間もなく開業！北海道新幹線について先取りしてご紹介！

2016年春にいよいよ北海道に新幹線が上陸します！今回は、開業まで1年となる北海道新幹線の概要、魅力について紹介いたします。

1.北海道新幹線とは？

北海道新幹線は、東北新幹線の終着点「新青森」を起点とし、「札幌」までを結ぶ新幹線です。そのうち、「新青森」から「新函館北斗駅」まで2016年春に先行開業が予定されています。新青森からは、東北新幹線より直通して運転を計画しており、乗り換えなしで北海道と本州を行き来することが出来ます。新青森からは北海道旅客鉄道（JR北海道）が運行を担当し、新青森で運転手の交代が行われます。

車両は、JR東日本のE5系をベースとしたH5系が用いられます。10両編成による運行で、最高速度320kmで走行可能です。デザインは上部に「常磐グリーン」をベースに、中央の帯は「ライラック」「ルピナス」「ラベンダー」の花を連想させる「彩香パープル」を採用し、北海道の自然豊かな大地をイメージし、北と本州を結ばれることによる速達性が強調されたデザインが特徴です。

2.北海道新幹線の魅力

北海道新幹線の大きな魅力の一つとして、北海道と本州の行き来が早くなることです。東京から新函館北斗まで、最速で4時間10分で行くことが可能になります。

車内設備も非常に快適な作りになっています。普通席とグリーン席の他、飛行機のファーストクラスに相当する「グランクラス」を設けており、前後のシートピッチが1300mm（グリーン車1160mm）と広く、自由に角度を調整できる読書灯や2段階調整可能なテーブルなど座席の機能も充実しており、従来のグリーン車に比べて広々とした座席でくつろげます。更に、専任アテンダントによる食事やドリンクのサービスが行われ、北海道の広々とした大地を眺めながらゆっくりと食事を楽しめる贅沢な時間が過ごせます。

3.北海道新幹線の見どころ

北海道新幹線沿線の見どころをいくつか紹介します。

大沼国定公園

大沼国定公園は、活火山である駒ヶ岳の噴火によって形成された大沼とその他大小の沼
を中心に、エリア一帯が自然公園に指定されています。大沼湖からながめる駒ヶ岳は絶景です。また、四季折々の木々や花々が多く見られ、四季折々の自然を楽しむことが出来ます。

函館山

函館山は、山頂から眺める函館市内の夜景は、市街地の光によって陸地がしっかりと形として現れており、地上の星空のように輝いて見えます。100万ドルの夜景に指定されており、ぜひ北海道新幹線を利用して見に行って頂きたいスポットです。

薬師山

北海道新幹線「木古内駅」を下車して、市内の中心部にある小高い山「薬師山」には、5月中旬に芝桜が満開となり、山一帯がピンク色に染まります。また、山頂より、津軽海峡や木古内町の市街地を一望できる他、北海道新幹線の走行する様子も眺めることが出来ます。

4.北海道新幹線の概要