大学内にミュージアムも併設！？東京都千代田区にある「明治大学」は学生の中心街

Junpei Abe

東京六大学のうちの一つ「明治大学」。都内を中心に幾つかのキャンパスがあり、千代田区・駿河台キャンパス、杉並区・和泉キャンパス、中野区・中野キャンパス、神奈川県川崎市にある生田キャンパスの４つを展開しています。名門私立大学としても有名な明治大学の駿河台キャンパスについてご紹介します。

１．「明治大学」とは？

明治大学は１８８１年、３人の青年法律家によって前身の「明治法律学校」として創立されました。法律学校が起源ですが、私立大学として初めて「商学部」「経営学部」を設置するなど、商学でも知られています。私立大学グループ『ＭＡＲＣＨ（明治・青山学院・立教・中央・法政大学の頭文字をとったもの）』を形成する一角で、現役高校生の希望大学調査では文系・理系どちらも、また男女ともに１位を占める人気の大学でもあります。

２. どんな魅力が？

就職にも力を入れており、大学志望者数ランキングでは常に上位に位置する明治大学。その魅力の一つになんと言っても「立地の良さ」が挙げられます。本部があり主要キャンパスである駿河台キャンパスは東京の中心・千代田区に位置し、東京駅からも新宿駅からもわずか２駅で最寄駅のお茶ノ水に到着。どこへ行くにも便利です。隣町は本の街で有名な神保町なので、調べ物にも便利です。

３．見どころ・お勧めポイント

東京国際マンガ図書館（仮称）

今や日本を代表するサブカルチャーである「マンガ」。海外では子供の読み物、というイメージがあるので、日本で成人男性が電車内などでマンガを読んでいる光景は衝撃的なのだとか。ところが大人が読んでも抵抗のないマンガでも、図書館のように保存・収集している施設はほとんどありませんでした。
そこでマンガ・アニメ・ゲームなどのサブカルチャーの複合的アーカイブ施設を設置しようと明治大学が主体で施設計画を進めています。しかし、完成までには時間がかかる為、現在は「米沢嘉博記念図書館」を先行施設として開館しています。

明治大学博物館

２００４年にそれぞれ独立して開館していた「刑事博物館」「商品博物館」「考古学博物館」の３つを統合して「明治大学博物館」として開館しました。その中でも特に有名なのが「刑事部門」です。ここは警察官に関する博物館ではなく、犯罪や刑罰に関する意味の刑事で、処刑具や拷問具を展示しています。「ギロチン」と「鉄の処女」（どちらもレプリカ）は日本で唯一の展示資料です。人権を無視した拷問という行為を通じて、人権尊重の理解を深めてもらう為の博物館で、無料で入場出来ます。

スカイラウンジ「暁」

レストランではありません。明治大学の学生食堂なんです。地上約７５ｍ、リバティタワー１７階に位置するこの学食のウリは眺望の良さです。晴れた日にはスカイツリーやお台場の観覧車、ディズニーランドなど、見晴らしのいい東京の景色を眺めながら食事をする事ができます。もちろん、味もお値段も文句なしです。学生だけでなく一般の方も利用が可能で、支払いにはＳｕｉｃａやＰＡＳＭＯも使えます。