佐渡グルメ１１選。佐渡にしめ、佐渡そばなど

佐渡に旅行に来た際に食べて欲しいご当地グルメを幾つか紹介していきたいと思います。佐渡に旅行に行ったら、新潟のグルメだけではなくて、佐渡のグルメを楽しんでもらいたいもの。

というわけで、今回はオススメの佐渡グルメをご紹介します！観光だけでなく、その土地ならではの食材などを使った美味しい料理を食べて、感じて胃袋も全て満たされるようないい旅にしてください。

佐渡にしめ

佐渡にしめとは、焼豆腐やコンニャク、人参などをおでん風に煮たの郷土料理。
汁が残らないほどに煮染めているため、「にしめ」と呼ばれています。
古くから続く家庭料理として、島民に人気の高い料理でもあります。
使う野菜に決まりはなく、季節ごとに家庭ごとに違う味になることも特徴です。

オススメのお店

「板前の店　竹屋」の佐渡煮しめを魚でアレンジした「魚の煮しめ」がオススメです。
ただし、前日までに要予約なので、食べたい方は是非予約してみて下さいね！

佐渡そば

佐渡そばは、独特のコシを持つ色の黒い田舎風そばです。
そば本来の香りが何とも食欲をそそります。
食べ方は、丼に盛ったそばに汁をぶっかけて食べる「丼そば」が一般的です。

オススメのお店

「七右衛門」は、創業200年の手打ち佐渡そばの老舗。
メニューはたったひとつ「そば」のみ！　冷たいトビウオの汁を佐渡そばにぶっかけて頂きます。
やや少なめの分量のため、１人で２、３杯食べる方も少なくないのだそう。

おこし型・やせうま

おこし型は、色鮮やかな団子生地を花や動物の形に型抜きした風土菓子です。
やせうまも同じくくりに入れられますが、こちらは着色した団子生地を金太郎あめのように切った菓子です。
佐渡では、ひな祭りの時に欠かせないお菓子として知られています。

オススメのお店

「しまや」は創業1808年の、団子の老舗。
おこし型の生産を生産をしているだけでなく、イベント等でおこし型作り体験等も行っています。
見た目もお味も素敵なおこし型、ご賞味あれ。

鮎の石焼き

鮎の石焼きは、焼き石の上に味噌で土手を作り、その中で鮎を焼くという羽茂地区の名物料理。
河原で拾った石を何時間も熱して作る、知る人ぞ知る料理なんですよ。
羽茂川ではアユ漁が８月１日と遅くに解禁されるので、８〜１０月半ばしか食べられないんです。

時期になれば川原で焼いているそうですが、地元の方にもあまり知られていない様子。
そんなレアなお料理、一度食べてみては！？

いごねり

佐渡のヘルシーなえご草と言う海藻を熱で溶かして作った伝統的な郷土料理になります。「巻いごねり」と「角いごねり」の二つの種類があり、佐渡で昔から親しまれてきたものです。

いねごり自体にはあまり味の特徴はありません。なので、「巻いごねり」はつるっとした食感できしめんの麵みたいなカタチをしていて、薬味、醤油をかけて食べ、「角いねごり」もちっとした食感なので好みの大きさにカットして酢味噌に和えたり、サラダに入れて食べるそうです。

オススメのお店

兼業として冬季限定で作っていた「いごねり」を、1970年代から専業として作って「いねごり」を販売している早助屋さんです。いごねりの早助屋と書かれているくらい島の多くで取り扱っていて購入することができます。

沢根だんご

相川金山へと続く沢根街道で、江戸時代から作られている団子になります。佐渡産のコシヒカリを使い、水の力で動く水車でひいて粉にしてつくる団子になります。

１時間に１キロ程度しか上新粉にならない貴重な粉で作られたお団子は、透き通るくらいに薄い皮にあんが包まれている一口サイズのお団子で口に入れるととろりと溶けてほんのり甘くておいしいそうです。

