六本木と言えば、肉大好きな外国人が集まる土地柄からか、数多くのステーキ店がひしめく肉激戦区として有名。一方、西麻布も焼肉店が立ち並ぶ肉激戦区として知られている。選択肢が多すぎてどの店にしようか迷ってしまいますよね。
そんな時は、肉激戦区の両エリアの中でも、肉ラヴァーの間で話題のこの4店に足を運んでみては?
<六本木編>
「格之進自社で熟成管理した門崎熟成肉のTボーンステーキ(100g・¥2,300)。肉は柔らかく、噛めば豊かな香が口の中に広がる。ほかにサーロイン、ヒレなど」
畜産が家業という環境に育ち、肥育段階から牛に熟知している千葉祐士さん。そんな彼が熟成和牛肉の美味しさを伝えようと、塊焼肉スタイルの『格之進R』に続いて2014年に開店させたのがこちら。
小柄で身が締まった雌牛を中心に、熟成に耐えられる物を見極めて枝肉を選定。当社独自の熟成させると旨みが増すんだ」(千葉氏)と、長期肥育した小柄の牛を一頭すべて熟成させて提供している。ここFはRと違い、すべてが調理された状態で供される。
Tボーンやサーロイン、ヒレなどダイレクトにその美味しさを楽しませるものばかりではなく、黒毛和牛のオイル煮やテリーヌ、カツレツといった気軽に食べられるバル料理まで用意している。3〜4人で出かけ、まずは前菜感覚でバル料理を楽しみ、メインとしてガッツリとステーキを楽しみたい。
独特の香、肉の柔らかさ、そして濃厚な旨みに、たちまち虜になること間違いなしだ。世界がこの美味しさに気が付く前に、ぜひ足を運び堪能しておきたい。
「しっかりと熟成させ旨みを増幅」
「ステーキ for two(2名用のTボーンステーキ)¥16,000。味付けは塩とバターのみ。皿ごと焼いているので熱々の状態で運ばれるが、ジューッという音とともに漂うふくよかな香りで、一気にテンションが上がる」
2014年2月の日本初上陸以来、その人気から丸の内店や大阪店など益々勢いを増しているNY発の極上ステーキハウス。
舌の肥えた美食家や多くのセレブを虜にしているステーキは、ダイナミックな見た目もさることながら、一口で圧倒されるほどのパワフルな旨みが何よりの魅力だ。
こだわりは品質と熟成、そして焼き。〝プライムグレード〞(USA農務省の格付けで最上級。牛肉全体量の約2%しかない)の牛肉を使用し、専用熟成庫で28日間ドライエイジング。
旨みが凝縮した肉を約900℃の高温オーブンで火を通すと、表面はカリッ、中からはじゅわりと肉汁が…。必食に値する美味しさだ。
熟成された肉の美味しさをボリュームたっぷりに堪能させてくれる。食べ慣れた鮮度のよい黒毛和牛とは違った、香り、旨みに驚かされるはず。なかでもTボーンステーキは、ぜひ食べてほしい逸品である。
<西麻布編>
「牛フィレ 雪崩焼き(右)¥1,950は、大根おろし(雪崩に見立てている)でいただく。至福の極厚切りタン(左)¥1,000~1,400。カメノコ(下)¥1,150。塊肉や希少部位の焼き加減は難しいので、スタッフに任せよう」
西麻布でバーを経営するオーナーが、「バー感覚で日々通える焼肉店があれば……」と考えて生み出したのがこの店。
焼肉激戦区にオープンしたのが2011年。鮮度のよい肉を¥500から提供してくれるリーズナブルさ。さらに4種類あるタレ、〆ものの豊富さなどで人気も定着。気取らず食べに行ける店として、肉ラヴァーから人気の店。
上質な肉(おもに宮崎牛のA5)をリーズナブルに提供するだけでなく、できるだけ多種類の部位を楽しめるようにと、すべて半量・半額で対応しているのが嬉しい。
しかも、「一人客の方には、〝お任せで〞と言っていただければ、各部位を一切れずつお出しし、好みや腹具合に沿って、流れや量を組み立てます」と店長から頼もしいお言葉が。
まるで一流寿司店のようなホスピタリティ。一人焼肉には心強い1軒だ。
「長期熟成 自家製パテ(右)¥600(1袋)と、自家製サルシッチャ¥500(2本)。ほかに140日熟成させた赤城牛の極上サーロイン¥3,300(100g)、熟成米沢豚の上ロース¥850(100g)など」
独学で極めた熟成肉を提供するとあって、麻布十番にオープンして1年足らずで人気店となった『旬熟成』のテイクアウト専門店。シンシン、ウチモモといった牛肉は140日以上、豚も上ロースを40日近く熟成させ、100gから販売してくれる。
旨みがグッと引き出され、スパイシーでナッツのような香をまとった肉は、ワインにぴったり。またパテやサルシッチャといった熟成肉を使ったデリも用意されている。こちらもしっかりとコクがあり、ほかでは味わえない旨さ。不定休なので、電話をしてから出かけたい。
歩留まりの悪さを気にすることなく、じっくりと時間をかけて熟成させた肉たちの美味しさといったら!ホームパーティなどで焼いて出せば、たちまちみんなの話題を独占できるはず。
お店で食べたい方は、麻布十番と六本木の間にある店舗にも足を運ぼう。
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そんな時は、肉激戦区の両エリアの中でも、肉ラヴァーの間で話題のこの4店に足を運んでみては?
