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四国の中北部、愛媛県の東予地方に位置する新居浜市。この地は江戸時代に開坑された別子銅山が産業基盤となり、非鉄金属・産業機械・化学工業などで発展し、瀬戸内の工業都市となりました。そんな新居浜市のおすすめ観光スポットをご紹介します。マイントピア別子 端出場ゾーン
江戸時代に開坑され新居浜市の産業基盤の礎となった別子銅山の施設跡などを利用したテーマパークです。貯鉱庫跡や大斜抗跡、レンガ水路跡、旧水力発電所などの産業遺産があり、道の駅マイントピア別子が併設されています。長さ333mの観光坑道では鉱山観光ができます。当時の生活をリアルに再現した江戸時代ゾーン、近代化が進んだ明治以降の銅山の様子を巨大パノラマと映像で楽しめる近代ゾーン、銅山での作業内容を遊びながら学べる遊学パーク体験ゾーンがあります。砂金採りの体験もできますよ。
■ 基本情報
- ・名称: マイントピア別子 端出場ゾーン
- ・住所:〒792-0846 愛媛県新居浜市立川町707-3
- ・アクセス:JR「新居浜駅」からバスで約15分
- ・営業時間:【鉱山観光】9時~18時(季節によって変動あり)
- 【砂金採り体験】9時半~16時
- ・電話番号:0897-43-1801
- ・料金:【鉱山観光】大人1200円、中・高校生800円、3歳以上600円
- 【砂金採り体験】中学生以上600円、3歳~小学生500円
- ・公式サイトURL:http://besshi.com/
マイントピア別子 東平ゾーン
別子銅山の最後の採鉱本部が置かれていた地区が端出場ゾーン、最盛期の拠点であった地区が東平ゾーンとなっています。標高750mの山中にあり、東洋のマチュピチュと呼ばれる天空の歴史遺産です。東平ゾーンまでは道幅が狭く離合困難な個所が多いため、地元ガイドが同行する観光バスが人気となっています。貯鉱庫跡、索道停車場跡、旧保安本部、旧変電所などがあります。東平歴史資料館には当時の町並みや学校を再現したジオラマや銅にまつわる製品の展示などがあります。マイン工房では銅板レリーフなどの体験をすることができます。
■ 基本情報
- ・名称:マイントピア別子 東平ゾーン
- ・住所:〒792-0846 愛媛県新居浜市立川町654-3
- ・アクセス:JR「新居浜駅」から車で約40分
- ・営業時間:10時~17時
- ・定休日:無休(12月~2月末は東平ゾーンに至る市道が通行止め)
- ・電話番号:0897-43-1801
- ・料金:マイン工房で体験は525円
- ・公式サイトURL:http://besshi.com/machu-pikchu/
別子銅山記念館
江戸時代から日本の貿易・産業を支え、現在の住友グループの礎となった別子銅山の歴史や技術を伝えるために住友グループ各社が共同で設立した企業博物館です。鉱山坑内を思わせる半地下式の建物となっており、建物の屋根にはサツキが植えられていて、市内でも有名なサツキの名所となっています。館内には泉屋・歴史・地質鉱床・生活風俗・技術を紹介する5つのコーナーがあり、開坑から閉山まで一貫した銅山経営などの貴重な史料などが展示公開されています。外には鉱石運搬などで活躍した日本最初の山岳鉱山専用鉄道「別子1号」が保存展示されています。
■ 基本情報
- ・名称:別子銅山記念館
- ・住所:〒792-0846 愛媛県新居浜市角野新田町3-13
- ・アクセス:JR「新居浜駅」から車で約12分
- ・営業時間:9時~16時
- ・定休日:月曜日、祝日、年末年始、10/17
- ・電話番号:0897-41-2200
- ・料金:無料
- ・公式サイトURL:http://www.sumitomo.gr.jp/related/index02.html
愛媛県総合科学博物館
自然館には宇宙のゾーン、地球のゾーン、愛媛のゾーンがあり、地球のゾーンの実物大の動く恐竜模型はイチオシです。科学技術館には素のゾーン、生のゾーン、動のゾーン、伝のゾーンがあり、立体周期表や人体のバーチャルフォトギャラリー、リニアモーターカーの体験などがあります。
■ 基本情報
- ・名称:愛媛県総合科学博物館
- ・住所:〒792-0060 愛媛県新居浜市大生院2133-2
- ・アクセス:【電車】JR「伊予西条駅」もしくは「新居浜駅」からタクシーで約15分
- 【車】松山自動車道「いよ西条IC」から約5分
- ・営業時間:9時~17時半
- ・定休日:月曜日、年末年始
- ・電話番号:0897-40-4100
- ・料金:【常設展示室】高校生以上510円、65歳以上260円、中学生以下無料
- 【プラネタリウム】高校生以上510円、65歳以上・小・中学生260円
- ・公式サイトURL:https://www.i-kahaku.jp/index.html
広瀬歴史記念館
明治維新の動乱から別子銅山を守り、近代化の推進に貢献した広瀬宰平の足跡を通して、新居浜市や日本の近代産業の歴史を紹介する記念館です。展示館と旧広瀬邸からなり、旧広瀬邸は貴重な近代建築として国の重要文化財となっています。展示館には別子銅山鉄道の切通を再現したジオラマ、宰平の人生を紹介する映像・実物資料・パネルがあり、銅山だけではなく日本の近代化のために奔走した活動など、多方面にわたる活躍を紹介しています。また、年に2回、広瀬文化として特別企画展が開催されます。
■ 基本情報
- ・名称: 広瀬歴史記念館
- ・住所:〒792-0046 愛媛県新居浜市上原2-10-42
- ・アクセス:JR「新居浜駅」から車で約15分
- ・営業時間:9時半~17時半
- ・定休日:月曜日、祝日の翌日、年末年始
- ・電話番号:0897-40-6333
- ・料金:高校生以上520円、中学生以下無料
- ・公式サイトURL:http://www.sumitomo.gr.jp/related/hirose/index.html
いかがでしたか?現在の新居浜市の基盤となった別子銅山について学ぶことができるスポットが人気となっています。ぜひ一度新居浜市を訪れてみてくださいね。