野球拳おどりと、野球サンバで盛り上がる！松山まつりが熱い！

夏といえば祭り！　祭りといえば踊り！誰もが知っている(⁉)あの踊りと、情熱的なサンバのダンスが見られる「松山まつり」とは？

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「松山まつり」ってどんな祭り?

http://www.mcvb.jp/madonna/?p=4429

1966年（昭和41年）から1971年（昭和46年）まで行われた「松山おどり」を淵源とします。当時、愛媛は四国四県で唯一「踊り」がありませんでした。

地域発展のためにも、「わが地域に踊りを！」との強い県民の思いが「松山おどり」を誕生させ、第1回大会は周辺市町からも参加者が集うほどでした。しかし、評判は悪くないものの、今ひとつ市民権を得る事が出来ず、第4回大会で幕を下ろします。

そして「松山おどり」に代わり、満を持して登場したのが「野球拳踊り」だったのです。

「松山まつり」の魅力

野球拳おどり

http://applekininaruoyaji.com/matuyamamaturi-yakyuken/

♪や～きゅう～、す～るなら～、こ～ゆ～ぐあいにしやさんせ～。誰もが一度は耳にしたことがあろう「野球拳」。この「野球拳」が誕生したのがここ松山。

大正13年、香川県で実業団の野球大会が開かれます。この大会に伊予鉄電（現伊予鉄道）が出場するも完敗、ならば夜の懇親会を盛り上げよう、と作られたのが「野球拳」。

当時の伊予鉄電野球部副監督で川柳作家でもあった前田伍健が、『元禄花見踊』の曲をアレンジ。即興で詩を作り、振りをつけ、ユニフォーム姿で踊ると、大いに盛り上がったそうです。

その後宴会芸として松山市内に広がり、昭和29年には全国ブームとなってレコードが発売されました。以後松山まつりの中心として、現在まで市民に愛され続けています。

ちなみに、じゃんけんで負けると衣服を脱いでいく…というのは、後に宴会芸として広がったもので、「野球拳おどり」とは関係ありません。

野球サンバ

http://kikuma.exblog.jp/20183169

松山市政100周年を迎えた24回(平成元年)、新しい踊りが誕生します。その名も「野球サンバ」(作曲・ダン池田)。カラフルな衣装を纏い、情熱的なリズムに身を任せて舞うー。本場ブラジルからもダンサーが参加し、当時の松山市民を驚かせました。

サンバダンサーは年々増加し、最近では近県からの参加者も増えているようで、「野球拳おどり」とともに松山まつりのメインイベントとなっています。