<六本木編>
世界を唸らせる旨さの熟成肉『格之進F』
畜産が家業という環境に育ち、肥育段階から牛に熟知している千葉祐士さん。そんな彼が熟成和牛肉の美味しさを伝えようと、塊焼肉スタイルの『格之進R』に続いて2014年に開店させたのがこちら。
小柄で身が締まった雌牛を中心に、熟成に耐えられる物を見極めて枝肉を選定。当社独自の熟成させると旨みが増すんだ」(千葉氏)と、長期肥育した小柄の牛を一頭すべて熟成させて提供している。ここFはRと違い、すべてが調理された状態で供される。
Tボーンやサーロイン、ヒレなどダイレクトにその美味しさを楽しませるものばかりではなく、黒毛和牛のオイル煮やテリーヌ、カツレツといった気軽に食べられるバル料理まで用意している。3〜4人で出かけ、まずは前菜感覚でバル料理を楽しみ、メインとしてガッツリとステーキを楽しみたい。
独特の香、肉の柔らかさ、そして濃厚な旨みに、たちまち虜になること間違いなしだ。世界がこの美味しさに気が付く前に、ぜひ足を運び堪能しておきたい。
NY発の極上ステーキハウス『ウルフギャング・ステーキハウス 六本木店』
2014年2月の日本初上陸以来、その人気から丸の内店や大阪店など益々勢いを増しているNY発の極上ステーキハウス。
舌の肥えた美食家や多くのセレブを虜にしているステーキは、ダイナミックな見た目もさることながら、一口で圧倒されるほどのパワフルな旨みが何よりの魅力だ。
こだわりは品質と熟成、そして焼き。〝プライムグレード〞(USA農務省の格付けで最上級。牛肉全体量の約2%しかない)の牛肉を使用し、専用熟成庫で28日間ドライエイジング。
旨みが凝縮した肉を約900℃の高温オーブンで火を通すと、表面はカリッ、中からはじゅわりと肉汁が…。必食に値する美味しさだ。
熟成された肉の美味しさをボリュームたっぷりに堪能させてくれる。食べ慣れた鮮度のよい黒毛和牛とは違った、香り、旨みに驚かされるはず。なかでもTボーンステーキは、ぜひ食べてほしい逸品である。
<西麻布編>
寿司屋のようにお任せ可能な焼肉『NIKU-AZABU』
西麻布でバーを経営するオーナーが、「バー感覚で日々通える焼肉店があれば……」と考えて生み出したのがこの店。
焼肉激戦区にオープンしたのが2011年。鮮度のよい肉を¥500から提供してくれるリーズナブルさ。さらに4種類あるタレ、〆ものの豊富さなどで人気も定着。気取らず食べに行ける店として、肉ラヴァーから人気の店。
上質な肉(おもに宮崎牛のA5)をリーズナブルに提供するだけでなく、できるだけ多種類の部位を楽しめるようにと、すべて半量・半額で対応しているのが嬉しい。
しかも、「一人客の方には、〝お任せで〞と言っていただければ、各部位を一切れずつお出しし、好みや腹具合に沿って、流れや量を組み立てます」と店長から頼もしいお言葉が。
まるで一流寿司店のようなホスピタリティ。一人焼肉には心強い1軒だ。
自宅で楽しむこだわり熟成肉『AGING MEAT & DELICATESSEN 旬熟成』
独学で極めた熟成肉を提供するとあって、麻布十番にオープンして1年足らずで人気店となった『旬熟成』のテイクアウト専門店。シンシン、ウチモモといった牛肉は140日以上、豚も上ロースを40日近く熟成させ、100gから販売してくれる。
旨みがグッと引き出され、スパイシーでナッツのような香をまとった肉は、ワインにぴったり。またパテやサルシッチャといった熟成肉を使ったデリも用意されている。こちらもしっかりとコクがあり、ほかでは味わえない旨さ。不定休なので、電話をしてから出かけたい。
歩留まりの悪さを気にすることなく、じっくりと時間をかけて熟成させた肉たちの美味しさといったら!ホームパーティなどで焼いて出せば、たちまちみんなの話題を独占できるはず。
お店で食べたい方は、麻布十番と六本木の間にある店舗にも足を運ぼう。
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