阿久根市とは?
阿久根市は、鹿児島県北西部に位置し、高松川河口の阿久根港を中心に古来から海・陸の交通の要衝として海運業・商業などが栄えました。北部は激流が渦巻く日本三大急潮のひとつ黒之瀬戸を隔て長島町と接し、東部は出水市、南部は薩摩川内市と接しています。鹿児島県側で唯一橋繋がりで天草諸島に行くことができる街です。
阿久根市の魅力
東シナ海に面した約40kmにも及ぶ海岸線や、沖合いおよそ2kmに浮かぶ阿久根大島は、海水浴や釣りをするには絶好の場所です。沿岸を洗う黒潮は、至るところに亜熱帯の植物を育み、温暖な気候を利用した農業や水産業も盛んで、「ボンタン」「デコポン」などの柑橘類や、「伊勢海老」「うに」「きびなご」などの特産品が多いことも魅力です。阿久根市の歴史
阿久根は、平安時代末期に英祢(あくね)院と称され、その院司に任命されていた英祢氏により統治されてきました。その後、英祢は莫祢とも書かれ、15世紀中期に現在の「阿久根」になったとのこと。島津氏の統治後、明治4年の廃藩置県で鹿児島県に属し、明治22年の市町村制実施によって阿久根村となります。その後、大正14年に阿久根町になり、昭和27年4月に県下6番目の市として発足。さらに、昭和30年には、三笠町と合併して現在に至ります。
阿久根市に行ったら出来ること
おすすめ観光スポット
阿久根大島海水浴場
阿久根市街地から船で約10分、沖合3kmに浮かぶ、周囲4kmの阿久根大島に位置し、良質な水質と安全面に優れた海水浴場であり、日本の快水浴場100選に選定されています。道の駅阿久根
国道3号線に位置し、波やカモメをイメージしたブルーのレストハウスは東シナ海に面し、甑島列島やきれいな夕日を望むことができる絶好のビューポイントです。笠山観光農園あじさい園
脇本地区の笠山にあり、10,000㎡ほどの敷地に約50種類2,000株のあじさいが咲き誇ります。おすすめ名産グルメ
伊勢海老
阿久根の伊勢海老は、身がぎっしり詰まっていてプリップリです。うに
東シナ海の豊かな地磯で実る海藻を食べて育った「ムラサキウニ」は身が小ぶりでも深い味わいと甘みが特徴です。きびなご
阿久根のイチオシ「きびなご」は、透き通ったはだに青紫の帯が入り「波の滴」と称されるほどの美しさです。イベント
あくね新鮮おさかな祭り
阿久根新港水揚げ場で開催されます。限定の「さば飯」が人気です。阿久根みどこい祭り
阿久根新港で、約6,000発の花火が秋の夜空を美しく彩ります。阿久根市産業祭
阿久根の特産品が目白押しです。農産日や水産物など地元特産品が一堂にそろいます。■ 基本情報
- ・名称: 阿久根市
- ・住所: 鹿児島県阿久根市
- ・アクセス: ●車
- 九州自動車道〜南九州自動車道経由
- 福岡市内から約3時間30分 熊本市内から約2時間30分
- 鹿児島市内から約1時間30分
- ●JR
- 博多駅から
- 九州新幹線(博多ー出水)〜肥薩おれんじ鉄道(阿久根駅) 約2時間
- 鹿児島中央駅から
- 九州新幹線(鹿児島中央ー川内)〜肥薩おれんじ鉄道(阿久根駅)約1時間
- ●飛行機
- 鹿児島空港〜リムジンバス〜阿久根市役所 約2時間
- ・電話番号: 0996ー73ー1211
- ・公式サイトURL: http://www.city.akune.kagoshima.jp