長洲町に行く前に知っておきたい基礎観光情報のまとめ。

長洲町は、くまもんで有名な熊本県の北西部に位置しており、玉名郡に属しています。温暖な気候に加えて、有明フェリーの港やJR鹿児島本線の駅、高速自動車道のインターチェンジが２か所あるなど、交通の便が非常に良いので、漁業・農業・工業等の産業が盛んで、とても活気のある地域です。今回の記事では、そんなエリアに足を運ぶときに知っておきたい基本的な事から、歴史、おすすめのホテルまで載せていますので、ぜひ一度読んでみてくださいね。

１．「長洲町」とは？

JR鹿児島本線を走っていると「長洲駅」には、巨大な金魚がディスプレイしてあります。そうここ長洲町は金魚の町。といってもいつからどんなルートで伝わったかは不明。明治以降、今のような多色で多種類の金魚が飼育されるようになったそう。流通ルートが多かったのも金魚アピールにかったんでしょうね。

２. どんな魅力が？

金魚の飼育以外にも、温暖な気候を利用した果樹栽培、有明海を利用した海苔作り、また工業部門も活発な活動がなされています。それもこれも、地の利を生かした流通が可能だから。荒尾の万田抗やグリーンランドへも近く、道や電車で通る人はかなり多いですよね。でもステイするともっと楽しめることうけあい。

３．長洲町の歴史

長洲町に金魚が入ってきた詳細な年代などは不明です。明治以降には文献に残っているというので、その辺りの時代なのかも。長洲町は、町の花さえ「金魚草」。どれだけ金魚を愛しているんでしょう。いや、崇拝しているのかもしれません。

４．見どころ・お勧めポイント

「金魚の館」

金魚の生い立ち？から多様な品種、飼い方の工夫など、いろんな金魚情報がつまった館です。金魚の生態だけでなく、ものづくり教室や金魚すくい教室、リボン金魚の作り方などのセミナーも定期的に開催されている参加型イベントも開催されています。
ちょっと大きな金魚のオブジェが子供さんには怖く感じられるかもしれないのでご注意。

「ふれきんちゃん土鈴」

まさかの金魚のゆるキャラ？！その存在だけでも驚く「ふれきんちゃん」。ゆるキャラでなく、長洲町マスコットキャラクターだそう。
金魚の館の中で、このふれきんちゃんの土鈴が販売されているそうで、なかなかインパクトあるデザインに惹かれて購入する人続出だとか。愛知県瀬戸焼で作られたこの鈴、なかなかよい音色を奏でてくれます。

割烹　海老屋

有明海のとれたて鮮魚と、農家直送の野菜を使った料理が、たまらない美味しさの「海老屋」。昼間はランチ、夜はクラス会、仏事、御祝事、接待などにもフレキシブルに使える便利な和食料理店です。
飲み放題メニュー、ドリンクの持込可、ヘルシーメニュー（要相談）、テイクアウト可、ドギーバッグ可（食べ残しを持ち帰れる）などかなり親切なお店。

５．周辺のおすすめホテル

ビジネスインうめさき

長洲町に宿泊？なんて思いがちですが、荒尾や玉名へのアクセスを考えると、宿泊するにはベストポジション。親子でグリーンランドに遊びに行くときにでも利用したい立地です。
朝食についてくるフレッシュジュースも楽しみ。

６．おすすめ名産グルメ

お菓子のよね村「金魚もなか」

名物金魚の形をした、コロンと可愛いもなか。中は、小豆のつぶあんと、手亡豆の白あんの2種類があり、ほんわり甘くてなめらかで、おいしい！老若男女問わず喜んでもらえそう。
イートインコーナーもあるから、ドライブの小休止にどうぞ。

---

長洲町は、重さ300ｋｇのおみこしを担いて走り抜けるタイムトライアルレースや、盆踊り、花火大会が楽しめるのしこら祭りや、地元の名物の金魚の形をした名産グルメのもなかがあって、家族みんなで訪れてみたくなるような素敵な場所でしたね。このエリアへ行く時は、自動車や電車を使う陸路もいいですが、乗る機会があまり多くないフェリーを活用して足を運んでみるとお子様も喜ぶかもしれませんよ。次回の夏休みに向けて、今から旅行の計画をたててみてはいかがでしょうか？素材提供：トリップアドバイザー