この函館市熱帯植物園はそのイメージとはかけ離れた常夏の楽園です。遠足、写生会、体験学習、職場体験などに利用できますよ。多角形の園内には、3,000本の熱帯植物が色鮮やかに咲いています。ニホンザル･シマリス･鯉･セキセイインコ等の生き物もいますよ。

函館市熱帯植物園の魅力

植物だけでなく可愛いお猿さんやウサギがいる函館市熱帯植物園。温室には約300種の植物が育てられています。他にも魅力はたくさんありますのでご紹介していきます。

函館市熱帯植物園のホームページは、函館市の選定を受け、函館市熱帯植物園を管理しているNPO法人「函館エコロジークラブ」が制作･管理をしています。ホームページの中にはブログもありますので、函館市熱帯植物園の最新の情報や、現場で働くスタッフの生の声を聞くことができますよ。ぜひともチェックしてみてください。

温泉に入るニホンザル

猿が温泉につかる光景というのは珍しいようですね。園内には猿山があり、12月から５月はじめまで温泉を楽しむ猿の様子を見ることができます。園ではおおよそ100匹の猿を飼育しているんですが、たくさんの猿が一度に温泉に入っている光景はかなり珍しく、見ごたえがあると思います。

猿が温泉に入るのを見ることができるのは、12月から5月のゴールデンウィークまで。ホームページでは動画を見ることができますよ。高いところから、仲間が浸かる温泉にダイブするのが大好きな子ザル「サスケ」がとても可愛らしい！猿のエサの販売も始まりました。1袋￥100です。お猿さんと仲良くできますよ。

都会では見ることのできないホタル

温室では夏期にホタルの鑑賞会が開かれます。都会はもちろん、地方でも見ることが少なくなったホタルを見ることができるのは嬉しいですね。時期が限定されるので、チャンスがあれば是非訪れてみてはいかがでしょうか。

また園内には5月から10月にかけて、水の広場があります。涼しさを感じることができて嬉しいですね。気温が低いときは、入ることができませんよ。また温室内には「せせらぎ｣コーナーがあり、観賞用にメダカが泳いでいます。ウサギ小屋にはミニウサギが二匹。函館市熱帯植物園では色んな植物や動物、昆虫と触れ合うことができます。

足湯でほっと一息

温泉熱を利用した足湯があります。遊び疲れたら、ちょっとここで休んでみるのもお薦めです。開放感がある足湯スポットは気持ちがよくて、ついつい長居したくなります。

足湯ばかりではなく、女性用更衣室もありますよ。遊具・ちびっこ広場にはザイルクライミング、モンキーブリッジ、馬とびなどがあり、そのほか幼児用遊具として滑り台、シーソーなど新しい遊具施設がありますよ。小さいなお子様を連れた親御さんにぴったりです。4月から10月に乗ることのできるバッテリーカーも大人気です。

初心者歓迎の講習会と体験会

園では原則月1回の割合で講習会が開かれ、体験会も頻繁に開催されています。その内容は洋らんの育て方や剪定教室、そして田植え体験など種類も豊富。これからどんな企画が開催されるかは公式HPに掲載されているので、気になる方はチェックしてみてください。

予約は1カ月ほど前までにお願いします。函館市熱帯植物園にはアイスクリームの木、パンの木、ソーセージの木、ピンポンの木など、珍しい南国の木にあふれています。5月には「花の市子ども祭り」も開催されました。またボランティアも募集なさっています。ルビーネックレス、パッションフルーツ
花、ローズゼラニュームなど植物園は花盛りですよ。