文豪などの著名人が眠る！東京都豊島区にある「雑司ケ谷霊園」とは

東京都の都立の霊園で、著名人の墓が多いことでも有名です。各著名人の命日には、多くの花が供えられ冥福を祈っています。この霊園は夏目漱石の『 こゝろ』の中でも舞台として登場しているので、漱石ファンならピンとくるのではないでしょうか？

1、雑司ケ谷霊園とは?

非常に草花が多く、穏やかな霊園です。人工的な感じはなく森林のような美しさもあり、ケヤキの古木や銀杏の木が植えられていて秋には銀杏の黄葉が霊園を彩ります。自由な霊園なので、色んな国籍の人がここに眠っていますから、お参りする気持ちを忘れずに訪れましょう。

2、雑司ケ谷霊園の魅力

神葬墓地として明治時代に開設されましたが、今は共葬墓地とないました。豊かな樹々に四季折々の草花が美しい事でも有名で、雑司ケ谷散策を楽しむ人の目を楽しませます。江戸時代には、将軍家の鷹を飼育する御鷹部屋がこの地にあり、御鷹部屋の松と呼ばれる松がその名残となっているのです。著名人の墓が多いだけでなく、自然が豊な霊園である事も魅力の一つなのです。

3、雑司ケ谷霊園の見どころ

1、色んなお墓

こちらは特別に宗教的なものがないので、色んなスタイルのお墓を見ることができます。比較的自由な形の霊園ですので、像があったりするので驚きです。広い霊園に現代的なお墓から、定番のもの十字架などが広がっているので、手を会わせながら見て回りましょう。

2、文豪の眠る霊園

夏目漱石の『こゝろ』の舞台になったことでも有名ですが、泉鏡花や竹久夢二などの明治に活躍した文豪の墓がこちらにあります。『こゝろ』の中では、先生が友人の墓参りに雑司ケ谷霊園に行っていたとあります。毎月欠かさず先生が墓参りをした友人が誰かを想像するのも楽しいですね。

3、個性的な墓

耳なし芳一で有名な小泉八雲の墓石は自然石を使ったもので、棹石をその上に建てています。戒名ではなく『小泉八雲』とあるのも日本を愛したイギリス人らしいです。夏目漱石の墓は見た目に椅子のような形で少し大きめです。鏡子夫人の戒名と並んだ夫婦墓になっているのです。

4、雑司ケ谷霊園を訪れた人の声

5、雑司ケ谷霊園の詳細

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