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まだまだ寒さを感じる季節・・・早く春が来ないかと待ち遠しくなりませんか?そんな方のために春の訪れを一足先に感じることが出来る展示会をご紹介します。それは大和郡山市(奈良県)の「盆梅展」です。梅の花を見て春気分を先取りしましょう♪
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1.大和郡山盆梅展とは?
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奈良県大和郡山市内の「盆梅」愛好家による展示会。「盆梅」とは梅を用いた盆栽のことです。会場は郡山城跡、「盆梅」の展示としては珍しい場所で開催されます。開催時期は例年2月上旬から開始され、春を先取るには適した時期です。 ちなみに郡山城は、天下統一で有名な豊臣秀吉の弟、豊臣秀長が1585年に入城した歴史のあるお城です。大和郡山市は城下町として栄えました。
2.大和郡山盆梅展の見どころ
櫓(やぐら)の中に並ぶ、生命感溢れた数々の梅
展示場所は郡山城内の追手門、追手向櫓、多聞櫓の3箇所です。櫓(やぐら)とは、一般的に城郭に建てられた矢や鉄砲を発射するための建物です。簡単に言えばお城の防壁兼射撃場のようなものです。この櫓の中で、鉢に植えられた様々な梅が展示されます。「質実剛健」な雰囲気を醸し出している櫓内だからこそ、華やかで迫力のある梅がより一層映えるのです。櫓の中での盆梅展示、全国でも他の場所では中々見られない催しです。
展示数は約120鉢!
大和郡山市内の愛好家が育てた梅が約120鉢展示されます。テーブルに載せられない大きな梅の木も数多く見られ、その場にいるだけで春気分を満喫出来ます。甘酸っぱい梅の香りが辺りに広がります。また、作品一つ一つに名前がついており、愛好家の梅に込めた思いが伝わってくるようです。樹齢120年の「悠妃」
120年にわたり生命を維持してきた木ですが、いまだに花を咲かせており生命力の強さを感じます。威厳もあります。眺めているだけでパワーをもらえそうな古木です。
歴史ゆかりの梅
上の写真は「大納言」(豊臣秀長が朝廷より与えられた位)という名の作品です。他にも「順慶」(戦国大名で郡山城を築城。豊臣秀吉にも従い、戦国時代を生き抜いた武将)など、郡山城の歴史に絡んだ名前を付けられた梅が見られます。梅の鑑賞を堪能しつつ、郡山城にまつわる歴史を振り返る事も出来ます。盆梅の販売あり!
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屋外では、鉢植えの梅を販売しているスペースも見られます。盆梅未経験者で、いきなりこの場で買って育てようと決意する方は少ないかもしれませんが、老後の趣味になるかもな~と眺めるのもアリではないでしょうか。将来、盆梅を眺めながら、梅酒を一杯・・・というのもアリでしょう(写真はイメージです)。 3.訪れた人たちの声
http://plaza.rakuten.co.jp/0511katutyan/diary/201203020000/
大和郡山城の櫓の中に盆梅が展示されていて、一歩足を踏み入れると、 梅の良い香りが漂ってきます。そして可憐な梅の花にうっとり。
http://handmade01.exblog.jp/14327723/
地図はこちら
4.大和郡山盆梅展の基本情報
■ 基本情報
- ・名称:第12回 大和郡山盆梅展
・住所:奈良県大和郡山市城内町(郡山城跡) - ・開催期間:平成27年2月7日(土)~3月11日(水)
- ・開催時間: 9:30~16:30 (土・日・祝日は17:00まで)
- ・開催場所:郡山城跡 追手門・追手向櫓・多聞櫓
- ・料金:450円 (小学生以下は無料/60歳以上の方は400円)
- ・問合せ:盆梅展実行委員会 (0743-54-3050)
- 大和郡山市役所 地域振興課 (0743-53-1151 内線563)
- ・公式URL:http://www.city.yamatokoriyama.nara.jp/kankou/event/ume/003059.html