1.「南陽市」とは
山形県の南東にある人口約3万人弱の市。鶴の恩返しの民話が伝わる里として有名です。さらにスカイスポーツの大会が行われる場所でもあります。ぶどうやホップの産地で美味しいワインの生産地でもあります。2.魅力
山梨県についで全国第二位のぶどう出荷量を誇る山梨県。その中心部として南陽市があります。南陽市のぶどうで作られたワインはとても味わい深く、素晴らしいものです。その歴史は古く、明治半ばからワインの醸造が行われてきました。最初はアルコールを含んだぶどう酒でしかなかったものを、長い年月をかけて本格的な味わい深いワインに仕上げたのです。
3.歴史
北に丘陵、南に沃野、開湯900年余の伝統ある赤湯温泉や宮内熊野大社などの優れた伝統と歴史を持ったまちです。南陽市となったのは1967年と歴史も浅いものです。しかしその一方で市には積み重なり、悠久の歴史があるのです。長井・伊達・蒲生・上杉と続く武家統制の時代をさかのぼり、はるか昔の旧石器時代から続く生活の痕跡を辿ることができます。
4.行ったらできること
ぶどう発祥の地だけあって、ぶどう狩りも盛んです。人気のデラウェアをはじめとする様々な品種のぶどうをもぎ取ることができますよ♪取ったばかりのぶどうの美味しさはその場でしか味わうことのできる最高の贅沢です。
5.おすすめ観光スポット
南陽スカイパーク
標高500メートルの初級、中級者用から標高700メートルの上級者向けまである南陽スカイパーク。フライト可能エリアは3方向で、白竜湖周辺から発生する熱上昇気流や周辺から吹き上げる斜面上昇風は高高度、長時間飛行を可能にしてくれます。ハンググライダーやパラグライダースクールもありますので、空を飛びたい方にはもってこいの場所ですね!
ぶどう狩り
南陽市といえばやっぱりぶどう狩りですね!市内のいたるとこでぶどうのもぎ取り体験ができますよ。潤湿な空気と昼夜の温度差が美味しいぶどうを作り上げています。様々な品種があるので、どの武道が好みか食べ比べもできますね♪
さくらんぼ狩り
ぶどうだけでなく、さくらんぼ狩りもいいですね。南陽市は山形県でも有数のさくらんぼ生産量を誇ります。市内には観光さくらんぼ園があり、6月中旬から7月上旬にかけて楽しむことができますよ。綺麗なルビー色したさくらんぼは甘酸っぱく、瑞々しいものです。6.おすすめホテル
上杉の御湯 御殿守
創業380年の湯殿守は上杉家の別荘として利用されていた歴史があります。当時は赤湯御殿に併設して、赤湯温泉で一番古い大湯という源泉がありました。この大湯には上杉家の殿様の入る御殿の湯などがあり、あの有名武将・上杉謙信公も入っていたかもしれませんね。いきかえりの宿 瀧波
350年前の庄屋の館を母屋に持つ老舗旅館です。宿内は囲炉裏カウンターや和モダンな古民家ダイニングになっていて、趣きのあるところです。朝食にはつきたてのお餅を頂くことができますよ♪温泉は熱めのお湯で体の芯からあたたまることができます。7.おすすめ名産グルメ
オススメはやはりワイン!南陽市で作られたぶどうから採取したワインはそれぞれが個性豊かな味で好みのものが見つかるはずですよ。杜氏の技とこだわりが光る美味しい地酒を味わってみませんか。アルコールが苦手な方や未成年の方にはぶどうやさくらんぼなどの新鮮な果物もありますよ。8.イベント
南陽の菊まつり
全国一の技と文化を誇る南陽の菊まつり。菊花展鉢数約1200鉢が飾られる一大イベントです。県大会や県大会の最優秀賞受賞した菊や様々なテーマに沿った菊人形は素晴らしいものです。会場全体に展示された菊は華やかで、見学者を魅了してやみません。南陽市の菊つくりは上杉時代(17世紀初期)からはじまり、明治末期から大正時代にかけて菊の風格を慕う人々が増えました。はじめての菊人形は大正元年に作られたそうですよ。
9.アクセス
新幹線
JR東京駅から山形新幹線・2時間13分 JR赤湯駅(南陽市)車
東京川口JCTから東北自動車道・4時間 福岡(福岡飯坂IC) 国道13号線・1時間で南陽市に到着します。10.基本情報
■ 基本情報
- ・名称: 山形県南陽市
- ・住所: 山形県南陽市
- ・アクセス: 上記参考
美味しいぶどうやさくらんぼが楽しめる南陽市。ワイン好きな方にはぜひ一度は訪れていただきたい場所ですね!