標茶駅の時刻表は？周辺には何がある？利用する前に知っておきたい「標茶駅」の基礎知識5個

Kzaral

標茶駅とは？

標茶駅は北海道川上郡標茶町にあるJR北海道の駅で、冬の時期にはSL冬の湿原号が発着する駅としても有名です。この標茶（しべちゃ）という面白い名前はアイヌ語のシペッ・チャ（大きな川のほとりの意味）に由来しています。利用者人数は1日150人前後というかなり規模の小さな駅です。

乗り入れる路線

乗り入れるのはJR北海道の釧網本線。釧網本線は起点が網走駅で、終点は東釧路駅。塘路駅付近のサルルン展望台から見た釧網本線はとてもキレイと定評があります。有名なSL列車以外にも、漂流ノロッコ号や、くしろ湿原ノロッコ号、原生花園スタンディングトレインなどユニークな電車が走っていることで有名な路線です。

時刻表

利用者が少ないだけあって時刻表も隙間だらけ。1時間に一本…よりも少なく、６，７，９，１２，１４，１７，１８，２１時台しか電車はありません。特急のしれとこが出ていますが、これは標茶駅から釧路まで４９分です。普通列車なら５９分かかります。
時刻表

1日の駅利用者数

駅周辺には国道274号、国道391号があり、車でのアクセスも便利。駅周辺には標茶街役場や郵便局、駐在所、銀行、農協があり、これらの公共機関を利用するために電車にを使うということもあります。また標茶町バスターミナルがあり、町内各方面へのバスが出ています。

周辺観光スポット

JR標茶駅から車で25分のところにある多和平（たわだいら）。この一帯は展望地になっており、その面積は広大で2232ヘクタールもあります。草原には羊や牛が放牧されており、のどかな景色を楽しむことができます。西には雄阿寒岳などの阿寒連山や摩周湖の外輪山が見えます。展望台の近くにはレストハウスもあるので、朝行って、お昼ごはんをレストハウスで食べるのもいいものです。展望台に行くまではきれいな真っ直ぐな道が続いているのでドライブも楽しみながら展望台へ。展望台から眺める360度の大パノラマは圧巻！