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長岡京市には多くの古墳群が存在します。ここを支配した地方豪族が相当な勢力を持っていたことや、副葬品からその生活の様子を垣間見ることができます。残念ながら、保存状態が良くないことで、本来の形を残しているのはごく一部です。副葬品等の遺物は「長岡京市埋蔵文化財センター」で保管されています。古代にこの地で生活した人々に思いを馳せながら、古代ロマンに浸るのもいいかもしれません。
1.「長法寺七ツ塚古墳」とは?
阪急向日市駅西方、上長法寺付近の住宅街にある古墳群です。殆どが破壊されて現存は1・2・5・6号のみ一部が残っている状態です。5号分のみ公園として整備されていますが、過去には大小7基の古墳が直線上に30m間隔で並んでいたそうです。2. 「長法寺七ツ塚古墳」の魅力
長岡京市には古墳時代中期以降の多くの古墳群が存在します。宇津久志古墳群、開田古墳群、走田古墳群などです。ここの特徴は7基の古墳が直線に並んでいたということです。また、石室を持たず木棺が直接土中に埋葬され、複数の人が同時に埋葬されていたことです。この地域で勢力を持った豪族の家族が埋葬された家族墓と考えられ、当時の社会を知る重要な資料となっています。
3.見どころ・お勧めポイント
長法寺七ツ塚古墳5号墳(公園)
残念ながら古墳らしいのは、公園として保存されているここ5号墳のみです。一辺が18m、高さ3mの方墳で、木で作られた棺を直接土中に埋葬し、複数の人を埋葬しているなどの特徴があるそうです。ここ以外にも長岡京市には多くの古墳群が見つかっています。古代、この地方に勢力を持った豪族を中心とした集落が存在していたと想像すると、ロマンを感じてしまいますね。
長岡京市埋蔵文化センター
長岡京跡をはじめ市内で出土した石器、土器など色々な遺物を展示しています。長法寺七ツ塚古墳群の発掘調査で出土した副葬品なども展示さてれています。古墳時代から、江戸時代まで書く時代にここ長岡京で生活した人々の足跡を感じることができます。今里大塚古墳公園
長法寺七ツ塚古墳群と同時期に作られた古墳に「今里大塚古墳」があります。ここ乙訓地方で築造された古墳の中では大型で、大首長の墓ではないかと考えらています。前方後円墳の可能性があり、巨石を用いた横穴式石室を持ち、奈良明日香村の石舞台古墳との関係が指摘されています。4.口コミ
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— 京極 秋彦 (@Jeezy_Young) 2014, 6月 2
長法寺七ツ塚古墳探しで場所を教えてくれたおとーさん、畑から際で写メ撮らしてくれたおかーさん、お宅のガレージから快く写メ撮らせてくれたおにーさん、ありがとうございました。感謝ですw
— 幸村 月華 (しぶとく居る) (@Yukimuragekka) 2010, 9月 23
5.詳細
■ 基本情報
- ・名称: 長法寺七ツ塚古墳群
- ・住所: 長岡京市長法寺北畠地内
- ・アクセス: JR東海道線「長岡京駅」から徒歩約25分
- ・電話番号:075-954-3557(長岡京市教育部生涯学習課)
- ・参考サイトURL: http://nagaokakyo-maibun.or.jp/index.html
長岡京市には古墳時代後期にこの地方で勢力を持った豪族がいました。ここ長法寺七ツ塚古墳群は彼らの家族墓として作られたようです。古代の人々の生活を垣間見る貴重な遺跡です。