http://www.ashinari.com/
昔は池の周辺4~5ヶ所から水が沸き、田畑の灌漑用水にも使われていた湧水が現在は1ヵ所から僅かに染み出ている程度になってしまっているものの、この清水窪湧水の存在じたいがきわめて珍しいものであり、大事にしたい湧水です。現在ポンプで水を循環させている部分も、昔は本当に激しく流れる湧水の姿があったのでしょうね。1.清水窪湧水とは?
小さな池のほとりには、清水窪弁財天がまつられています。今から200年頃前、わき出す湧水池に霊気を感じ「清水窪弁財天」を祀ったといわれています。大田区案内板によれば、池の長さ20メートルほどですが、境内から清水は地下になっていき、洗足池手前からふたたび地上の流れになり洗足池に注ぎます。かつては用水として千束の谷の水田を灌漑していたそうです。
2.清水窪湧水の魅力
湧き水は生命の源です。生命の不思議さも感じながらこのあたりの自然を楽しむことができます。ちなみに清水窪小学校がすぐ近くにありますが、校歌は、清水窪湧水がモチーフになっているそうです。昔はもっと湧き水が豊かだったのでしょうね。少し歩くと洗足池公園に着きます。ここが湧き水の最終地のようですが、楽しい散策コースになっていますので、つかのまの郷愁を味わってみたいですね。
3.見どころ・周辺のお勧めポイント
田園調布せせらぎ公園
延べ350m崖線からの湧水があります。10数か所の湧き水が出ており、サワガニ等も見つけられるなど自然が豊かだけれど、湧水の保護が必須となっています。<大田区田園調布1-53-10>東京港野鳥公園について
東京港野鳥公園は、埋立地の野鳥たちを保護し、観察するために作られました。観察広場が設けられ、それ以外の場所は立入り制限区域です。望遠鏡や図鑑が設置され、自由に使用できます。<大田区東海3-1>磐井神社
磐井神社は、敏達天皇(在位572-585)の代に造られ、延喜式神名帳にも記載されている式内社です。<東京都大田区大森北2丁目20-8>4.口コミ
すると住宅街の真ん中に「清水窪弁財天」の表示。 「清水窪」という名のごとく、いかにも窪地らしく、下に降りていく階段があります。 さて、降りてみましょう・・・
http://homepage2.nifty.com/aoiyume/nomigawa/genryu/shimizukubo1.htm
まずは弁財天を出ます。写真は弁財天方面を振り返ってみたところ・・・。 奥右手が清水窪弁財天です。すぐに90度右に曲がって こんな道を辿ります。マンホール多し。まわりはすごい上り坂。谷を歩いている実感。 すぐに清水窪小学校に出ますが、この小学校は斜面に建てられており、 小学校の谷側を通っていきます。桜の枝ぶりが川のあった当時を偲ばせますね。
http://lotus62.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-7132.html
池の小島には清水窪弁財天が祀られています。 この地の所有者のご先祖様が今から200年くらい前に、わき出す湧水池に霊気を感じ、弁天様をお祀りしたと言われています。
http://www.date2.jp/spot/1320768
5.「清水窪湧水」についての詳細
■ 基本情報
- ・名称: 清水窪湧水
- ・住所: 東京都大田区北千束1丁目26
- ・アクセス: 東急目黒線及び大井町線 大岡山駅北口より徒歩6分
- ・定休日・営業時間: 散策自由
- ・おすすめサイトURL: https://www.kankyo.metro.tokyo.jp/water/conservation/spring_water/tokyo/place_06…