網走市で人気のランチスポット５選。観光前に知っておきたいおすすめなお店とは

オホーツク海に面し、冬は流氷、秋はオホーツク海につながる塩水湖「能取湖」でサンゴ草が見ごろを迎える網走市。季節を問わずに楽しめるのは「網走監獄」でしょうか。そんな網走市でランチをするならどこがいいのか、お勧めをご紹介します。

１．回転寿し　かに源

回転寿司と侮ることなかれ。北海道発の回転寿司は美味しい所が多いのではないかと自負しているのですが、やはり道東の海沿いは別格です。釧路然り、網走然り。かに源のベルトコンベアに乗っているのは、ほぼ値段のポップだけ。新鮮な海の幸を、握りたてで召しあがれ～。
   

座ってすぐに食べられるし、混んでいてもお客さんの回転が速いので、意外とすぐに座る事が出来る回転寿司。時間のない時のランチにぴったりだと私は思っています。店名の割にはカニにこだわった寿司ネタがあるわけではないのですが、生牡蠣のお寿司があったり、タコの卵といったあまり見かけないネタもあるので、回転寿司かぁ、なんて言わずに網走に行ったら是非足を運んでみてください。

２. そば処 しば乃家

清里産のそばを石臼で挽き、斜里の来運の水を使って手打ちされた、本格そば。ウトロ産の白つぶをそばの上にたっぷり乗せた「つぶそば」や「網走湖名産しらうおのかけ天」、ズワイガニの天ぷらが豪快に乗った「かに天そば」など、地元や近郊の食材を使用した地産地消メニューが豊富です。
   

おすすめは１２月から２月中旬の期間限定メニュー「牡蠣そば」。これは網走の藻琴湖で獲れた牡蠣を使用したそばですが、藻琴湖産の牡蠣は獲れる期間が短く、手に入りづらいことから幻の牡蠣とも言われています。直売協力店等でしか購入できない牡蠣が食べられる、滅多にない機会を是非お見逃しなく！

３．博物館網走監獄　監獄食堂

網走の観光名所「網走監獄」で食事が出来るんです。博物館の外にあるので、入場料はかかりませんが、どうせなら博物館を見学してから、お昼の方がいいですよね。実際に食堂として使用されていた食堂棟を使用して、現在網走刑務所で実際に出されている食事のメニューを再現した「監獄食」を食べる事が出来ます。
   

もちろん、監獄食だけでなく普通のメニューもあります。実際の監獄農場で栽培・収穫された野菜を使用して作られる定食や、ご当地グルメとして市を挙げて取り組んでいる、たれに漬け込んだ鮭を揚げてご飯の上に乗せた「オホーツク網走ザンギ丼」も楽しめますよ。

４．カジュアルレストラン　アルカディア

網走駅の隣に店を構えるイタリアンレストラン。市内のホテルで料理長を務めあげたシェフが作るパスタは絶品です。カニなどの海鮮やエゾシカ肉など、他ではなかなか食べられない食材を使用したメニューもあり、駅前と言う事もあって観光客にも人気のお店です。
   

実はここのお店でも「オホーツク網走ザンギ丼」を提供しています。平べったい円柱に盛られたご飯の上に鮭ザンギが乗り、周りに野菜が添えられていて見た目がかなりオシャレ。味もバルサミコソースやマスタードで味付けされた洋風なんですが、これがまた合うんです。  

スタンダードなザンギ丼もいいですが洋風もお勧めですよ。

５．すし処　鮨勝

寿司の道に入って５０年のベテラン大将が握る寿司は、網走特産の「釣りキンキ」を始めとする、地元オホーツクの幸をふんだんに使ったメニューがいっぱい。カニの内子や外子、くじらの刺身などオホーツク産の珍味も味わう事ができます。
   

ランチではエビ、いくら、サーモンなど７種類の具材が乗った「ハマナス丼」を９００円、とリーズナブルな値段で頂けます。お勧めは釣りキンキと特製甘酢昆布の押し寿司。持ち帰りも出来るのでお土産にも出来ますよ。
実は網走は北海道で唯一、全国でも４ヶ所しかない捕鯨基地のある町。なので、是非くじら料理にも挑戦してみてください。折角網走でランチをするならやっぱり、新鮮な海の幸がお勧めです。