糸魚川とは?=糸魚川の歴史=
糸魚川についての基本知識として、簡単な地理と歴史をまずご紹介します。糸魚川市は、新潟県の一番西側にあり、西日本と東日本のちょうど境目に位置します。地理的境目にあるだけでなく、食や文化も東西が混ざるエリアなのです。たとえば、カップ麺。お隣の富山県は関西風、新潟県は関東風が販売されているという事実があるんです。そして地下に目をやれば、大陸プレートの境目でもあります。大陸プレートの境目にはヒスイのもととなる蛇紋岩が多くあることから、糸魚川はヒスイの産地でもあるんです。ヒスイが産出されるのは世界的にも珍しいことなんですよ。なぜかというと、大陸プレートの境目の多くは海中にあるからなんです。
糸魚川の地名には不思議があります。「糸魚川」という川はないんです!じゃあ、なぜこの名前なのか?実はここに秘密があります。いわれは諸説ありはっきりしないのですが、いちばん有力視されているのが、糸魚川市内の川に、糸魚(イトヨ)という魚が多く住んでいたことから糸魚の多く住む川が多い場所、という意味で糸魚川という地名ができたのではないかと言われています。
糸魚川でできること・オススメスポット
糸魚川エリアは日本海に面しているので、海も川も楽しめます。温泉や景勝地もありますし、お祭りやキャンプ・スキーなども楽しむことができます。いろいろな楽しみ方があるのですが、その中でも以下に挙げる場所は一度は行って欲しいところです。観光ならココ!景勝地「親不知(おやしらず)」
親不知、と聞いて、歯を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、残念ながらソレではありません(笑)日本海に面した崖が連なるエリアで、親不知(おやしらず)と子不知(こしらず)があります。全長15キロほどあり、北アルプス(飛騨山脈)の裾野にあたります。断崖を見渡せる展望台は、自分が落ちてしまいそうな感覚を覚えることもありますが、一度は見ておきたい景色のひとつです。■ 基本情報
- ・名称:親不知(おやしらず)
- ・住所:新潟県糸魚川市市振~勝山
- ・公式サイトURL:(糸魚川ジオパーク)http://geo-itoigawa.com/index.html
お泊りなら民宿なんていかが?
旅行の楽しみのひとつ、宿泊は、ほとんどの場合ホテルや旅館などを利用されると思いますが、夏の時期なら特に、民宿に泊まってみませんか?今回紹介するのは「民宿 彦左衛門」です。都会の喧騒を忘れてのんびりできる、田舎の原風景がここにはあります。日中の観光で疲れた心と体をゆっくり休めて、翌日からの英気を養うにはもってこいです。■ 基本情報
- ・名称: 民宿 彦左衛門
- ・住所: 新潟県糸魚川市押上2-3-12
- ・料金: 観光の場合 1泊2食7000円 ビジネスの場合 1泊2食6000円(パジャマ・アメニティは持参)
- ・電話番号:025-552-7805
- ・公式サイトURL: http://hikoza.wix.com/hikozaemonn
ご当地グルメ「越後・糸魚川南蛮エビ」
海があるので海産物はもちろんおいしいのですが、その中でもオススメは南蛮エビ。甘エビの最高峰と称され、水深300~1000mの深海にすむエビです。その生態はとても不思議で、卵からかえったエビはすべてオス。5~6年はオスのまま過ごし、交尾をするとメスに転換するのです。市場にあがる形の大きいエビは基本的に5年以上生きているエビなので、ほぼすべてがメス。卵を抱いている確率も高くなる、というわけです。糸魚川市内の飲食店で、主に海鮮丼として食べることができますよ。糸魚川エリアのイベント
一年中楽しめるイベントのある糸魚川ですが、今回はその中から、夏~秋のイベントをピックアップしてみますね。車好きにはたまらない!クラシックカーレビュー
車ファンなら、クラシックカーは憧れる人も多いですよね。でも、なかなか走っているのを見かけたりすることはないもの。そんな貴重なクラシックカーを一度にたくさん見られるイベントがコレ。パレードやクラシックカーの展示がされるので、一度行ってみてはいかがでしょう?■ 基本情報
- ・名称:クラシックカーレビュー
- ・会場:フォッサマグナミュージアム
- ・会場へのアクセス:北陸自動車道 糸魚川ICより車で約10分
- ・問い合わせ:025-553-1785(糸魚川市観光案内所)
素材提供:トリップアドバイザー