TAKUMA KIMURA
かつては清水寺の奥の院といわれた法厳寺。牛尾観音、牛尾山とも呼ばれています。山の中腹にあるため、お寺に行くにはちょっとした登山をしているような気分になります。山道には滝や塚などもあるので、楽しみながら登って下さいね!
法厳寺とは?
牛尾山の中腹に位置し、宝亀9年の創建と伝えられています。本尊は十一面千手観音。家の主が神々に初穂を供える山として信仰され、観音像の下から湧き出る水は金生水と呼ばれています。毎年4月と10月の17日に御開帳法会として御本尊が公開され、春は採燈大護摩供、秋は大般若経の転読が執行されます。法厳寺の魅力やご利益
紀元前にご即位した垂仁天皇が、音羽山権現社を祀ったのが始まりと言われています。本尊の十一面千手観音は奈良朝時代の作品で、天智天皇が自ら彫ったという説も。豊臣秀吉や前田玄以が祈願に訪れたり、赤穂浪士の大石内蔵助良が毎晩、一目を避けて祈願したとも言われています。境内には、京都市の巨木・名木に指定されている大きな天狗杉があります。ムササビが住んでいるそうですよ~。法厳寺の見どころと観光スポット
修行
密教を中心とした修行を行っていて、修行の行場としての滝もあります。六大縁起という地、水、火、風、空、識の六つの修行を体験でき、内容は座禅、滝行、護摩、ハイク(ほら貝を吹きます)、鐘(掃除)、写経となります。自分で修行したい内容を選んだり、日帰りも可能とのこと。修行は不定期で行われるので、お寺に直接お問い合わせ下さい。音羽山ハイキング
山のふもとから法厳寺を通り、音羽山山頂まで行くコース。山道には見どころがたくさん! 聴呪ノ滝、夫婦ノ滝、音羽ノ滝などがあり、「大蛇塚」や「天狗の足跡」など故事や昔話にちなんだ遺跡もあります。法厳寺を過ぎ、山頂まで登ると比良山系を背景に琵琶湖の湖西を一望できる絶景が待っています。音羽山は標高593mと決してい高い山ではありませんが、コースはファミリーに最適です。是非、お試しを!光照寺
蓮如上人の隠居所として山科本願寺の東方に創設されました。堀や土塁で囲まれていましたが,山科本願寺とともに焼失、後に光照寺として復興しました。南殿は蓮如が延徳元年(1489)に75歳をの時に隠居所として建てられたもので、現在の光照寺を含む付近一帯に築かれていたそうです。持仏堂、山水亭、台所などが作られた立派なものでしたが焼失し、現在は山水亭などの南殿跡の遺構があるのみとなっています。
蓮如上人の隠居所として山科本願寺の東方に創設
口コミ
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— combat08 (@kogune_co) 2014, 9月 14
遠回りして牛尾観音に寄ってみた pic.twitter.com/okaXYieHDY
— uncle (@uncle60) 2015, 3月 17
おまけの京都方面 戻って牛尾観音に降りるか pic.twitter.com/wW43emMHsh
— Hanaten (@HanatenTw) 2014, 9月 21
■ 基本情報
- ・名称:法厳寺(通称牛尾観音)
- ・住所:山科区音羽南谷町1
- ・アクセス:山科駅から京阪バス20、21、小山バス停下車徒歩1時間。
- ・拝観時間:自由
- *4月、10月の17日のみ本尊の拝観可(自由拝観)。但し、10月のみ13:00~14:30の間法要有り、拝観不可。
- ・定休日:無休
- ・電話番号:075-581-1586
- ・料金:無料
- ・公式サイトURL:http://kyoto.hougonji.com/
天気のいい日にはハイキングをオススメします! 家族やお友達と楽しんで下さいね!