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昔ながらの沖縄の雰囲気が濃く深く残っている糸満市。那覇から近く、気軽に観光できるので観光客が多く訪れます。平和祈念公園やひめゆりの塔なども有名ですね。糸満市の観光情報をご紹介します!
糸満市とは?
沖縄本島の最南端に位置しているのが、糸満市。那覇から国道331号線を南へ走って約12キロと近く、思い立ったときに美しく広がる海を見ながら移動できる場所で観光客に人気です。郊外には、サトウキビ畑や赤瓦屋根が残る集落、戦跡など沖縄らしい風景と過去を教えてくれる場所があります。糸満市の魅力
しっかりと残り続ける沖縄の原風景が魅力です。作られたものではなく、ウチナーンチュ(沖縄の人々)が生きてきた沖縄が色濃く残っています。市街地の糸満ロータリー近辺には昔ながらの市場があって、海人(ウミンチュ。漁師のこと)の町ならではの雰囲気を楽しむことができます。糸満市の歴史
1944年(昭和19)の沖縄戦では、当時の人口の約4割弱の人々が尊い命を失いました。1971年(昭和46)に市制を施行して、新たに糸満市としてスタートとしています。そして1972年(昭和47)には本土復帰を成し遂げ、新生沖縄県となりました。国内唯一の住民を巻き込んだ地上戦となった沖縄戦。決して忘れてはいけない歴史があります。
糸満市に行ったら出来ること
平和祈念公園やひめゆりの塔をはじめとし、戦跡や慰霊碑・慰霊塔など平和にまつわるスポットも糸満に行ったら訪れたい場所です。
きれいな海と空も糸満市の魅力ですが、背負ってきた歴史が色濃く残る場所にも足を運んでみてください。
おすすめ観光スポット
ひめゆりの塔・平和祈念資料館
沖縄戦で亡くなったひめゆり学徒・教師の鎮魂のための慰霊碑です。ひめゆり学徒隊の「ひめゆり」とは、沖縄師範学校女子部と県立第一高等女学校の愛称。沖縄戦がどんなものであったのか、元ひめゆり学徒生たちの体験を通して、若い世代に戦争の実態を伝えています。
琉球ガラス村
沖縄の伝統工芸。戦後、駐留米軍が使用したコーラやビールの色つきガラス瓶を再生して、彼ら向けにガラスを作っていた歴史を背景に、沖縄独自のガラス文化が誕生しました。県内最大の手作りガラス工房で、自分だけの琉球ガラス作品作りに挑戦できますよ〜!
おすすめホテル
サザンビーチホテル&リゾート オキナワ
2009年5月にオープンした、本島南部初の本格リゾートホテルです。海と港の間に立ち、目前にはバーベキューやマリンアクティビティが充実したビーチがあります。ホテル内にも全長70mのガーデンプールやインドアプールを備える。水平線を見晴らせるチャペルでの「小さな結婚式」プランも人気のホテルです。民宿糸満ガリガリーおおしろ
店主の自宅を改装してオープンした民宿は親戚の家に帰ってきたような懐かしさを味わえます。沖縄の昔の写真や映像、ジュークボックスもあるレトロな雰囲気。多くの雑誌で取り上げられている人気の宿です。おすすめ名産グルメ
沖縄かりんとう
沖縄のお土産といえば、「ちんすこう」が有名ですが、かりんとうも人気なんです。紅芋かりんとう、黒糖かりんとう、そして、アセロラ味など、ちょっと変わった味も。沖縄の太陽をたっぷり浴びて育った食材が使用されているかりんとうをぜひ!
美らキャロット入り万能だれ
イチゴ並みに糖度の高い、まるでフルーツな、糸満名物の美(ちゅ)らキャロット。甘いのでジュースでそのまま飲めますし、ニンジン嫌いな子どもでも食べるそうです。この万能だれは、『美らキャロット』をふんだんに使用した甘みのあるタレです。お肉のつけダレや炒め物、サラダのドレッシングなど色々なお料理に使えると人気です!
イベント
糸満ハーレー
旧暦の8月15日に行われる糸満大綱引きと並んで糸満の二大年中行事の一つとして定着している、唯一の海の祭りが糸満ハーレーです。大漁と航海安全を祈願するウミンチュ(漁師)の祭りで、ウミンチュが名誉をかけてレースに臨む姿は、本当にかっこいいので是非ご覧ください!
いとまんピースフルイルミネーション
毎年12月中旬から新年1月3日頃まで、沖縄本島南部の糸満市にある糸満観光農園で行われるライトアップイベントです。平成11年(1999年)に沖縄戦終焉の地・糸満市から「平和への祈り」を光に託そうと始まりました。発電方式はエコロジーな風力発電というのもいいですね。
糸満市へのアクセス
■ 基本情報
- ・アクセス:
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車(レンタカーで)
那覇空港から「道の駅いとまん」まで、車で約20分。那覇市街地からは車で30分程度。 那覇空港より国道331号線を糸満方面へ南下し、瀬長島交差点を右折。豊見城道路に入りそのまま直進。右手に「道の駅いとまん」の看板があります。
路線バスで
那覇バスターミナルより約50分。路線番号89番[糸満線]のバス。西崎経由の場合:「西崎2丁目」か「西崎工業団地入口」で下車。徒歩約1分。航空隊経由の場合:「西崎入口」で下車。徒歩約15分。
- ・公式サイトURL:http://www.city.itoman.lg.jp/
青い海と広い空のもと、沖縄の原風景をのぞいてみましょう。平和への思いをはせたり、美味しい沖縄料理をいただいたり、いい時間が流れそうです。