日本に新しい世界遺産が増えます！上野「国立西洋美術館」って何がすごいの？

ニュースで上野にある「国立西洋美術館」が世界遺産に登録されるかもって聞いたけど、どんなところかわからない…。そんな方のために、「国立西洋美術館」を分かりやすく説明しちゃいます♪

世界遺産に登録へ！上野「国立西洋美術館」

上野の「国立西洋美術館」ってもう世界遺産なの？

いいえ、まだです！しかし、国際記念物遺跡会議（ICOMOS）がユネスコに「国立西洋美術館」は世界文化遺産への登録が妥当であると勧告したとのこと。つまり、着々と世界遺産へと動き出しているんです！

決定は、7月！

気になる結果は、7月に登録の可否が決まるそう。決定すれば、日本国内で20番目の世界遺産になるので、ぜひとも登録されて欲しいですね♪

今まで無関心だった人もこれを気に知っておこう！

「国立西洋美術館」は、1959年にフランス人建築家ル・コルビュジエによって設計されました。ル・コルビュジエは20世紀を代表する建築家のひとり。「国立西洋美術館」も特徴がはっきり表れているので、美術館としても建築物としても楽しむこともできますよ♪

なぜ「西洋」限定の美術館なの？

「国立西洋美術館」が設立したのは、フランス政府から日本へ返還された「松方コレクション」を展示するため。松方コレクションは印象派の絵画やロダンの彫刻といったフランス美術のコレクションだったため、その後も西洋美術全般を対象とする美術館になったんです！

「国立西洋美術館」のスゴいところ！！

ぐるぐると展示品を見て回れる「無限成長美術館」

ル・コルビュジエが設計した本館は、螺旋を描きながら作品が展示されているという無限成長美術館。無限に拡張することが計算されているので、それを感じながら建築と美術の融合を感じてみて♪

いたるところに「モデュロール」が！

ル・コルビュジエが考え出した黄金比と身体のサイズを利用してつくった「モデュロール」が、天井の高さや柱と柱の間隔などいたるところに散りばめられています！

西洋絵画とフランス近代彫刻がたくさん

ロダンの「考える人」やモネの「睡蓮」など、とっても有名な彫刻や絵画が展示されているので、西洋美術が初めての方でも十分楽しめるはず♪

美術館ですが、常設展は撮影OK！

美術館は写真NGのところも多いですが、「国立西洋美術館」は常設展示なら撮影はOK！西洋絵画やフランス彫刻と同じポーズをとって写真に収めるのも面白いかもしれませんね。その際は、他の人の迷惑にならないように注意してください♪

日本が誇る美術館に行こう

「こんなにスゴいところだなんて、知らなかった！」なんて方も、これを機に日本が誇る美術館「国立西洋美術館」に訪れてみて♪混み始める前にレッツゴー！