末廣神社とは?
末廣神社は、中央区日本橋人形町にある神社です。末廣神社は、この地にあった葦原(吉原)の守り神さまでした。延宝3年(1675)、社殿を修復した祭に、由緒の良い中啓(末廣扇)が見つかったことから、これに因んで「末廣神社」と名付けられました。どんな魅力が?
末廣神社の毘沙門天は、御鎮座は今から400年以上前と伝えられ、勝運を授け、災難をよける神様として信仰されてきました。多聞天の異名を持つ毘沙門天は、世界の守護神であり、又、福徳を授ける神ともされています。日本橋七福神の神社の一つです。周辺のおすすめ観光スポット
笠間稲荷神社
日本橋七福神の、「寿老神」の神社です。江戸末期 安政6年(1859年)、笠間藩主・牧野貞直が、日本3大稲荷のひとつ常陸笠間神社の御分霊を江戸下屋敷に奉斎。以降、五穀をはじめ水産、殖産の守護神として信仰を集めました。寿老人は長寿の神にして、お導きの神、幸運の神として、人々の運命を開拓して下さる福徳長寿の守護神とされています。小網神社
日本橋七福神の、「福禄寿」と「弁財天」の神社です。稲荷大神を主祭とし、540年前(文政元年1466年)に鎮座した歴史の古いお社。総尾州檜造りの重厚な彫刻が施された社殿と神楽殿は、中央区指定文化財。5月の大祭では神社大御輿で賑います。また、11月末の「どぶろく祭り」は奇祭として特に有名です。なお、“福禄寿”は福徳長寿の神、また“弁財天”は商売繁盛、学芸成就の神として親しまれています。茶の木神社
日本橋七福神の、「布袋尊」の神社です。かつて社の周りで、見事に生い茂っていた茶の木がその名の由来です。下総(千葉県)佐倉藩主堀田家の屋敷神として布袋神が祀られています。笑顔が優しい布袋様は、福徳円満と防災の神様として知られています。また、この屋敷内はもとより、町方にも火災が無かったことから、火伏せの神としても信仰を集めています。■ 基本情報
- ・名称:末廣神社
- ・住所:東京都中央区日本橋人形町2-25-20
- ・アクセス:営団日比谷線・都営浅草線「人形町駅」 徒歩3分
- ・電話番号:03-3667-4250
末廣神社の由来や、毘沙門天のご利益などについてご紹介しました。江戸時代のはじめ、吉原(葦原)の地主神として信仰されていて、その移転後も、その跡地の氏神として地元の人々に親しまれていたんですね。都会にありながら、落ち着ける場所になっているようです。他にも日本橋七福神のお勧め神社を挙げましたが、せっかくなので全部巡ってみると面白いと思います!このエリアはオフィス街でもあるので、美味しい食べ物屋さんも多く、街歩きも楽しめるはずです☆
素材提供:トリップアドバイザー