堤防沿いは桜の名所！京都にある「京都府立宇治公園」の魅力

トリップアドバイザー

有名な史跡などを周りながら豊かな自然の中をゆっくりと散策できるのも京都観光の醍醐味ですね。世界遺産「平等院鳳凰堂」など歴史的建造物がすぐそばに数多く点在している「京都府立宇治公園」は、そんな散策にぴったりの場所です。

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京都府立宇治公園とは？

宇治公園は、宇治川の中洲に浮かぶ塔の島と橘島（中の島地区）と、宇治川の左岸にある寄り道公園からなる公園の総称です。宇治川の川岸と塔の島・橘島はそれぞれ橋で結ばれて自由に散策ができるようになっており、地域の人々の憩いの場としての役割も果たしています。

京都府立宇治公園の魅力

季節に応じたさまざまな行事にも使用される宇治公園。春は「さくらまつり」、夏は「花火大会」、秋は「観月茶会」「茶まつり」など定期的にイベントが開催されています。イベントそのものだけでなく、四季折々に変化する周辺の美しい自然も同時に味わうことができますよ。

見どころ・お勧めポイント

堤防沿いは桜の名所！

どの季節も美しい自然が堪能できる宇治公園ですが、特におすすめなのが春の時期堤防沿いに満開に咲く桜です。毎年公園では「さくらまつり」が開催されていて、「春の市」では桜餅・花見団子、竹製品、花見弁当など春ならではの品々や宇治の名産品などを手に入れることができます。ポカポカ陽気のなかお弁当や団子を食べながら花見をぜひ楽しんでください♪

公園のシンボル・日本最大の石塔

「塔の島」には高さ15メートルの石塔が堂々とそびえ立っています。1286年に建立されたこの塔は、石塔としては日本最大のもので国の重要文化財にも指定されています。洪水や地震によってたびたび倒壊したものの、明治時代末期に発掘され修復・建造されたものが今にいたるまで残っています。公園を訪れたら少し足をとめて石塔が経てきた長い年月に思いを馳せてみましょう。

「源氏物語」最後の舞台・宇治

緑豊かな美しい景観のなかに、数多くの名勝・史跡が点在する宇治ですが、「源氏物語」最後の十帖の舞台となっていることも有名ですね。公園周辺では「源氏物語のまち」をテーマにした歴史街道としての整備も進められています。近くには国内唯一の源氏物語に関する博物館「源氏物語ミュージアム」もありますよ。今も親しまれている文学作品の世界にしばらくひたってみてはいかがでしょうか？