浅草周辺で食べることができるおでん屋さんをご存知ですか?肌寒い季節になってくると無性に食べたくなってくるのが、色々な具材が入った熱々の皆大好きなこの料理。そこで今回は、江戸情緒が今も残るこのエリアで、美味しいのにリーズナブルな価格で食べられると評判の人気店をピックアップして7軒ご紹介します。仕事を終えた後は、下町の人情と一緒の、温かいお食事を味わってみませんか。お供のお飲み物は、やっぱり日本酒ですよね。
1. 大多福
暖簾をくぐって中に入ると、カウンター席や座敷も有る50席ほどのレトロ感いっぱいの空間。床には、大きな石も敷き詰められていて思わず、昭和の時代にタイムスリップしたような錯覚を覚えます。
戦後から1日も休まず継ぎ足されてきた出汁は旨みの効いた関西風のあっさり味。おでん種は、定番の大根(310円)やつみれ(330円)から、鯨のころ 、 さえずりなどといった珍しいところまで常時30種類以上が取り揃えられています。その絶品の味を、日本酒などを合わせて堪能して下さいね。
■ 基本情報
- ・名称:大多福
- ・住所:東京都台東区千束1丁目6-2
- ・アクセス:つくばエクスプレス「浅草駅」から徒歩5分
- ・営業時間:17:00~23:00(日曜、祝日は~22:00)
- ・定休日:無休、3~10月は月曜、盆時期休、12月30日~翌1月4日休
- ・電話番号:03-3871-2521
- ・平均予算:5,000円
- ・公式サイトURL:http://www.otafuku.ne.jp
2. おでん 大月
店内は、カウンター席と座敷席など32席ほど、こじんまりとした落ち着く雰囲気がいっぱい。磨きこまれた白木のカウンターに座りおでん鍋を目の前にして、何を食べるか目で追いながら杯を傾ける…なんていう一人飲みが似合う雰囲気です。
こだわりのおでんは、創業当時から守り続けてきたまろやかな味。大根、たまご、ちくわぶなど定番のおでん種がシッカリ揃っています。特に、味が染み込んだ「じゃがいも」の味が格別。豊富に揃う日本酒の中から好きな酒を合わせていただきましょう。
■ 基本情報
- ・名称:おでん 大月
- ・住所:東京都台東区台東2-3-7 日興パレス秋葉原101
- ・アクセス:JR「御徒町駅」から徒歩10分
- ・営業時間:17:30~23:00
- ・定休日:土曜日、日曜日、第2水曜日、第3水曜日、祝日
- ・電話番号:03-3834-3630
- ・平均予算:3,000〜3,500円
- ・参照サイトURL:http://r.gnavi.co.jp/mz6gaezy0000/
3. おでん でん助
カウンター9席と小座敷6席ほどのこじんまりした店内は、良く磨きこまれた清潔感溢れる空間。ひのき一枚板のカウンターと、天井から下るダウンライトが落ち着いた雰囲気を生み出しています。カウンターに座り目の前のおでん鍋を目で追いながら、何を食べるか思案するのも良いもの。お酒がすすみますね。
枕崎の鰹節、利尻の一等昆布、平戸の飛魚や大分の椎茸など厳選した材料から丁寧に採った出汁を使った絶品のおでんを「おでんおまかせ盛合せ800円」でどうぞ。お酒は、久保田「萬寿」等の選びぬかれた日本酒か、「赤霧島」等の焼酎からお好みを合わせましょう。
■ 基本情報
- ・名称:おでん でん助
- ・住所:東京都台東区西浅草3-20-7
- ・アクセス:つくばエクスプレス「浅草駅」A2出口から徒歩4分
- ・営業時間:17:00~翌1:00
- ・定休日:火曜日
- ・電話番号:03-5830-7688
- ・平均予算:2,000〜3,000円
- ・公式サイトURL:http://densuke.tokyo
4. ひょうたんなべ 雷門店
店内にはカウンター席を含めて客席35席ほど。レトロでちょっと狭め、肩が擦り合う下町らしい雰囲気が漂います。L字型の良く磨きこまれたカウンターに座り、一升瓶の列を通しておでん鍋を目で追い、スタッフとの会話を楽しむ…。そんな一人飲みも楽しいものですね。
利尻昆布、鰹と鶏から丁寧に採った出し汁を使ったスープの中には、30種類以上のおでん種が盛り沢山用意されています。人気は自家製の「つみれ290円」「さつま揚げ230円」やテレビでも紹介された「じゃがいもバター180円」など。7品から18品の「おでん盛合せ」でいただきましょう。
■ 基本情報
- ・名称:ひょうたんなべ 雷門店
- ・住所:東京都台東区浅草1-2-9
- ・アクセス:地下鉄銀座線「浅草駅」1番出口から徒歩1分
- ・営業時間:月~土 17:00~24:00 、日・祝] 16:00~23:00
- ・定休日:年中無休
- ・電話番号:03-3842-1522
