岩内町はどんな町？観光スポットや名産品など北海道「岩内町」の基本的な観光情報

岩内町とは？

北海道で一番小さな町と言われています。町名の由来は、アイヌ語のイワウナイ（iwaw nay 硫黄の川）であるとか、イワナイ（iwa nay 山の川）であるなどの説があります。マスコットキャラクターのたら丸は、TVチャンピオン「ゆるキャラ日本一決定戦」で準優勝し、人気になっています

岩内町の魅力

海岸には断崖・奇岩が存在し、弁慶が暖をとるため積んだ薪が化石となったといわれる「弁慶の薪積岩」など、ユニークな見どころがあります。また、雷電温泉の付近はニセコ積丹小樽海岸国定公園に指定されており、大自然に囲まれた時間を過ごすことができます。

おすすめ観光スポット

傘岩

根元から空に向かって、伸び上がるように、やや広がるようにそびえる、奇岩・奇勝の一つです。昔は、海岸を通る人々がこの岩の下で雨宿りをしていたそうで、それが名前の由来となっています。何とも不可思議な形です。

国道229号線沿いにあるのですが、落石で通行止めになったりもする辺りなので、現在通行できるかどうかを確認してから行かれるとよいと思います。

不落の洞窟

刀掛の岬を海沿いに小舟で進んだところにある、アイヌの酋長チパの財宝が眠るという伝説がある洞窟です。洞窟内は、高さ約16ｍ,幅4～20ｍで、コウモリが生息しています。60ｍほど船で進んだ先は、陸が60ｍほど続いていますが、真っ暗で何も見えず、不気味な雰囲気が漂っているそうです。

現在、渡し船などのサービスは行われておらず、カヤックやカヌーで散策することはできるようですが、危険が伴うので十分に注意を、とのことです。

荒井記念美術館

いわない高原ホテル敷地内、岩内の町を見下ろす位置に建つ美術館です。267点ものピカソの版画を、青年時代の傑作「貧しい食事」から晩年の「エロチカ」に至るまで幅広く所蔵し、その中から常時４０点余りを厳選し展示しています。

他、ピカソを育てた画商として有名なカーンワイラー氏に高く評価されたという地元出身の洋画家・西村計雄（にしむらけいゆう）の鮮烈な印象を与える展示室などがあり、豊かな自然の中で芸術品に触れることのできるスポットとなっています。

岩内町森林公園

広大な敷地の中に、「憩いの森」「小鳥の森」「郷土の森」「木の実の森」などの８つの森がある、森林浴を楽しむのにピッタリの公園です。3.5kmの散策路を歩きながら森の空気を存分に味わうことができます。

おすすめホテル

いわない高原ホテル

積丹半島・日本海・岩内町を一望できるロケーションを誇るホテルです。運がよければキタキツネを見ることができます。地元の旬の食材や海の幸をたっぷり使った会席料理、天然かけ流し温泉を楽しむことが出来ます。

マリンビュー

ホテルではないですが、お勧めのオートキャンプ場です。昼は岩内港や積丹半島が一望でき、夜には、眼下に広がる日本海の漁り火と、空一面に広がる文字通りの満天の星空を楽しむことが出来る、絶景スポットです。夏場、ピーク時には予約でいっぱいになるそうなので、早めの予約がお勧めです。

周辺には、日帰り入浴を楽しめる岩内温泉郷や、散策を楽しめる岩内町森林公園、美術館やパークゴルフ場などがあり、豊かな時間を過ごせます。

おすすめ名産グルメ

いわない道の駅「ガイドセンターたら丸館」

岩内では、海洋深層水のミネラルウォーターや、その深層水を利用した地酒、地ビール、地元ワインなどの酒類、化粧品などがあり、お土産にオススメです。道の駅で買うことができるので、ぜひ立ち寄ってみて下さい。

イベント

岩内神社例大祭

7月初旬頃に3日間にわたって行われる、200年の歴史を持つ例大祭です。町の無形文化財「赤坂奴」に導かれながら、勇壮な２基のお神輿が街中を練り歩き、大漁旗を靡かせた漁船での海上渡御を経て、クライマックスには神社坂を一気に駆け上がる。迫力満点のお祭りです。

いわない怒涛まつり

夏場、2日間にわたり、岩内港前で開催されるビッグイベントです。岩内港に打ちあがる花火や、新鮮な海の幸が味わえる屋台、参加型のステージイベントなどで盛り上がります。

アクセス

「道の駅いわない」周辺には、小樽市内より約60km、倶知安町内より約30km、長万部町内より約70kmで行くことが出来ます。



岩内岳や雷電山など、登山も楽しめるスポット。冬場はニセコいわないスキー場などでウィンタースポーツも楽しめます！