オススメのお店

沢根だんごは、おこし型・やせうまの際に紹介した「しまだ」と「池田菓子店」の２店舗でしか製造していません。味に大差ないそうですが、食べ比べも面白いかもしれません。

佐渡天然ブリカツ丼

ブリと言うと出世魚で富山の氷見産の寒ブリなども有名ですが、冬に北西の寒風が吹き込むと南下を始め、どこよりも早く佐渡島で水揚げされており「佐渡一番寒ブリ」と平成１８年からＰＲもされています。

そんな氷見産に負けず劣らずの天然の脂ののった美味しいブリを使ったカツ丼になります。地元の食材だけで作ったどんぶりを参加店舗で食べることができます。佐渡の特産を詰め込んだ新しいご当地グルメになるのでブリの旬の時期に観光の際には一度食べてみてください。

オススメのお店

基本はお寿司屋さんで、定食、丼物、ラーメンなどメニューも多彩にあるお店になります。佐渡天然ブリカツ丼の参加店舗の一つのお店になります。

ながも

一般的にはアカモクと呼ばれている海藻の一種になります。１月の末から２月中旬くらいまでのわずかな期間にだけ収穫されていて納豆などのように粘り気があるのが特徴です。生のままだと茶褐色だけど、熱を加えることで鮮やかな緑色になります。

汁物に入れたり、酢で和えたり様々な食べ方ができ、古くから佐渡で愛されているグルメになります。ヘルシーで食物繊維も豊富なので女性にはおすすめのグルメになります。

オススメのお店

ながもの入ったそばを食べられるお店。佐渡汽船ターミナルにあり、朝早くから営業しているので朝食に食べることもできますね。

おけさ柿

新潟県佐渡市･羽茂地区で生産されている八珍柿を改良した柿になります。甘くてジューシーなとろける舌触りの種無し柿になります。

そのおけさ柿を使って、カレーやゼリー、アンポ干柿などがあります。旅館などではおけさ柿のシャーベットを出してるところもあるそうです。柿の旬の時期に訪れた際にはおけさ柿を是非味わってみるのもいいのではないでしょうか？

オススメのお店

おけさ柿以外にも、ル レクチエと言う洋ナシなども販売しています。おけさ柿の加工品などもあるのでお土産にもいいですね。

佐渡イカ

佐渡では年中イカが獲れることで有名で、特に夏の夜の海に点々と灯る漁火は佐渡の真イカ漁を告げる風物詩にもなっています。佐渡のイカはお刺身やイカソーメン、一夜干しなどの加工食品にされて親しまれています。

佐渡は海鮮もよく獲れて中でも、イカは新鮮で絶品なので旅行に来た際に、食べたりお土産に加工食品を買うことをおすすめします。様々な加工食品がありお酒の肴にもいいですね。

オススメのお店

オンラインでの販売のみですが、なかなか佐渡にいけなくても佐渡イカの加工食品を気軽に味わうことができます。

佐渡牛

自然の多い島の佐渡で育った、黒毛和牛。生産数が少ないために「幻の牛」とも呼ばれています。佐渡の中でも食べられるお店は限られているお肉になります。

佐渡で生まれた子牛たちは競りにかけられて海を渡り各地方のブランド牛にもなっています。そのため、佐渡牛になるのは生まれた全体の１～２割程度といわれています。各地方のブランド牛の元になっているのがこの佐渡に生まれた牛なんてびっくりですよね。

オススメのお店

幻の牛と言われるだけあり、ほとんどのお店では予約なしで食べられないところ「こさど」さんでは予約無しでもいただけることがあります。

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いかがでしたか？佐渡で食べられるグルメの数々はどうでしたか？どれも地元の風土などが生んだ美味しいものばかりになります。旅行に来た際には、観光と一緒に地元の食材を使った美味しい料理を味わってお腹いっぱいに満たされてください。
是非、佐渡ならではのグルメを楽しんで下さいね！