- ・平均予算:3,000〜4,000円
- ・参照サイトURL:http://r.gnavi.co.jp/g492120/
5. 浅草 和食 雷門き介
地下鉄銀座線「浅草駅」から徒歩1分ほど、隅田川近く江戸通りに面してビルとビルの間に佇む2階建ての一軒家「雷門き介」は、築50年の家をモダンな空間に作り変えた居酒屋さん。黒い外壁に、下町のレトロ感をあらわす入り口が目印です。築50年の一軒家をリニューアルした店内はモダンでシックな雰囲気に溢れています。1階はテーブル席、2階はお座敷と個室の計70席ほどの客席が用意され、デートから接待まで使い勝手の良いお店。女性スタフのキビキビとした応対と笑顔も魅力です。
ここでいただけるのは、あっさりした中にもコクと旨味が凝縮している京風おでん。たっぷり味がしみ込んだ熱々の大根を肴に日本酒を冷でいただく…至福の時間です。おでん種は19種類ほど。盛合せあるいは単品など、お好みでどうぞ。
■ 基本情報
- ・名称:浅草 和食 雷門き介
- ・住所:東京都台東区雷門2-3-12
- ・アクセス:地下鉄銀座線「浅草駅」から徒歩1分
- ・営業時間:17:00~23:00、ランチ(月~金) 11:30~14:30
- ・定休日:年中無休
- ・電話番号:03-5246-8221
- ・平均予算:ランチ 850円、ディナー 4,000〜4,500円
- ・参照サイトURL:http://r.gnavi.co.jp/g847501/
6. 君塚食堂
都営銀座線「浅草駅」から徒歩5分ほど、浅草寺西側の路地に佇む「君塚食堂」は昭和レトロ感いっぱいの大衆食堂です。常に開いている入り口にかかる赤ちょうちんが下町感をさらに強調。入り口のおでん担当のおばさんを含めスタッフのお姉さん方のテキパキした動きと笑顔も江戸っ子らしく魅力ですね。店内は40席ほどのテーブル席のみ。白いメラミンのテーブル、コップ、割り箸や湯のみなど昔のお店そのものの、なぜか落ち着く雰囲気です。
入り口外に熱々のおでん鍋。お店に入る時に、担当のおばさんに食べたいおでんの種と個数をまず、注文して下さいね。中に入り、席で待てばお皿におでんを盛って持ってきてくれるます。おでんは、種に関係なくどれも100円と言うのも嬉しいところ。また食べたくなるほどの本格的な美味しさです。
基本情報
- ・名称:君塚食堂
- ・住所:東京都台東区浅草2-3-26
- ・アクセス:都営銀座線「浅草駅」から徒歩5分
- ・営業時間:9:00~18:00
- ・定休日:不定休
- ・電話番号:03-3841-5686
- ・平均予算:〜1,000円
- ・参照サイトURL:http://www.hotpepper.jp/strJ000126690/
7. 丸太ごうし
都営浅草線「浅草駅」から徒歩7分ほど、浅草寺東裏の「馬道交差点」近くに佇む「丸太ごうし」は大正15年創業、三代続く東京おでんの老舗です。格子の壁と入口の引き戸に「おでん」の文字を染め抜いた赤ちょうちん。昭和そのものの雰囲気です。店内には、長いカウンターと背後の4人掛けテーブルが5つと奥の小上がり席、客席合計36席ほど。磨きこまれたカウンターに座り、四角のおでん鍋を目で追いながら、何をいただくか思案する…、カウンターの中のご主人におすすめを聞くのも良いかもしれません。
シッカリと出汁のが染みこんだ、鰹と昆布が効いた濃口醤油味の関東おでんをいただきましょう。25種類のおでん種に、大根「役者」やつみれ「世話女房」等の愛称をつけている遊び心も楽しいところ。熱々のおでんに、剣菱の「ぬる燗」そしてシメは茶飯、これが粋な江戸っ子です。
基本情報
- ・名称:丸太ごうし
- ・住所:東京都台東区浅草2-32-11
- ・アクセス:都営浅草線「浅草駅」から徒歩7分
- ・営業時間:17:00~21:30
- ・定休日:日曜、祝日
- ・電話番号:03-3841-3192
- ・平均予算:3,000〜4,000円
- ・参照サイトURL:http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13008582/
浅草周辺で食べることができるおでん屋さんをご紹介させていただきましたが、いかがでしたか?どこもリーズナブルな価格で、美味しいお食事がいただけるのが嬉しいですよね。味は、関東風や京風等、お店によって異なりますので、ぜひ食べ比べてみてください。また、夜だけでなくお昼も開いている所もありますので、ランチに立ち寄ってみるのもおすすめです。下町情緒溢れるこの街で、仕事終わりに同僚や上司と、お疲れ様の一杯を楽しんでみてはいかがでしょうか?
素材提供:トリップアドバイザー