埼玉県鴻巣市のおすすめ観光スポット５選。魅力的な市内の名所をご紹介

埼玉県の東部中央にある、「ひな人形と花のまち」鴻巣市。日本一高いピラミッドひな壇や、日本一広いポピー畑。他にも川幅日本一や「1分あたりの尺玉以上の打上げ数日本一」の花火大会など、実はたくさんの日本一が存在する個性的なまちでもあります。そんな鴻巣市の観光スポットをご紹介します！

１．鴻神社

鴻巣市東口から徒歩約8分にある、鴻巣総鎮守「鴻神社」。鴻巣の地名のいわれの一つといわれています。主なご祭神はスサノオノミコト・ハヤタマノオノミコト・ワケイカヅチノミコトです。

かつて「神様の木」に巣をつくり卵を産んだこうのとりが、襲ってきた大蛇を追い払い、その後この地から災いがなくなったという「こうのとり伝説」があります。その伝説にちなみ、この神社では子授け祈願はこうのとりの御神像の前で行い、こうのとりたまごお守りを頂きます。

他にも樹齢500年以上の夫婦銀杏や、総銅造りのお宮で木材を一本も使っていない三狐稲荷神社、希少種「なんじゃもんじゃの木」など見どころもたくさん！是非お参りをしてみてください。

２. 勝願寺

浄土宗関東十八檀林(僧の養成機関・学問所)の1つで、徳川家康ゆかりの歴史ある寺院です。本堂などで葵の紋を見ることができます。境内には埼玉県指定史跡に指定されている、かつて家康に仕え絶大な信頼を得た「伊奈氏」のお墓や、本多忠勝の娘で後に家康の養女となり真田氏に嫁いだ「小松姫」のお墓があります。

県・市指定の文化財も数多くありますが、春になれば季節の花がお寺を彩ります。4月には桜が、5月上旬には「なんじゃもんじゃ」の木が雪のような白い花を咲かせます。隣接している鴻巣公園にも多く桜が植えられているので、是非花々が見ごろの時期にいらしてみてください。

３．鴻巣市花と音楽の館かわさと「花久の里」

花にかこまれた旧家のたたずまいがやすらぎを感じる観光施設です。庭園ではバラを中心に四季折々の草花が咲き、年間を通して庭園祭りやバラ祭りが催されます。庭園祭りでは地元で生産された草花や野菜等の直売を行っています。

花のまち鴻巣は、サルビア・プリムラ・マリーゴールドの出荷量が日本一。お立ち寄りの際は是非鴻巣自慢のお花をご覧になってください。館内の食事処では、鴻巣グルメの川幅うどんなど、国産小麦100％の手打ちうどんを楽しめます。サロンでのコンサートも行われているので、ゆったりとお過ごしください。

４．鴻巣市産業観光館「ひなの里」

江戸時代より「ひな人形のまち」として知られる鴻巣。特に着物の着付けは関東一と言われています。ひな人形の他にも、製作技術が国指定無形民俗文化財に指定された、獅子頭やだるまといった「赤物」の展示や、鴻巣の特産品の紹介を行っています。

館内の展示では、享保雛や古今雛など古いものから現代のものまでが、年表沿いに並んでいます。中庭には色とりどりの花が咲いているので、展示を見た後にゆっくりするのもおすすめ。観光案内もしてもらえるので、ぜひ立ち寄ってみてください。

５．御成橋とポピー・ハッピースクエア

鴻巣市と吉見町の間を流れる荒川の川幅は、2537mで日本一とされています。それを示す「川幅日本一の標」が立っているのが、荒川の上にかかる御成橋です。御成橋から広く河川敷を見下ろすことができ、日本一のポピー畑「ポピー・ハッピースクエア」も見ることができます。

5月の花の見ごろには、赤やオレンジのポピーが咲き誇り、多くの人が美しい光景を見に訪れます。少し歩いて、河川敷におり近くで花を眺めることも可能。ポピー畑の隣には麦なでしこ畑があるので、ゆっくり散策してみてはいかがでしょうか。
いかがでしたか？埼玉県民の方は、免許センターのある市としてご存知の方も多いかもしれませんが、それ以外にも見るべき観光スポットが数多くあります。特に雛祭りの時期や春の花咲く時期、秋の花火大会はおすすめです。是非お越しください♪