神奈川県小涌谷のおすすめ観光スポット５選。エリア内で楽しめる人気な名所を紹介

箱根の山の中腹に位置し、明治時代に日本有数のリゾート観光地として発展した小涌谷エリア。箱根ホテル小涌園は小涌谷を大きく発展させた箱根の大型ホテル第1号です。そんな小涌谷エリアにあるおすすめの観光スポットをご紹介します。

箱根小涌園ユネッサン

小涌谷駅から1kmほどの距離にある2001年に開業した全天候型の温泉テーマパークで、その広さは東京ドーム3個分です。水着を着たまま楽しめる「ユネッサン」と、水着不可の「森の湯」に分かれていて、室内エリアと屋外エリアに様々なお風呂があります。

ワイン、コーヒー、緑茶、酒が飲むのではなくお風呂になっていたり、エーゲ海をイメージした大型スパがあったりと、いろいろなお風呂を楽しむことができます。水着やタオルのレンタルもあるので、手ぶらでも立ち寄ることができますよ。

彫刻の森美術館

箱根登山鉄道「彫刻の森駅」から徒歩2分ほどの距離にあります。野外彫刻を中心とした国内初の美術館で、1969年に開館しました。箱根の山々が望める広大な庭園に、近代・現代を代表する彫刻家の作品が約120点展示されています。

ピカソ館をはじめとする5つの室内展示場や、子供が遊びながら楽しめる造形作品、温泉足湯などもあり、じっくり眺めたり、散策気分で歩いたり、屋外ならではの楽しみ方ができます。現在はファッションデザイナーの森英恵氏が館長となっています。

千条の滝

ハイキングコースとしても人気の小涌谷「蛇骨川」の上流にある滝です。横に長く、苔むした岩の間を幾筋も糸のように流れてることから「千条（ちすじ）の滝」と呼ばれるようになりました。箱根登山鉄道「小涌谷駅」から徒歩で行けるので気軽に訪れることができるパワースポットとして人気があります。

初夏にはゲンジボタルが飛び交い、静かな滝の音とホタルの幻想的な光の競演を楽しむことができます。秋には紅葉と滝の美しい景色を楽しむことができます。水は澄んでいてとてもきれいですが、飲んだりすることはできませんので注意してください。

蓬莱園

明治16年に創業の「三河屋旅館」の向かいにある6万6千平方メートルの庭園です。三河屋旅館の創業者が東京の大久保公園のつつじを移植して作ったツツジ園が始まりで、三河屋の裏山の名前を取って蓬莱園と名付けられました。

現在は約3万株40数種のツツジ、サツキが植えられおり、毎年5月には「つつじフェア」が開催されます。秋には紅葉も美しく、無料で楽しめる庭園として自由に散策したり、シートを広げてのんびりと鑑賞したり、多くの観光客で賑わいます。

岡田美術館

明治時代に建てられた「開化亭」というホテルの跡地に建設された美術館で、5階建ての館内にはユニバーサルエンターテインメント創業者である実業家の岡田和生氏が収集した日本・中国・韓国を中心とする美術コレクションを展示しています。

時代の流れや流派に沿った館内展示となっています。美術館の前には15000平方メートルの庭園があり、渓流や樹木が織り成す自然美を楽しめます。休憩のための東屋や、日本家屋を改装したカフェ、足湯カフェなどもあります。
小涌谷と言えば、ユネッサンが有名ですよね。バラエティに富んだお風呂を楽しむもよし、美術館巡りや自然の景観を楽しむ散策など、ぜひ小涌谷エリアを満喫してみてくださいね。